3月3日現在。関東リーディングO・マーフィ騎手が1位という現実。

1月末に帰っても未だリーディングTOP。

英国の天才ジョッキー、オイシン・マーフィ騎手が

帰国して、すでに1か月が経過。

しかし、関東リーディングのトップは、未だO・マーフィ騎手の

17勝というおかしな事態に陥っています。

なぜ?・・・なぜ?

現在、関西騎手のリーディング4位までが2割近い勝率を誇り

さらにそのすべての騎手がすでに20勝を超えています。

しかし、関東騎手のリーディング4位の勝率は、何と1割がやっとで

3位と4位の騎手に至っては、1割にも足りていないという現実。

この勝率は、関西騎手リーディング5位の福永騎手の約1割5分にも

誰も並ぶことさえ出来ていないという数字となっています。

つまり、簡単に言ってしまえば、関東のほとんどの騎手が

関西の騎手におされて勝率を上げれていないという事になります。

確かに近年は、ルメール騎手やデムーロ騎手がJRA騎手となった事で

軒並み有力馬が関西の方に回っている印象はあります。

ですが、実際ルメール騎手もデムーロ騎手も関西圏の騎手であり

他の関西騎手も、毎回関東に来ているわけではありません。

そういった状況下でも、勝率を上げれていない上位騎手達の

腕を見れば、厩舎関係者はどう感じるでしょう。

また、これまで常に関東リーディングでは圧倒的なトップジョッキーと

して立っていた戸崎騎手も昨年あたりから、かなり勝ち星を減らし始めています。

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オイシン・マーフィ騎手の答えは?

オイシン・マーフィ騎手が、帰国前の開催で根岸Sを

コパノキッキングで勝った時のインタビューでの一言。

同馬が、あと1ハロン伸びても好走出来るかの問いに

対してのマーフィ騎手の返答。

NO

そこで今回は違う質問をしてみることにします。

現在関東のリーディングですが、マーフィ騎手が

17勝で今もトップなんです。

マーフィ騎手。

Really?(リアリー)(訳)本当に?

どう思いますか?

マーフィ騎手。

・・・(沈黙)

では、質問を変えます。

関西の騎手でライバルと言える騎手

もしくは、上手いと思える騎手はいますか?

マーフィ騎手。

YES。

関東の騎手ではどうですか?

マーフィ騎手。

・・・(スマイル)

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そろそろJRAも対策を考える時期。

正直、JRAもこの現状を見て、関東と関西の騎手について

そろそろ何らかの対策が必要ではないかと思います。

これは、確実に関東圏と関西圏の騎手の力差に

はっきりと開きが出始めている証拠なのです。

このまま何の循環もしないままでいると、もし

モレイラ騎手クラスの騎手が関東圏でJRA騎手に

なった場合、完全に一人リーディング独走状態という

事態に陥りかねません。

もうすでに1か月も前に帰国したオイシン・マーフィ騎手が

未だリーディングトップという現実があるわけですからね。

極端な事を言ってしまえば、マーフィ騎手が1か月休んで

復帰してまた1か月休んでを繰り返し、1年のうち半分しか

騎乗しなくても関東のリーディングジョッキーになってしまう

という計算となります。

そんな事にならないためにも、関東騎手の騎乗レベルの

向上に努める改革が必要なのではと思います。

JRA騎手全体のレベルの底上げとならなければ

これからの日本人騎手が育たなくなってしまうのでは

ないかと心配です。(特に関東圏所属となった場合)

有望な関東の若手騎手が現れてくれる事を期待しています。


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