魅力の新進気鋭！ウェスタールンド。
芝では、もう頭打ちになっていた状況でしたが、２０１８年の
今年６月にダートに転向すると、あっという間に２連勝。
一気にOPまでのし上がる。
そして、前走のシリウスS（GⅢ）阪神ダート２０００ｍ戦。
ここで、ウェスタールンドは、不運ともいえる大外枠を引いてしまう。
シリウスSの過去１０年の成績を見ると、明らかに有利なのは内枠。
本来ならば、上がり馬なわけで上位人気になっても、おかしくない馬
でしたが、初距離と大外枠が嫌われて７番人気。
しかし、そんな評価とは裏腹に、ウェスタールンドはここでも強い競馬を
魅せました。
オメガパフュームには、クビ差及ばずの２着ですが、上がりの脚はメンバー中
最速。しかも、勝ったオメガパフュームは、その後JBCクラシックでも２着に
入るほどの強豪馬。
その馬相手に差のない競馬を演じたわけですから、かなり強い馬であると言えるでしょう。
今回の武蔵野Sの舞台である東京ダート１６００ｍも初距離初コースとなりますが
今の勢いなら、好走する可能性は高いと見ます。
そして、何と言っても今回の鞍上は、オドノヒュー騎手。
先週のアルゼンチン共和国杯で、パフォーマプロミスを勝利に導いた
ジョッキー。
北村友一騎手も良い騎手ではありますが、この乗り替わりはプラスと
見ていいでしょう。
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ギアが替わるナムラミラクル！
左回りコースが得意で、近走は東京コースでの良績が目立つ馬。
前走のグリーンチャンネルカップも、最後サンライズノヴァの
豪脚に屈しましたが、あわや勝利といえるほどの好走ぶり。
素質が開花しつつあるようです。
そして、今回は、なんと今秋絶好調のルメール騎手が
騎乗する事が決定。
この馬の主戦と言えば、藤懸騎手でしたが、ここでルメール騎手と
スイッチしたわけですから、余程この馬が強くなったという証拠でもあります。
そして、間違いなくルメール騎手は、ナムラミラクルのギアを
１段も２段もアップしてくるでしょう。
さらに今回は、お手馬としていたユラノトも出走してくるのに
そちらを選択せず、ナムラミラクルに乗って来るのですから
こちらの馬に対する期待は相当なものなのでしょう。
ユラノトと言えば、前走の函館マリーンステークスで
ハイランドピークを破って勝利したほどの馬。
ユラノトがかなりの素質馬である事は、間違いない訳でそう考えるとルメール騎手が乗ったナムラミラクルが
どれだけの強さであるのかが楽しみです。
鞍上超強化しての１戦。
８歳古豪にして未だ衰え知らず、インカンテーション。
本当に凄い馬としか言いようがないです。
昨年のこのレースから三浦皇成騎手が手綱を
握り、優勝。
そして、今期はこれまで３戦してすべて馬券内。
またGⅠフェブラリーステークスでも、ハイペースの中
前の馬がバタバタと止まり総崩れの中、その中でも前目
７番手に位置したこの馬だけが３着と好走。
しかも、優勝したノンコノユメとの着差は、僅か０．１秒。
かなりタフなレースの中、強い競馬を見せました。
前走のプロキオンSは、勝ったマテラスカイが強すぎたという印象だけが
残りましたが、この馬も離されてはいますが、２着と好走しています。
今回は休み明けになりますが、休み明けも苦にしない馬なので問題ないでしょう。
ただ気になるのは、やはり年齢ですね。上積みはないでしょうけれど、一番
心配なのは、衰えです。
衰えさえなければ、得意の東京ダート１６００ｍですから、間違いなく好走
してくるでしょう。さらに今回も昨年同様ペースもこの馬に向きそうな感じ。
２連覇も十分ありえると思います。
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豪脚さく裂なるか！サンライズノヴァ。
東京ダートと言えば、サンライズノヴァ。
近６走は、すべて東京ダートであり、もはや東京専用の
馬であると、陣営も腹を決めた模様。
そして、鞍上は戸崎騎手。
今回もおそらく１番人気濃厚の馬。
ただ１４００ｍのならば、GⅠ級の力があると
言える馬なのですが、１６００ｍだとどうしても注文がつくタイプ。
前走みたいに出遅れてしまうと良くて掲示板。
さらにスタートを決めても、ペースが平均以上に上がってくれなければ、届かずと
いうケースが目立ちます。
１４００ｍ戦だと、どんな展開でも確実に追い込んでくるんですけどね。
それでも、メンバーレベルの落ちるOP特別ならば、１６００ｍ戦でも
勝てる確率は高いですが、メンバーレベルが上がる重賞戦では
余程展開に恵まれないと勝ちきるのは厳しいでしょう。
今回はこの４頭で決まると見ています。
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