2019年スパーキングレディーカップ!軸不動マドラスチェック!

地方交流重賞牝馬限定戦。

2019年7月4日(木)は、川崎競馬場で

GⅢスパーキングレディカップが行われます。

ダート1600m(牝馬限定)

別名ホクトベガメモリアルとも言われ、ダート最強牝馬

ホクトベガを称えて作られたレースでもあります。

そんなスパーキングレディカップですが、今回JRA

からは、4頭の参戦馬がいます。

マドラスチェック、サルサディオーネ、

ファッショニスタ、ゴールドクイーン。

そして、当然ながら今年のスパーキングレディカップも

JRA勢が人気を分け合う形になりそう。

ただ、前走JRA勢を負かしたラーゴブルーが唯一地方馬では

勝負になると言えます。

その中でも、軸不動に挙げたい1頭はマドラスチェックです。

ですが、このマドラスチェックを不動とした訳を書く前に

他の4頭の有力馬について書いていきたいと思います。

JRA勢の有力馬3頭について。

まずは、サルサディオーネからいきます。

サルサディオーネは、これまでの戦績から見ても

分かるように、勝つためには必ず逃げなければ

いけない馬。

今回は2番枠という絶好枠を引きましたので、外から

被せられないためにも何が何でも逃げるという競馬を

するでしょう。

ただ、今回は同型が多くいる事もあり、楽逃げは出来ず

かなりテンから飛ばして行く必要がありますので、厳しい競馬になりそう。

距離は全く問題ないと思いますが、最後まで粘り切れるかは微妙です。

ゴールドクイーンについて。

前走のかきつばた記念は、圧巻の勝利。

逃げてペースを握り、さらに上りも最速と

完全に後続馬を完封した強い内容。

ですが、今回は色々と条件が増えての一戦。

斤量56キロ、そして初のマイル戦、さらに

実績のない左回りコース。

かなり克服しなければいけない条件が揃いました。

さらに今回は同型もいて、得意の逃げが打てるかという

問題もあり、逃げたとしても楽逃げは出来ない可能性は高い。

ただ距離さえ問題なければ、スピードで押し切ってしまう可能性も

ないわけではないので、軽視は出来ない馬でもあります。

最後はファッショニスタ。

今回地方でのレースは初めて。

ただ馬格もあり、昨年のGⅠレディスクラシックでも3着に

入線するなど、地力はかなりのものがあり、牡馬にも劣らないくらいの

能力を備えた馬。

前目での競馬が主流な事もあり、地方レースに向かないという

イメージは全くないでしょう。

そして、鞍上はこの馬とコンビを組んで

これまで一度も連を外した事がない川田騎手。

2着が多いイメージはありますが、しっかり馬券に

絡んで来るのですから能力の高さは文句なし。

今回は位置取りがかなり重要になりそう。

地方唯一の砦ラーゴブルー。

昨年の同レースは、JRA勢に全く歯が立たず6着に

敗れた同馬ですが、その後はメキメキと力をつけ

現在3連勝中。

そして、圧巻は前走のGⅢマリーンC。

ここでは、昨年のスパーキングレディカップで

完敗したリエノテソーロを始め、クイーン賞完勝の

アイアンテーラーを下して見事勝利。

今一番勢いのある地方馬。

斤量は56キロと背負いますが、馬格もあり

背負い慣れてる事を考えるとここでも好勝負

できるかもしれません。

主軸マドラスチェック。

今回一押しに挙げた理由は、やはり芝マイル実績

が一番大きいと言えます。

今回のスパーキングレディカップが行われる

川崎競馬場の当日の馬場は、ほぼ不良馬場濃厚。

当然ながら、そうなればタイムは間違いなく早く

なるはずです。

そして、タイムが早くなれば、対応力の高そうな馬

が一番狙い目と言えます。

ゴールドクイーンは、阪神1400mダートで1分21秒5と言う

好時計を持ってはいますが、マイルではありません。

しかし、マドラスチェックは芝ではありますが、1分34秒3という

時計を持っており、ダートのスピード決着には向いていると言えます。

さらに芝マイルの実績で左回りコースも問題なさそう。

これに斤量52キロという恩恵も加えると、まず馬券内から

外れる可能性は相当低いと言えるでしょう。

また1番枠を引きましたので、距離ロスも少ない競馬が出来

距離面での不安も全くない事から、トータル面でマイナス

ポイントが少ない馬と言えます。

ただ一つだけ不安材料があるとすれば、鞍上の斎藤新騎手。

今年JRA騎手になったばかりの新人騎手で、いきなりの重賞

で人気馬に騎乗となれば、落ち着いて騎乗出来るかはやはり不安です。

しかし、これまで19勝を挙げていて、上半期で減量の恩恵があったと

しても能力がなければ、これほどは勝てないので平常心で騎乗さえ出来れば

問題ないでしょう。

勝てるかは分かりませんが、2着最低でも3着は外さないと見ています。

斎藤新騎手も今回父親の厩舎で管理する馬に乗るわけですから

相当力の入る一戦になると思います。

色々とアドバイスは受けている事と思いますが、おもいきった

悔いのない騎乗をして欲しいですね。

個人的な見解ではありますが、今回ベストのマイル戦で

斤量の恩恵もある事から、スピード決着なら楽勝もあると見ています。

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