2018シリウスステークスはオメガパフュームが制す!

強かった3歳馬。オメガパフューム。

2018年9月29日(土)阪神のメインGⅢシリウスステークスは、

2番人気に支持されたオメガパフュームが見事勝利。

当初はデムーロ騎手が騎乗予定だった馬ですが、騎乗停止期間という

事で和田騎手に乗り替わり、見事代役を果たしました。

展開が良かったとはいえ、まさか3歳馬が古馬を圧倒して重賞を勝つとは

思いませんでした。

和田騎手の騎乗ぶりも見事でした。

上り最速で2着のウエスタールンドを首差で抑えての勝利は、格別だったのでは

ないでしょうか。

和田騎手は、今年重賞2勝目。

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1勝目は宝塚記念のミッキーロケットで、テイエムオペラオーへのはなむけと

なった男泣きの勝利。

そして、2勝目はデムーロ騎手の代役。デムーロ騎手と和田騎手と言えば、最近では

モズカッチャンがどうしても脳裏によぎります。

和田騎手が主戦として乗っていたモズカッチャンがデムーロ騎手に乗り替わり

エリザベス女王杯で優勝。和田騎手はクロコスミアで2着と健闘も、レーズ後には

デムーロ騎手から和田騎手にごめんなさいという言葉があったようです。

ごめんなさいの意味は、デムーロ騎手がモズカッチャンを和田騎手から奪って

しまった事を指して言ったのでしょう。

競馬の世界は、厳しい世界ですから時には、悔しい乗り替わりもありますが

これは仕方のない事。

和田騎手もその事は重々承知の上で、デムーロ騎手に賛辞の言葉を送ったそうです。

今回のレースは何となく、そんなやり取りがあった和田騎手とデムーロ騎手の

縁みたいなものを感じました。

きっと、デムーロ騎手から和田騎手へ今回の優勝おめでとうと言葉が届いている

のではと想像しています。

しかし、2着のウエスタールンドも強かった。大外枠を引いてしまった事で

厳しい展開が予想されましたが、そんな予想をくつがえしての2着は立派です。

ダート路線に転向して、好走を続けてきた力は本物だったと言えるでしょう。

今後は出走してくれば、まず人気馬になる事は間違いないでしょう。

かなり楽しみな1頭です。
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馬群に沈んだグレイトパール。

前走直線で脚色が鈍ったグレイトパール。

今回の惨敗の兆候は、やはりあったと言わざるを得ない

レース内容でした。

前走は、過去最高の馬体重という事も最後止まった原因と言われていましたが

実際はそうではなかったのでしょう。

前走の敗因を踏まえ、陣営も今回はきっちり絞って、前走からー20キロの

534キロでの出走。

もしかすると、逆に絞り過ぎたのかもしれませんが、骨折前の平安Sを

制した時の迫力のあったグレイトパールの面影はありませんでした。

まだ見限るには早いかもしれませんが、次も凡走するようであれば

今後の見通しは明るくはないでしょう。

おそらく川田騎手も期待していただけに、残念だった事でしょう。

サンライズソアは強い。

あの展開で3着は強い。

早い流れで運んだレース展開で2番手から競馬をしての3着と

なったサンライズソア。

ルメール騎手が上手く騎乗した部分もあると思いますが、

前走の重賞制覇は、力通りの結果だった事を証明しました。

完全に本格化した模様です。

今後展開が向きさえすれば、まず馬券内は外さないでしょう。

元々素質の高い馬でしたが、デムーロ騎手やルメール騎手が乗るように

なってようやく力が開花したと言えます。

あとは、どちらかのジョッキーが継続して騎乗してくれると良いですね。


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