2019GⅠスプリンターズSを制したタワーオブロンドンの強さ!

タワーオブロンドン様。恐れ入りました。

疑ってしまい、申し訳ございませんw

そんな言葉が出てくるほど、タワーオブロンドンは強かった。

ずっと、スプリントでGⅠを獲る馬だと再三に渡ってブログに

書いていたのに、なぜかここで予想から外してしまうというw

ですが、ローテーションを考えるとほぼあり得ないと思っていた

優勝だけに、これはタワーオブロンドンが別格の馬だという証明にもなりました。

夏3連戦して、中2週でGⅠでしたからね。

並みの馬だったら、もうお釣りなんかないし、勝負にさえならなかったと言えます。

しかし、タワーオブロンドン様は違いました。

展開は、モズスーパーフレアの思い通りのレースでしたので、逃げ切りVも

十分にあったと思いますが、最後は豪快に伸びてきたタワーオブロンドンに

軽く差し切られてしまいました。

ルメール騎手も久々にゴール前で右手を上げて、喜びを表現してましたね。

おそらくルメール騎手の中でも、前走がメイチだった事はある程度

分かっていたでしょうから、まさかこれほどの伸びを見せて勝てるとは

思ってなかった部分もあったのではないでしょうか。

ただ、やはり名手だけに1番警戒していた相手候補のダノンスマシュを

しっかり内に閉じ込めました。

ダノンスマッシュの進路をギリギリまでふさいで、壁になり

自らのポジションは、しっかり確保してからの追い出し。

まさに見事な騎乗ぶりでした。

あれをやられたら、ダノンスマッシュも流石にどうしようもないでしょう。

しかし、ルメール騎手が心配だったのは、そこまでは完璧で後は

前が止まらない今の中山の馬場で、モズスーパーフレアを捉えきれるか

だったようですが、そこはタワーオブロンドンの強さでしたね。

今回のレースは人馬ともに最高のレースをしたと言えます。

悔しい2着のモズスーパーフレア。

今回2着のモズスーパーフレアの鞍上松若騎手は、しっかり馬の良さを

出したレースをしました。

前半3ハロン32秒7という早いラップは、まさに同馬の真骨頂。

持ち味を生かして直線でどれだけ粘れるかでしたが、タワーオブロンドンの

見事な末脚がなければ、逃げきれていたでしょう。

悔しい2着でした。

まあ武騎手が乗っていたら、最後はもう少し競っていたかもしれませんけどねw

でも、十分素晴らしい騎乗だったと思います。

無念の3着。ダノンスマッシュ。

今回は前述のとおり、完全にルメール騎手にしてやられた格好と

なってしまったレースでした。

川田騎手もおそらくあーやられたという感じだったでしょう。

人気馬そして内枠というのが、仇になってしまった形でした。

それでも、最後は同馬らしい鋭い伸びを見せ3着は確保。

しかし、やはり力はあるので、今後はタワーオブロンドンと

ライバル対決をするレースが何度かありそうですね。

驚いたのは4着のミスターメロディ。

今年の高松宮記念優勝馬ではありますが、正直前走のセントウルS同様

今回も軽視して良い存在だと思っていましたが、粘り切っての4着。

もし、この馬が内枠を引いていたら、3着もしくは2着もあったかもしれません。

高松宮記念は、内枠を引けたことで勝利を手にしたと思っていましたが

やはり力はあるようです。次からは少し見直しが必要ですね。

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