2019年ジョアン・モレイラ騎手は、JRA試験に受かるだろう。

モレイラ騎手を待ち望む者達。

2018年の昨年、モレイラ騎手はJRA試験を受験するも

不合格となりました。

モレイラ騎手としては、ほぼ確実にJRA騎手となれると踏んでいた

だけにショックは大きかったと思います。

ですが、これまで多くの地方騎手や外人騎手においても、片言の日本語は

話せていたデムーロ騎手も苦戦した難関のJRA試験。

日本語もほぼ分からないモレイラ騎手が、それほど勉強もなしに試験を簡単に突破

させたとあっては、疑いをかけられる事に発展しかねない問題もあったでしょう。

ですので、昨年の不合格はある意味仕方のない結果と言えました。

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ですが、厩舎や馬主など関係者は、モレイラ騎手がJRA騎手になってくれる

事を待ち望んでいるのは、紛れもない事実。

それを物語るのは、モレイラ騎手がJRAへ移籍する事を希望していると

表明した時から、主戦騎手を降ろしてでもモレイラ騎手に有力馬を

預けてきた厩舎が多かった事です。

白紙になってしまったので、厩舎熱は一旦やみましたが、それでも

モレイラ騎手に乗ってもらえれば、なかなか勝ちきれない馬でも

しっかり勝たせてくれるので信頼度は相当なものと言えます。

表的には日本人騎手に頑張ってもらいたいと言う関係者も

やはり勝たせてくれる騎手を乗せたいと思うのは仕方のない事です。

馬が勝ってこそ、厩舎、そして馬主として称号を得る事が出来る訳

ですから、上手い騎手強い騎手に乗ってもらいたいのは当然です。

つい先日まで短期免許でいたO・マーフィ騎手ももし通年日本にいた

とすれば、かなり強い有力馬が続々と回ってきた事でしょう。

しかし、モレイラ騎手を待ち望む厩舎、調教師とは裏腹に

日本人騎手は、モレイラ騎手がJRA騎手になってしまうと

間違いなくこれまでの自分達の勝ち星に影響が出ます。

本音は、モレイラ騎手には来てもらいたくはないでしょうね。

またモレイラ騎手がJRA騎手になるとすれば、おそらく所属は美浦でしょう。

栗東にはすでにルメール騎手やデムーロ騎手もいますからね。

関西だけし烈な争いという状況には、しないでしょう。

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ですが、モレイラ騎手が美浦所属になると、関東の騎手は

勝ち星を大きく下げてしまう可能性は高くなります。

どちらにしても、日本人騎手には苦しい展開になりそうですが

時代は確実にモレイラ騎手を受け入れる流れになっています。

とはいえ、まだモレイラ騎手が今年も受験するか決まったわけではありませんが

おそらく今年受験すれば、かなりの確率でJRAへ移籍する事が濃厚と言えます。

もちろん、ある一定の基準は上回らなければいけないでしょうけれど、これだけの

ジョッキーを連続で不合格には出来ないでしょう。

将来においては、モレイラ騎手が日本で乗る事は日本人騎手にはプラスだと

思います。日本に強い騎手が来ると言う事は、それだけ日本人騎手にとって

学びの材料が増えるわけですからね。

力的には劣っていたとしても、確実に全体の騎乗技術の底上げには

なると思います。

簡単に騎乗を真似出来るほど、楽な世界ではありませんが、今や動画でも

事細かく研究する事が出来る訳ですから、将来とんでもない日本人騎手が

誕生する可能性もあります。

モレイラ騎手には、是非JRA騎手となってもらいたいですね。

追記、ルメール騎手について

他の外国人騎手と比べるわけではありませんが、ルメール騎手は

本当に頭が良い騎手というのが、話している内容で伝わってきます。

デムーロ騎手ももちろん優秀ですが、ルメール騎手はそれ以上。

性格も素晴らしく、受け入れ口も広い。

何と言っても、武豊騎手がルメール騎手をリスペクトしている理由が

何となく分かります。

今まで見てきたジョッキーでは、見た事のないタイプ。

反省すべき所は反省し、必ず修正してきます。

他の日本人騎手もルメール騎手に敬意を払うのは、やっぱりそれだけの器

を感じるからでしょう。この騎手には、負けても仕方ないと思わせてしまう

ものがあるのでしょうね。(川田騎手は意識しまくりですがw)

まあ一回でJRA試験を突破しただけありますよ。凄い騎手です。

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