淡路特別、両者再び！
３月１０日（日）の阪神９Rは淡路特別。
１０００万特別戦の芝２０００ｍ。
出走頭数は、１０頭。
頭数も少ない事から、各馬紛れなく力を発揮できるでしょう。
そして、今回このレースで注目したい馬は２頭。
それは、アロマドゥルセとプリンスオブペスカ。
この２頭は、以前５００万クラスの生田特別で
対戦しており、その時の人気はプリンスオブペスカが
１番人気でアロマドゥルセが２番人気でした。
しかし、レースが終わってみれば、アロマドゥルセの圧勝。
騎手の判断力の差もあったと思います。
今回はお互い１０００万クラスに上がっての両者
再びの対決となりました。
注目の一戦です。
その前に展開も含めて、出走各馬の分析を
していきたいと思います。
スポンサーリンク
展開は、平均以上濃厚！
今回は出走頭数１０頭と少ないものの
脚質が極端に分かれるという珍しいケース。
逃げ先行馬が６頭に対し、残りの４頭は
ほぼ追い込み馬と言ってよい脚質。
しかも、追い込みとは言っても、うち２頭は先行で
競馬をした事もあり、実質のところ、追い込み馬は２頭。
つまり、明らかに前よりの傾向が強いため
後方で脚を溜めた馬が有利になりそうな
展開になりそうな気がします。
各出走馬について。
アドラメレク。
ディープインパクト産駒ですが、完全にダート馬。
前走は逃げて勝っていますが、芝レースではないので参考外。
芝レースでは、余程時計が掛からないと厳しい。
アロマドゥルセ。
正直今回は、一番展開的に見ても、条件的に最高の馬でしょう。
鞍上がデムーロ騎手ではなく、松若騎手なのは
マイナス材料ですが、流石に展開の恩恵があれば
十分勝ち負けになると見ます。
確実に追い込んで来るでしょう。
ウインガーネット。
ダート馬。芝コースも走っていますが、強調材料はなし。
雨馬場などで時計が掛かれば、掲示板くらいはといった感じ。
エーティーラッセン。
阪神コースは得意で、馬券内を外したことは一度もない馬。
前走も逃げて２着に粘るなど、侮れない馬ですが
今回は、展開が向かない気がします。
番手の競馬も出来ますが、逃げて味のあるタイプ。
同型との兼ね合いが気になるところ。
スポンサーリンク
シーズプラッシュ。
中京の芝２０００ｍでは、まずまずのタイムを持っていますが
２４００ｍは、距離が少し長い印象。
ピッツバーグ。
１走前の東京箱根特別では、スローの逃げに
持ち込んで２着を確保。
この馬も逃げて味のあるタイプですが、
スローの逃げでないと厳しいタイプ。
プティットクルール。
先行して粘りこむタイプの馬で、スローペース希望。
早い時計になれば厳しい。
プリンスオブペスカ。
今回の鞍上は藤井騎手とこちらもアロマドゥルセ同様
騎手はマイナス材料ですが、展開は向く。
ただ、阪神コースはあまり得意な方ではなく
アロマドゥルセを負かしに行くような競馬で
早仕掛けをすると厳しいかもしれません。
出来れば、アロマドゥルセを後ろから見ながら競馬をしてほしい。
メイショウカミシマ。
阪神コースは得意で、２４００ｍもOK。
鞍上との相性も良いが、こちらも展開はスローが希望。
おそらく前で粘るとすれば、この馬とエーティーラッセンでしょう。
ただ、ドスローの展開にはなりずらいので、粘り切れるかですね。
ヴィッセン。
８歳せん馬で上がり目もないですし、先行馬で展開も向かないでしょう。
おそらく良馬場になる。
日曜の阪神の天気は、曇りのち雨ですが
その雨も予報では夜からみたいなので
おそらく芝コースは良馬場になるでしょう。
ですので、スローペースの展開にさえならなければ
２４００ｍの時計は、２分２５秒～２６秒くらいの
走破時計が予想されます。
アロマドゥルセもプリンスオブペスカもいつも前が
スローになるので、早く仕掛けをせざるを得ない展開が
続いていましたが、今回はどうやらゆっくり追い出しを
待って、力を出し切れそう。
どちらの末脚が勝つか楽しみですね。
スポンサーリンク
