2019年GⅠチャンピオンズカップ!買わなくて良いあの人気馬。

名手騎乗で人気急騰も消しで良い。

さて12月1日(日)は、中京競馬場でGⅠチャンピオンズカップが

行われますが、今回も世界的名手の面々が参戦します。

ダート1800m戦。

そんな中、あの世界NO1騎手と言われるL・デットリー騎手も

オメガパフュームに騎乗する事が決まりました。

先週のジャパンカップは、ルックトゥワイスに騎乗するも

10着と惨敗でした。

まあ騎手がどんなに良くても馬が走らなければ、仕方ないですよね。

しかし、今回はGⅠでも何度も好走歴のあるオメガパフューム。

先週のGⅡ勝ちでGⅠ初参戦のルックトゥワイスとは違います。

デットリー騎手騎乗となれば、当然ですがデムーロ騎手よりも

人気が急騰するでしょう。

しかし、残念ながら今回も勝負にならないと見ています。

その理由は、これから書いていきたいと思います。

オメガパフュームが勝てない理由とは?

オメガパフュームと言えば、その小柄な馬体からは想像できない

くらいタフで力強い走りをする馬です。

今年の大井競馬場で行われた帝王賞でも、そのタフさと

自慢の末脚を活かし、見事勝利しました。

前走のJBCクラシックでも2着と好走し、チャンピオンズカップも

おそらく3番人気以内の支持となるでしょう。

ですが、オメガパフュームには決定的な弱点があります。

それは、スピードと瞬発力です。

これまでのオメガパフュームのGⅠ勝利は、どちらも大井競馬場。

地方の深い砂で、ある程度時計が掛かり、尚且つ2000m戦での勝利。

しかし、中央競馬のようにスピードと瞬発力が問われ、尚且つ距離が

1600m、1800mくらいのオメガパフュームにとって短い距離に

なると、自慢の力を発揮しづらくなるのです。

事実、今年のフェブラリーステークスでは、スピード競馬についていく事が

出来ず、10着。昨年のチャンピオンズカップも5着とはいえ、勝ち馬との差は1秒。

オメガパフュームの理想的なレースは、前半ゆったりとしたスタートで中団から

やや後方からのポジションで中盤以降から徐々にペースアップしていくという

パターン。

ですが、フェブラリーステークスやチャンピオンズカップでは、距離が短く

レースの流れが初めから割と忙しくなる傾向が強く、オメガパフュームにとっては

不得手な舞台と言えます。

前半で前目に行き過ぎれば、後半で力が持たなくなりますし、あまり後ろから

行き過ぎれば、最後前に届かないというレースとなってしまいます。

そう考えると、今回はデットリー騎手騎乗で過剰人気となるも

苦しい競馬となってしまうでしょう。

特に今回は、テンに行く馬がインティくらいですので、インティが前半

楽に行ってしまえば、オメガパフュームが馬券に絡むのは難しいでしょう。

スピードを求められ、最後瞬発力も求められる競馬は、オメガパフュームには

合いません。

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