2018スプリンターズS(G1)はファインニードルで決まり。

今のファインニードルは、現役最強スプリンター。

前走6分か7分程度の出来で出走したGⅡセントウルステークス。

初の斤量58キロという事もあり、陣営もG1馬として恥ずかしい競馬は

出来ないという気持ちはあったものの、出来も含めて半信半疑だったはずです。

ですが、終わってみれば完勝。

まさに王者の風格さえ感じるレース内容でした。

逃げ粘るラブカンプーを楽々捉えてのゴール。

本当にあれで6分か7分程度の出来?と思えるほどの

強い競馬でした。

スポンサーリンク


いよいよ名実ともに現役最強スプリンターと

言われるにふさわしい馬となってきました。

今回の中山コースは相性が良くないとされていますが

今の本格化したファインニードルには関係ないでしょう。

事実、今年の高松宮記念の中京コースも心配をよそに

優勝しましたからね。

100%の出来で出走するファインニードルがどんな

パフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。

またスプリンターズSの行われる9月30日の中山は雨予報。

前日も雨が降る事から、おそらく稍重から重馬場が濃厚。

この点においても、前走阪神の重馬場できっちり勝っている

ファインニードルには強みと言えるでしょう。

他の馬が渋った馬場を気にするようなら、ファインニードルにとって

雨はプラスかもしれません。

今回警戒が必要な、モレイラ騎手のナックビーナスですが、展開を見ると

ワンスインナムーンやラブカンプー、セイウンコウセイと前に行きたい馬が

揃ったので、ナックビーナスには厳しいでしょう。

その点、前の3頭とナックビーナスを見ながら、競馬ができる

ファインニードルにとっては良い展開となりそう。
スポンサーリンク


ハイペース濃厚。

出来れば先手をとりたい馬が3頭いますので、ハイペースに

なる可能性は高いでしょう。

特にワンスインナムーンとラブカンプーはどちらも逃げないと

持ち味が出ないタイプだけに、前を主張したいはずです。

セイウンコウセイも、もまれ弱いタイプだけにこの2頭の直後

くらいにはつけたい。

おそらく淀みない流れになる事でしょう。

ナックビーナスは、前走の札幌キーンランドカップ(GⅢ)を快勝。

モレイラ騎手の好騎乗も光りましたが、前走はやや馬場と展開に

恵まれた感があります。

今回は、4番手5番手くらいで競馬を進めると思いますが、

末脚が切れるタイプではないので、早めに前に行かないと

ダメなタイプ。

ですので、ペースが早くなると、ちょっとどうだろうかという

心配があります。

ファインニードルは、中団より前目で競馬をすると思いますが

時計が早くなるのは、歓迎タイプ。

余程のハイラップにならない限り、飛ぶことはないでしょう。

かなりハイペースになった時は、後方の馬にも

チャンスがあるでしょう。

特にレッドファルクスは、スプリンターズSを2連覇しているだけ

あって、この馬の末脚には注意が必要です。

ですが、マイナス点は7歳という年齢とあと騎手の乗り替わりです。

デムーロ騎手が騎乗停止のため、戸崎騎手が手綱をとる事になりましたが

テン乗りですから、その点がどうかです。

ただ戸崎騎手にとって中山コースは、乗り慣れた得意コースなだけに

レッドファルクスを上手く導く事が出来れば、3連覇のチャンスも十分あるでしょう。

そして、注意すべきもう1頭は、国内スプリントG1、3戦連続2着の

レッツゴードンキ。

レッツゴードンキは、すでに3歳にしてG1馬となった桜花賞馬ですが

その後のG1はまだ獲れていません。

前回のG1高松宮記念は、あと一歩という所でファインニードルに

差し切られてしまいました。

3度目の正直で、ついにGⅠ2勝目となるかという所だっただけに

陣営も岩田騎手もがっかりした事でしょう。

果たして今回4度目の正直となるか!

ファインニードルと勝負になる馬は、ナックビーナスとレッツゴードンキ

そして、スプリンターズS2勝のレッドファルクス。

この3頭でしょう。

アレスバローズもGⅢで2連勝と勢いのある馬ですが、ディープインパクト産駒で

雨馬場は、厳しいと見ました。

良馬場ならワンチャンあったかもしれません。


スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする