2019年GⅠ菊花賞!ヴェロックスVSニシノデイジー!

ヴェロックス1強とは言えなくなった。

先週は台風19号で荒れに荒れた

日本列島でしたが、少しずつ落ち着きを取り戻してきました。

一部の地域では、まだまだ大変な状況が続いていますが

早く元の生活に戻れる事を願っています。

さてそんな中で10月20日(日)今週のGⅠ菊花賞が

行われます。

1番人気想定馬は、もちろんヴェロックス。

春のトップ世代であり、今回サートゥルナーリアも

ダノンキングリーも不在の菊花賞であれば、当然ながら

同馬が1番人気である事は明白。

前走の神戸新聞杯でも、サートゥルナーリアには

及ばなかったものの、しっかり2着は確保。

ダービーでも、直線で前にいたサートゥルナーリアを

交わして3着になるなど、能力は相当高い馬です。

はっきり言って、今回のメンバーでは1頭抜けた存在と

言っても過言ではないでしょう。

あとは、距離適性と折り合い面での若干の不安がある点ですが

一度使ってガス抜きが出来てますし、距離に関しても

スローペースならば、おそらく大丈夫ではないでしょうか。

そして、鞍上の川田騎手ですが、ここまで秋2戦のGⅠで

いずれも1番人気の馬に乗っていますが、勝ち切れず消化不良の

レースが続いています。

しかし、前2戦と比べると今回は一番勝てるチャンスとも

言えるレースだと思います。

勝てば、2010年のビックウィーク以来の菊花賞勝利と

なりますが、そろそろ勝利が欲しいころでしょう。

3戦連続1番人気馬で勝てないという騎手でもないですからね。

何と言っても川田騎手の勝負強さはピカイチで1番人気の

勝率もかなり高い騎手。

是非チャンスをモノにしてもらいたいです。

ただ今回は1頭だけ対抗馬として、凄く気になる馬が出てきました。

それは、ニシノデイジーです。

ルメール騎手で大変化!ニシノデイジー!

今回のニシノデイジーは、一番要注目の馬と言っていいでしょう。

それは、何と言ってもルメール騎手への鞍上スイッチに

他なりません。

これまでは、ずっと勝浦騎手で押し続けてきましたが

ここに来て、まずまず好走はするものの、4着5着と

馬券内に入れないモヤモヤしたレースが続いています。

そして、ついに鞍上変更となりました。

ニシノデイジーと言えば、2歳時ですでに重賞を2勝して

GⅠホープフルSでも3着に入るなど、早くから能力の高さを

見せつけてきました。

しかし、その後は本来の能力を活かせず、勝ちきれないレースが

続きました。とはいえ、レース内容を見るとあまり良くなかったのは

皐月賞くらいで、他はまずまずの走りを見せています。

前走のセントライト記念も、上り最速で5着。

ダービーでも、サートゥルナーリアや

ヴェロックスと差のない競馬をしています。

これを踏まえるとまだまだ馬には力があり、ニシノデイジーの

能力をしっかりと引き出せば、もっと凄いレースが出来ると

思います。

鞍上の力差で言えば、ルメール騎手の方が相当高いことは

確かですから、ひょっとするとヴェロックスに劣らない

くらい強い馬だったなんてことになるかもしれません。

実際東京2歳Sでは、ヴェロックスを負かしてますからね。

折り合いに不安のない馬でもあり、菊花賞は好勝負に

なりそうな舞台。内枠を引いたら、文句なしに狙うべき馬でしょう。

他に気になる有力馬。

気になる有力馬は3頭います。

1頭目は、ヒシゲッコウ。

まだ4戦しか走っていませんが、能力の高さは

間違いないと言えます。

また今週から来日するC・スミヨン騎手が騎乗するという

事も踏まえるとかなり気になる馬の1頭と言えます。

2頭目は、ワールドプレミアです。

前走は、見事な末脚で3着を確保。

前2頭には及びませんでしたが、今回展開次第では

上位に絡める可能性がありそう。

長距離が得意な武騎手が鞍上なのも心強いですからね。

3頭目は、ザダル。

前走は、ハイペースの中粘り3着を確保しました。

本来はやはり良馬場がいいタイプでしょうし、父トーセンラーは

京都コースが大得意でしたからね。

連勝時の勢いが途切れてなければ、ワンチャンあるかもしれません。

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