現時点で完成度の高い馬を狙う。
4月27日(土)は、東京メインGⅡ3歳青葉賞が
行われます。
今回の出走頭数は16頭。
今回の青葉賞のメンバーは、血統的には間違いなくGⅠ級
といえる馬がかなりいますが、現時点ではそれほど強い印象はなく
有力どころでない馬も付け入る隙はありそう。
その有力どころの重賞2着馬の2頭についてですが、
ランフォザローゼスに関しては、ルメール騎手が騎乗。
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しかし、ルメール騎手には、すでにダービーでサートゥルナーリアに
騎乗予定が決まっており、ランフォザローゼスはいわば、サートゥルナーリアが
万が一出走回避する事になった場合の保険のような馬。
もちろん、青葉賞を勝つか2着になった場合ですが、まあそれでも
ルメール騎手には、他にも乗れそうな馬が沢山いますので、ここは
当然ですが、休養明けという事もありメイチ仕上げではないでしょう。
また皐月賞で7着だったラストドラフトには完敗しており、ランフォザローゼス
の力も現時点では、本命に出来るほどの馬か微妙。
もう少し素質が開花してこないと、何とも言えないのが現状です。
血統的には、エアグルーヴ、ディープインパクト、キングカメハメハなど
物凄い血統なわけで、能力が開花すれば、凄い馬になる可能性は秘めている
と言えるでしょうが、もうしばらく後だと思います。
さらに、近走のルメール騎手は絶不調。
乗れてないという点においても今回はプラスではないでしょう。
次にウーリリですが、同じ血統の兄にマカヒキがいます。
それを考えれば、間違いなく今回のメンバーでは上の素質。
ですが、体質が弱い面があるらしく、あまり強い調教を積めない
ような話もあり、まだ馬に身が入ってないとの事。
もちろん、それでも前走GⅢ毎日杯で2着に来たのですから、能力は
高いと言えるでしょう。
ただ、マカヒキがすでにこの時期には皐月賞で2着になり、ダービー候補と
言われていたのに対し、ウーリリは正直そこまでの評価ではなく、完成される
までは、かなり時間がかかりそうな感じがします。
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ピースワンパラディ未知の魅力。
そこで今回の青葉賞で狙ってみたいのが、未知の魅力を
持つ、ピースワンパラディ。
新馬戦、フローラルウォーク賞と2戦未だ負けなしの馬ですが
どちらもマイル戦での勝利であり、今回は距離が一気に伸びます。
血統も母系色が強ければ、マイルがベストであり、距離適性という
点でマイナスですが、父系であれば、何と言ってもダービー馬の
ジャングルポケットですから、2400mは楽にこなせるでしょう。
そして、ジャングルポケットと言えば、東京コースが大得意。
3戦してすべて1着でしたからね。
その父の能力を引き継いでいれば、ここはかなり楽しみと言えます。
加えて、鞍上の戸崎騎手は、今絶好調!
先週のGⅡフローラSでも、ウィクトーリアに騎乗して、スタートを決めれず
陣営もダメかと思っていたところにまさかの差し切り勝ちをおさめるという
新境地を開いたレースを見せました。
天皇賞春でも、シャケトラに乗るはずが乗れなくなったと思ったら、まさかの
グローリーヴェイズでの騎乗と思わぬ事が戸崎騎手の身に起こっています。
つまり、彼には今、運があるという事です。
こういう流れがある時は、騎手も含めて乗ってみるのも手だと言えます。
後方一気で突き抜ける可能性もありますからね。
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