2019GⅠ大阪杯!川田騎手渾身の騎乗でキセキが文句なしに勝つ!

昨年同様の流れをキセキが作り出す!

2019年3月31日(日)は阪神でGⅠ大阪杯が行われます。

今回の大阪杯には、揃いも揃った物凄いメンバー構成。

現出走登録の15頭のうち約半数の7頭がGⅠ馬という

かなり強い馬達が集まりました。

正直今回のメンバーですと、OP特別クラスはもちろんのこと

GⅡ勝ちやGⅡ好走馬程度の馬では、ほぼ勝負にならないでしょう。

その中でも特筆すべき馬が1頭います。

それは、キセキです!

昨年は、天皇賞秋でハイラップを刻み、レイデオロ、サングレーザーには

敗れたもののレース内容は、かなり優秀でした。

そして、何と言っても圧巻だったのは、ジャパンカップ。

超一流馬のアーモンドアイには、完敗したものの、レースの流れを

操っていたのは、キセキで秋天同様ハイラップを刻むと2着とは

いえ2分20秒9という破格の走破時計をマークしました。

有馬記念では、すでにお釣りがなく前2走の激走の反動もあって

また中山適性という部分も影響してか5着に敗れましたが、全く

度外視して良いでしょう。

今回は、休み明け初戦となりますが、しっかりと疲れを取っての一戦。

超一流馬アーモンドアイがベストの状態で臨んだジャパンカップで

唯一食らいつけたのが、キセキただ1頭なのですから、ここは

勝ち負け必至でしょう。

レースの流れを予想すると、今回の大阪杯は、昨年に近い流れに

なると踏んでいます。

もちろん、昨年のスワーヴリチャードが後方からまくっていったという

形の競馬ではありませんが、キセキが同様のペースを作り出すはずです。

当然今回もキセキが逃げるわけですが、前半の1000mは平均以下で

進み、後半の1000mで一気に加速ラップを刻むはずです。

今の阪神競馬場は、時計の出る馬場状態ですから、今のキセキには

適した馬場と言えそうです。

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キセキの後半のハイラップについてこれる馬。

つまり、前半スローで後半一気にマイル並みのペースに上がるわけですから

そこについてこれるのは、マイルでも好走できる力がないとついてこれなくなります。

昨年は、まさにそんな展開で、1着のスワーヴリチャードが安田記念でも3着に好走

したように、後半1000mで作り出したハイラップについてこれた馬は、マイル実績の

ある馬でした。

昨年の2着馬ペルシアンナイトは、マイルCS優勝馬。

3着馬アルアインも、マイル戦で勝ち鞍があったのと皐月賞では

ハイラップを制して優勝するなど、持続性の良い脚を使える馬でした。

4着馬ヤマカツエースも、3歳時にGⅡマイルのニュージーランドトロフィー

勝ちがあった馬でした。

そして、今回の大阪杯も同様の展開になりそうで、キセキの後半の

ハイラップについてこれる馬は、以下の4頭となりそうです。

サングレーザー、スティルヴィオ、ペルシアンナイト、アルアイン。

サングレーザーは、近走は2000mを中心に使われていますが

本来はマイル適性の高い馬。勝ち鞍には、GⅡマイラーズカップが

あり、GⅠマイルCSでも3着と好走実績があります。

スティルヴィオは、昨年のマイルCSの優勝馬であり、朝日杯でも

ダノンプレミアムの2着があります。

ただ気になる点は、距離。2000m戦は、若干長い印象で後半に

良い末脚が使えるかがポイント。他の3頭と比べると割引材料。

ペルシアンナイトは、昨年の大阪杯でも2着と好走しており

今回も同様の流れならば、チャンス!

休み明けは、良くない馬ですが、前走金鯱賞を使って

2走目の今回は、ベストの状態で臨める一戦。好勝負必至。

最後はアルアイン。

昨年このレースの3着馬ですが、今回は北村友一騎手で昨年は川田騎手。

騎手の差は歴然で、前走内容もあまり良くありませんでしたので

ちょっと不安要素が大きいです。それでも、衰えがなければここでも

十分好走可能でしょう。

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GⅠ馬ワグネリアン、ブラストワンピースについて。

今回、ワグネリアンは、神戸新聞杯以来のレース。

状態がどうかも一流馬には違いありません。

ただ展開的に長く良い脚を使えるタイプかというと

そうではなく、半年ぶりの実践も相まって今回は

厳しいと見ています。

マイル適性がない馬だとは思いませんが、一瞬のキレで

勝負するタイプの馬ですので、後半のキセキのペースに

ついていけるかですね。

ブラストワンピースは、有馬記念を優勝して勢いがありますが

やはりこの馬もマイルの激戦ハイペースになるのは、マイナスでしょう。

キセキのハイラップについていけるかは微妙。

これで、ブラストワンピースが勝つようだと相当な名馬に

なる可能性は高いですけどね。

それでも、キセキが勝つ!!逃げの川田!

昨年の下半期のGⅠレースでとにかく光ったのは、川田騎手の逃げ。

川田騎手が逃げると、平場のレースでもそうですが、勝率も連対率

また馬券内率もかなり高いです。

逃げ馬に乗った時の川田騎手は、本当に素晴らしい騎乗を見せてくれます。

また今回は川田騎手の難敵ともいえる名手ルメール騎手がドバイに

行っている事もあり、ルメール騎手不在のGⅠ戦だけに負けられない一戦。

絶妙なラップを刻み、各馬を突き放して勝ち切ってくれると思います。

インタビューでは、アーモンドアイがいなければ勝って当然と言えるだけの馬ですから、

まあここは通過点だと思います。と淡々と語りそうですね。


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