京都最終週のGⅢスプリント。
２０１８年１１月２５日、京都１２RはGⅢ京阪杯。
京都開催もいよいよ今年ラスト。
最終週という事もあって、馬場もかなり荒れてきているでしょう。
今回は展開的にも、それほど早いペースには
なりそうもなく、平均前後での流れになりそう。
時計もおそらくソコソコ掛かるはずで、昨年同様１分８秒台が濃厚。
ある程度時計のかかる馬場だけに、稍重などでもソコソコ走れる馬
の方が条件的に向くと予想。
それを踏まえると逆に時計の出る馬場で良績があり、時計の掛かる馬場は
苦手なタイプの馬は軽視してよいと見ました。
そこで今回一押ししたい馬がビップライブリー！
正直ダノンスマッシュも良いと思いましたが
今回は重賞（GⅡGⅢ）で今年ソコソコ馬券内に持ってきている
四位騎手のビップライブリーに期待します。
ビップライブリーが良いと思った訳。
ビップライブリーが良いと思ったのは、何と言っても昨年ネロと
タイム差なしの２着に入線している所にあります。
これまで１２００ｍ戦は３回走っていますが、京阪杯の２着
そして、オーシャンSは０．１秒差の５着。
春雷Sは、０．４秒差の７着。
しかし、ここで重要なのが、１分８秒台の決着ではかなり良い勝負をしている
のに対し、１分７秒台の早い時計が出る馬場だと切れ負けしてしまいます。
ですから、この馬にとっては時計の掛かる馬場の方が明らかに良いわけです。
今年は、オーシャンSでは見せ場ありの５着と健闘したものの、それ以外の
３戦は、全く勝負にならず惨敗。
１４００ｍ戦では２戦とも１３着と大きく負けています。
この結果から当然今回は人気がかなり落ちると予測できます。
ところが今回は明らかに条件的にもビップライブリーに合う馬場状況。
さらに前走休み明けを叩いて間違いなく今回は走れる状態にあるでしょう。
まさに盲点と言えるほどの馬。
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これまでの成績からも京都の時計の掛かる馬場の場合は、かなり強い
競馬をしています。
そして、四位騎手も今年は重賞戦線で勝ち切るまでは、なかなか行かないものの
２着３着には、しっかり馬を持ってきています。（愛知杯は優勝してますね。）
元々技術力は高い騎手。
また今回は外人騎手やリーディング上位騎手が皆東京開催にいってますので
ここなら一発あってもおかしくないでしょう。
あとは内枠を引くだけ。
先週の京都マイルCSも内が伸びて外はあまり伸びないと
いった馬場でしたので、何としても内枠が欲しい所です。
相手は５頭。
１頭目は、ダノンスマッシュ。
前々走からスプリント路線に切り替えて、即力を発揮。
準OPの函館日刊スポーツ杯をあっさり勝つと
続く重賞のキーンランドカップも２着と好走。
勝ったナックビーナスには０．４秒差を付けられて
しまいましたが、OP入りですぐ古馬相手に健闘したと言えます。
おそらく今回はかなり上位人気に支持されることでしょう。
洋芝をこなしている事からも、今の京都の馬場は合いそう。
ビップライブリーにとって一番のライバル馬かもしれません。
２頭目は、アンヴァル。
前走のオパールSでは、ようやくこの馬の能力を
発揮したと言える内容のレースでした。
５０キロというハンデも味方しましたが、かなり
強い競馬をしました。
今回は５３キロと前走から３キロ増となりますが、再度
酒井騎手であっさり突き抜ける可能性もあります。
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３頭目はグレイトチャーター。
前走のオパールSは、勝ったアンヴァルの２着。
前々走は、セントウルステークス（GⅡ）で３着と好走。
近走は馬場や展開も噛み合って、良績を上げているだけに
今回も同様に馬場は合いそう。
騎手は、幸騎手ではなく、福永騎手が騎乗予定。
まだ出走できるかは未定ですが、出てくれば面白い１頭です。
４頭目は、ダイメイフジ。
近２走は成績が案外ですが、この馬は寒い時期に良績が集中している事から
今の時期くらいからが丁度よいのではないでしょうか。
京都では、１４００ｍではありますが、安田記念優勝馬のモズアスコットを
負かしていますので得意コースと言えるでしょう。
そして、この馬も時計の掛かる馬場は合いそう。
５頭目は、カルヴァリオ。
前走は準OPレースでしたが、後方から上がり最速で突き抜けた脚は
素晴らしいものがありました。
また前走は休み明けでプラス１４キロと成長分もあって
さらに馬が強くなってきたという印象。
ここも流れ次第では、チャンスがあるかもしれません。
柴山騎手も関東から関西圏へ遠征して乗りに来るわけですから
期待の大きな馬なのでしょう。
楽しみな一戦となりそう。
追記
ビップライブリーですが、やはり外枠を引いてしまった場合は、不安ですね。
もし、ダノンスマッシュが内枠を引いた場合は、こちらを本線に考えるべきでしょう。
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