2019年新人の西村淳也ジョッキーが凄い!今年は飛躍の年か?

今期すでに12勝。西村淳也騎手。

つい数日前の出来事。

関西騎手の成績を何気なく眺めていたら、割とリーディングの

上の方に、あまり見慣れない騎手の名前がありました。

ん?西村淳也(あつや)?聞いたことない騎手だな。

そう思い調べてみると、ナント昨年デビュー

したばかりの新人ジョッキー。

そんな騎手が、3月初旬現在

もうすでに12勝を挙げています。

昨年挙げた勝利数を見ると、13勝。

それが、今年はもう僅か2か月足らずで、

昨年の勝利数に迫っています。

関西リーディングでも13位と新人騎手の

中ではぶっちぎりの1位。

関東リーディングでの勝ち鞍を並べたら、ナント3位。

結構凄い新人が出てきたかもしれませんね。

ただ、勝ち鞍を見ると、やはり新人騎手だけに

逃げ先行馬での勝利がほとんど。

まあそれは仕方ない事ですが、減量騎手期間とはいえ

馬をしっかり勝たせているのですから、中々上手い

騎乗をしているのだと言えます。

(競馬学校時代の成績も優秀だったようです。)

スポンサーリンク


今後は、通算勝利数により試練が始まる。

通算で30勝を越えると、これまでの3キロハンデから

2キロへ、50勝を越えると、1キロのハンデしか

与えられなくなります。

そして、通算が100勝を越えてしまえば、もはや

ハンデは無くなり、見習い騎手ではいられなくなります。

新人騎手は、このハンデが無くなってからが一つの

試練の始まりです。

西村騎手は、まもなく通算30勝に到達するでしょうから

ハンデが2キロとなった時にどれだけ勝ち鞍を挙げれるかと

さらにその上の50勝を越えた時、ハンデが1キロになっても、

同じパフォーマンスを見せられるかが鍵となるでしょう。

本物のプロ騎手と言われるためには、まずは通算100勝を

早い段階でクリアする事でしょうけれど、まずは確実に

一つ一つ勝利を積み重ねていってほしいですね。

しかし、このまま順調にいけば、現時点で12勝ですから

1年ケガや長い期間の騎乗停止などがなければ、単純計算で

70勝近くする事になります。

2年目で70勝とかしたら凄いですけどね。

しかし、減量騎手期間も一昔前は、3年未満の騎手に

3キロハンデは必ず与えらていた制度でした。

ただあるジョッキーの出現により、JRAもこの制度を

見直さなければいけなくなったのです。

スポンサーリンク


制度を変えた原因は、天才武豊騎手。

そう紛れもなく、減量制度を変えたのは武豊騎手でした。

デビューして2年目で、いきなり関西リーディングを

獲ってしまった武豊騎手。

おそらくJRAもこの時は、驚きと同時に困惑したでしょうね。

何せ減量騎手がリーディング1位なんて、前代未聞の事が

起こったわけですから。

武豊騎手の出現により、今日(こんにち)の通算勝利数により

減量制度の度合いが縮小され、やがて無くなっていく方向

へと切り替えられたわけです。

恐るべし天才ジョッキー武豊。

これが、レジェンドと言われるゆえんでもあります。

まあ、これだけの騎手が今後出てくるかは

ちょっと考えられないですけどね。

関東騎手の三浦皇成騎手も、デビュー年にいきなり

90勝以上をマークして、武豊の再来かとまで言われましたが

その後は、1年目の勝利数に届いていませんからね。

まあ兎にも角にも、西村淳也騎手には次世代を担う騎手として

頑張ってほしいですね。

今後の西村騎手の騎乗に注目していきたいと思います。


スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする