2018釜山S!久々に勝てるチャンスがやって来た。
ちょっと見落としていたレースがありました。
8月25日(土)小倉11R釜山S。
何気なく各馬を見ていると、突然この馬しかないという馬が浮かび
上がりました。
えっ!もしかして勝ちまであるんじゃないか。
そのくらい自信があるレース。
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ただ気になる所は、高齢馬であるという1点のみ。
ですが、連闘であるわけでもないし、得意の1700mという舞台で
ならば、十分勝負になるでしょう。
馬の名前は、ベルウッドテラス8歳せん馬。
前走の薩摩Sは、ウェスタールンドの強さの影で他の馬はかすんでしまい
ましたが、実はベルウッドテラスが上がり最速での4着。
秋山騎手が上手く乗ったという事もありますが、先行有利の中で
しっかりと追い込んできた馬の力も軽視はできない内容。
そして、今回はまたも秋山騎手が続けて騎乗してくれます。
さらに前走2着のタガノディグオが斤量57.5キロ、
前走3着のメイプルブラザーが斤量57キロなのに対し、
ベルウッドテラスは、前走の斤量57キロから53キロと一気に
斤量減のありがたいハンデ戦。
1キロで0.2秒縮まると言われていますので、そうなると4キロ
軽くなれば、0.8秒です。
0.8秒前にいけるなら、ベルウッドテラスの勝ちという事になります。
まあこれは、あくまでそう言われているというだけの話ですので、今回のレースに
直結する内容ではありませんが、確実に57キロよりは53キロの方が
プラスなのは間違いないでしょう。
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ベルウッドテラス向きの流れ。
今回の釜山S、ベルウッドテラスを本命に推した理由は、斤量だけでは
ありません。
秋山騎手の続投も理由の一つですが、一番はやはり展開です。
前回の薩摩Sは、先行馬有利の平均ペースでしたが、今回の釜山Sは
頭数がそれほど多いわけでないのにも関わらず、前を主張したい馬が
沢山います。
前走逃げたタガノディグオはもちろんの事、1番枠で最軽量ハンデのセンターコロナ。
大外枠のメイショウバッハも先手を奪わないと勝ち目のない馬。
テルペリオンを始め他の馬も早い上がりの脚がない事から、とにかく先行したい
馬ばかり、唯一後方から上がりを使えるのはメイプルブラザーくらい。
そうなれば、おのずとペースが上がるのは間違いでしょう。
平均以上かハイペース必至の流れになると見ます。
前が早くなれば、まさにベルウッドテラスにとっては、願ってもない展開。
内枠インで脚をためて、直線手前くらいからゴーサインを出せば
一気の差し切りも十分ありえます。
ベルウッドテラスが、前走と同じくらいの状態で出走してくれば
ほぼ確勝と言ってもいいでしょう。
あとは、騎手の手綱さばきですが、名手秋山騎手は、あの天才ムーア騎手も
日本人騎手の中で1,2位を争うほど上手い騎手と絶賛するほどの腕前。
1,2位の上手さというなら、なぜリーディング争いをした事がないのかと
言われてしまいますが、上手いとリーディングは直結しないのです。
秋山騎手は、どちらかと言えば四位騎手タイプ。
スマートな騎乗を心掛ける馬の安全第一主義のタイプの騎手。
ですから、あまり強引な騎乗はしません。
しかし、技術力は高い騎手ですので、展開がハマり馬が本来の力を
出せる状態であれば、腕前をいかんなく発揮します。
最近のレースでいえば、アイビスサマーダッシュ優勝のダイメイプリンセス。
新潟直線芝1000mは、騎手の腕がかなり重要なレース。
秋山騎手が上手い事を証明しているレースでもあります。
そして、今回の釜山Sはまさに秋山騎手が実力をそのまま発揮できる
レース。好位のインでじっと我慢してあとは、最後突き抜けるだけです。
展開通りに事が進めば、まず勝ち負け濃厚のレースと言えるでしょう。
レースが楽しみです。
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