重馬場で勝つ馬が変わる秋華賞！
２０１９年１０月１３日（日）は、京都競馬場で３歳牝馬
GⅠ秋華賞が行われます。
台風１９号の影響がどこまでか現状では、まだ分かりませんが
おそらく土曜日の夜に雨が上がったとしても、相当量の雨が
降るでしょうから、良馬場という事はないでしょう。
良くて稍重、流石に不良馬場まではないと思いますが、かなり
道悪の馬場になる可能性は高いと言えます。
今回は、その重馬場を想定して予想をしていきたいと思います。
まずこれまで良馬場で好走してきたカレンブーケドール、コントラチェック
そして、ダノンファンタジーなどのディープインパクト産駒はバッサリ消します。
またビーチサンバも重馬場がダメとは言いませんが、やはり良馬場の方がいいのは
確かで距離も２０００ｍはちょっと長いと見て消し。
シゲルピンクダイヤは、ダイワメジャー産駒で１８００ｍまでが限界と見て消し。
つまり、ここまで上位人気馬のほとんどを思い切って消しました。
さてあと残っている上位人気馬は？
クロノジェシスただ１頭！
残った本命馬は、クロノジェネシスになります。
これまでのレースぶりを見ても、能力は一級品と言って
間違いのない馬でしょう。
前走のオークスでも、ディープ産駒のキレと速い馬場に負けは
しましたが、３着を確保。
桜花賞も同様でしたが、それでも３着に来ました。
末脚勝負では、ディープ産駒にも負けない脚がありますが
時計勝負では、やはり限界がありそうなレース内容だけに
時計が掛かるレースならば十分出番がありそう。
そして、今回はまさにそんなレースになりそうな予感。
バゴ産駒でもあり、有力馬の中で一番重馬場は合いそう。
オークスから休養後の初戦となりますが、GⅠに出す以上、馬を
しっかり仕上げて来ているはずですから、問題ないでしょう。
２歳時から大物と騒がれていた馬が、そろそろGⅠを獲っても良いころでは
ないでしょうか。
相手は、穴馬４頭。
相手は、穴っぽいところから４頭を上げます。
１頭目は、エスポワール。
前走のシンガポールターフクラブ賞では、２勝クラスとはいえ
物凄い強いレース内容でした。
２番手３番手から競馬をして、上り最速で完勝でしたし、何より
重馬場をもろともせず勝ち切った内容は、かなり評価出来ます。
今回秋華賞の馬場次第では、エスポワールを本命にしてもいいと言えるくらい
楽しみな１頭です。
続いて２頭目は、前走GⅢ紫苑Sを制したパッシングスルー。
こちらもかなり素質の高い馬で、新馬戦ではのちの重賞２勝馬
ワイドファラオを破り、フローラSでもウィクトーリア相手に
僅差の４着とその能力は相当。
夏を越してから馬がますます成長しており、今回もチャンスがありそう。
また血統は、父がルーラーシップで母系がクロフネですので、重馬場も
間違いなく合うでしょうから、他の有力馬より道悪は歓迎でしょう。
３頭目は、前走そのパッシングスルーに後僅か及ばずの２着だった
フェアリーポルカ。
この馬も新馬戦後の２戦目にヴェロックスとレースをしていたり
フローラSでもウィクトーリアと僅差で５着など
能力的にはパッシングスルーとほぼ互角と言えます。
また同馬も、パッシングスルーと同じで父がルーラーシップ。
この点を踏まえても、道悪でも好走可能と言えそう。
４頭目は、メイショウショウブ。
この馬のベストレースは、GⅡデイリー杯２歳S。
ここで、マイルGⅠ２勝のアドマイヤマーズと差のない競馬をしました。
時計の掛かる馬場で前で粘り込む競馬が出来れば、この馬のしぶとさが
活きそうな気がします
１点だけダイワメジャー産駒という点がマイナスですが、それでも
距離さえ持てば、結構良い勝負が出来るのではと思います。
今回の秋華賞は、荒れると見ています。
上記の５頭BOXか、クロノジェネシス、エスポワールを軸に
勝負しても面白いかもしれません。
