2019NHKマイルCは、グランアレグリアの相手探し。(2着3着)

叩き2戦目得意の東京文句なし。

2019年令和元年一発目のGⅠNHKマイルCが

5月5日(日)東京競馬場にて行われます。

注目の馬は、文句なしにグランアレグリア。

前走の桜花賞は、昨年の朝日杯以来4か月ぶりのレースで

いきなりのGⅠぶっつけ本番という形でしたが、終わってみれば

牝馬最強と言えるほどの力を見せつけました。

流石2歳時に阪神ジュベナイルフィリーズを蹴って

朝日杯を選んだだけの馬でした。

また外厩の力も大きく、今年は、皐月賞のサートゥルナーリアや

天皇賞春のフィエールマンなど感覚を空けて、いきなりGⅠという

舞台でも優勝してしまうのですから、今や休み明けという言葉は

関係なくなってきているのかもしれません。

ですが、そうは言っても、グランアレグリアにとっては、

前走よりも今回のNHKマイルCの方がさらに上積みは大きいわけで

さらに得意の東京コースともなれば、全能力を発揮できる条件と

言えそうです。

はっきり言って、今回グランアレグリアが馬券外に飛ぶことは

ほぼないと言ってよいでしょう。

マイル戦ならば、牡馬相手でも全く問題なく

今回も桜花賞同様勝ち負け濃厚の一戦です。

近走のルメール騎手のGⅠだけ本気モードというのが

印象的に良くない部分がありますが、まあ今回も

あっさり勝ってしまいそうな感じがします。

なんと言ってもグランアレグリアは、長く良い脚を使えるので

直線の長い東京コースでロングスパートをかければ、ほぼついて

来れる馬はいないでしょう。

勝てそうな穴馬を探したい所ですが、グランアレグリアが

大きく出遅れたり、朝日杯のような事さえなければ、まず

この馬で堅いでしょう。

というわけで今回はグランアレグリアの相手探しで

つまり2着3着候補の馬を予想するという感じですね。

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相手になりそうな有力馬。

まず1頭目は、やはりマイル戦ならば能力が高い

アドマイヤマーズ。

皐月賞でも敗れたとはいえ、4着に粘り込んでいますので

ここならば勝負になりそう。

ただ皐月賞はメイチ仕上げだったと思いますので

今回はどれだけ状態を維持出来ているかが鍵。

また、デムーロ騎手の状態がとにかく良くないので

その点も心配ですが、力を出し切れば、グランアレグリアの

相手筆頭で間違いないと言えます。

2頭目は、ケイデンスコールです。

前走は朝日杯の大敗から、久々の出走でしたが

スローペースを9番手から競馬し、4着。

上りも33秒台を使っており、復調気配を感じました。

ただ、毎日杯組の1着2着馬の次走の成績が良くなかったので

レースレベルには疑問がつき、今回どのくらいやれるか不安な

面はあります。

とはいえ、新馬戦ではアドマイヤマーズと競り合った馬だけに

力が戻っていれば、巻き返しはあると思います。

3頭目はヴィッテルスバッハです。

前走のニュージーランドTでは、スローペースの中後方から

上り最速で追い込んでの3着。

今回はGⅠマイルという事もあり、間違いなくスローペースは

ないので、前が早くなれば、ワンチャンありそう。

4頭目は、カテドラル。

前走のアーリントンカップは追い込んでの2着。

これまでの逃げ先行競馬から追い込みに変えて

新境地を得た一戦。

今回も同じ競馬で一発ありそう。

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他の有力馬について。

イベリス。

前走のアーリントンカップは、ハイペースの逃げで

残った強い競馬でした。

しかし、今回はグランアレグリアやアドマイヤマーズなど

一線級の馬がおり、逃げを展開したい同馬にとっては不利。

東京マイルを逃げ切るほどの力はないと見ます。

ワイドバッハ。

前走のニュージーランドTは、完全に内田騎手の作戦勝ち。

しかし、今回はGⅠ戦で同じ手は通用せず、現時点の

能力では、人気上位馬との差は大きい。

前に行ってもおそらくグランアレグリアに飲み込まれて

残れないでしょう。

ヴァルディゼール。

シンザン記念優勝馬ですが、前走のアーリントンカップは8着。

レースセンスは高い馬ですが、前走早い時計になってモロさが

出てしまいました。今回のNHKマイルCは、前走よりももっと

時計が早くなるでしょうから、対応出来ないような気がします。

ファンタジスト。

前走の皐月賞は、13着と大敗。やはり2000mは長すぎた印象。

ですが、正直東京マイルもこの馬には長いような気がしています。

またメイチの前走から上積みは見込めないことから

アドマイヤマーズと比べても厳しいでしょう。

グランアレグリアのペース。

今回のNHKマイルCは、グランアレグリアのペースに

ついていけるかが勝負のカギとなりそう。

前走の桜花賞を見ても、グランアレグリアを負かそうと

ついていったダノンファンタジーやビーチサンバが

途中で力尽きてしまったように、グランアレグリアの

ペースについて行こうとすると、最後は脚が止まってしまいます。

よって、グランアレグリアより前で競馬をする馬にとっては

かなり厳しいレース展開になる事は確実。

唯一勝負になりそうなのは、アドマイヤマーズですが

出来や騎手の状態を考えると、勝ち切るのは厳しいと見ます。

そうなると、最後末脚の鋭い馬が突っ込んできて2着3着という

パターンになりそうな気がします。

まさに前走の桜花賞と同じようなレース内容となるのではと

想定しています。

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