得意の京都で巻き返す！メイショウオーパス！
１１月３日（日）京都１０R３勝クラス、芝１６００ｍ戦の清水S。
ここに満を持してメイショウオーパスが参戦！
前走は、東京マイルの多摩川Sに出走するも１２着と大敗。
しかし、これまでも芝路線での左回りコースでは成績が
良くなく、また遠征競馬も苦手なのかもしれません。
そして、今回の舞台は、得意の京都右回りコース！
前走の大敗で人気が落ちるなら、ここはむしろ狙い目と言えるでしょう。
鞍上も前走初騎乗の横山典弘騎手から、同馬とは１３戦に渡りコンビを
組んできた相性抜群の幸騎手へと変わります。
メイショウオーパスの良い所も悪い所も知り尽くしている騎手が
乗る事でさらに最高のパフォーマンスを引き出してくれるでしょう。
１走前の錦Sでは、同距離同コースで１分３１秒６という好時計で
勝ち馬とはタイム差なしの２着と好走。
今の京都も時計が出やすい馬場である事から、メイショウオーパスに
とっては走りやすい馬場コンディションであると言えます。
個人的には確勝級と思っています。
近３戦全て上り１位トライン！
今回のメンバーで一番キレッキレの脚を使うであろう馬は
間違いなくトラインでしょう。
前３戦において、メンバー中最速の上りをマークしており
今の時計の出る京都コースなら、まず今回も上り１位の
脚を使い、突き抜けてくるイメージがありますね。
マイル戦においても３歳時からは、完全にマイル一本としての
道を突き進んでいるだけに、今回の清水Sもベストの舞台。
いつOP入りしてもおかしくない実力馬であり、今回
メイショウオーパスにとっては一番の難敵と言えるでしょう。
鞍上は、ここ２戦においてコンビを組んでいる松山騎手。
堅実な末脚を使う馬ですので、最後の直線は見ものです。
レースでは、メイショウオーパスがトラインに勝つには
トラインよりもある程度前目の位置で競馬をするしか
ないでしょうね。
まあトラインは差し追い込み系の馬ですので、その点を
考えると、少頭数のレースとはいえ、後ろからの競馬と
なるでしょう。
一方メイショウオーパスも、近走は差す競馬が板について
きましたが、今回は少頭数でスローペース濃厚ですので
もしかすると前目で競馬する可能性もあるかもしれません。
また、大外枠を引きましたので、他馬の動きを見ながら
競馬が出来る点もいいと思います。
楽しみな一戦となりそうです。
他馬について。
今回は、少頭数という事もあるので
全部の馬について見解していきたいと思います。
ドルチャーリオ。
１４００ｍの馬という印象。マイル戦はこれまで勝利実績がなく
連対時もスローの瞬発力勝負での成績。持ちタイムもなく、今の
京都の馬場では厳しいでしょう。
ケンホファヴァルト。
１８００ｍ以上のレースで良績が目立ち、マイル戦は2年半ぶり。
能力的に、早い流れのマイルは合わなそう。
カリビアンゴールド。
洋芝巧者のイメージが強く、京都コースはこれまで4戦して
すべて着外と上りの脚も足りないため不向きなコース。
さらに適距離の１８００ｍではなく、マイル。
鞍上は川田騎手ですが、流石に厳しい。
サンラモンバレー。
昨年の10月に行われた三年坂特別では、現OP馬の
ロシュフォールを負かして強い競馬をしましたが、
その後の成績はパッとせず。
さらに近2走の１８００ｍ戦では、全く勝負にならない競馬。
再びマイル戦に戻して、鞍上もスミヨン騎手に強化も微妙。
これで走らないのであれば、当分は軽視して良い存在。
もしかすると、短距離の方が良いのかもしれません。
ドリームソルジャー。
１８００ｍ２０００ｍ戦での実績はあるものの、マイル戦に
至っては3着が最高。その時1着馬はトラインで、０．８秒も
突き放されており、今回も厳しいでしょう。
メイショウハニー。
デビュー当時は、芝レースを使っていましたが
結果が出ないため、ダートへ転向。
そして、前走は久々の芝に戻しての一戦で見事勝利。
ですが、不良馬場を2番手で競馬して勝ったレースで
勝ちタイムも１８００ｍで1分50秒台。
今回は良馬場でしかもマイル戦ですから、厳しいと見ます。
テルメディカラカラ。
2年半前のレースで3着に入線したきり、その後13戦において
馬券内は一度もなし。
マイル実績はありますが、このクラスでは正直もう通用しないのかも。
以上を踏まえて、マイル戦で確実に力を出せるのは
今回メイショウオーパスとトラインしかいないと見ています。
展開は間違いなくスローでしょうから、決め手勝負ならトライン
の方が上でしょうけれど、メイショウオーパスがどういう競馬を
するかで勝負の行方は決まると思います。
