調教抜群!状態絶好のムイトオブリガード!
11月3日(日)東京11RGⅡアルゼンチン共和国杯!
今回GⅠ馬の出走はありませんが、かなり良いメンバーが集まりました。
メンバーレベル的に見ても混戦模様と言えるレースですが
その中でも特筆すべき馬は、ムイトオブリガード!
前走の目黒記念は、5着とそれほど悪い内容ではなかったものの
同馬の本来のポテンシャルからすれば、もう少し上の着順でもと
思えるレースでもありました。
ハイペースを勝ったルックトゥワイスとそれほど変わらない好位置から
競馬をしたのですが、思ったほど伸びずといった内容。
しかし、これには大きな原因があったと思っています。
それは、目黒記念の前のレースがGⅠ大阪杯だったという事。
GⅠ大阪杯は、当然ながらどの馬も大体メイチ仕上げにするわけで
ムイトオブリガードも大阪杯のために、レースの週には最高の仕上げに
してきたはずです。
つまり、このレースで完調まで仕上げきったわけですから、次走の
目黒記念は、間違いなく大阪杯以上の状態という事はなく、出来るだけ
大阪杯の状態をキープするくらいの状態だったと思います。
ですが、おそらく大阪杯よりは確実に下で一度仕上げたのですから
状態は下降線だったのではと見ています。
それが、目黒記念での直線の伸びに影響したと言えるでしょう。
もし、本来のムイトオブリガードの状態であったら、直線では
ルックトゥワイスに近い上りの脚を使っていてもおかしくは
なかったと思います。
ですが、今回は目黒記念後、外厩ノーザンファームしがらきで
しっかりケアされ帰厩。
馬もだいぶリフレッシュして本来の状態に戻ってきたと言えます。
いや、むしろ見違えるほど良くなったと言えるかもしれません。
今週の調教では、栗東CWを単走で、6Fを78.6-63.3ー
48.9-35.6-11.7という猛時計を叩き出しました。
全身を使って躍動するようなフォームで、ここ目標に好仕上がり。
そろそろ重賞を獲っても良いころ合いではないでしょうか。
東京コースも大得意で、唯一馬券外に飛んだのは
前走の目黒記念のみ。
しかし、同馬にとって良いのは、目黒記念好走馬は
アルゼンチン共和国杯の成績が悪いという事です。
同じコースで同じ距離なのに、互いに相性は良くないレースなのです。
それを考えると、前走の目黒記念で好走しなかった
ムイトオブリガードにとっては今回がチャンスの一戦。
十分巻き返せると思います。
1番人気ルックトゥワイスは?
今回1番人気濃厚のルックトゥワイスですが、
軽量馬で斤量57キロ。
さらに初騎乗の福永騎手。
目黒記念好走馬という事もかなり危うい材料が揃っています。
ルックトゥワイスは、これまで長きにわたり戸崎騎手が主戦として
鞍上を務めてきましたが、中々勝利する事が出来ず、前走レーン騎手が
初の重賞タイトルを同馬にもたらしました。
それを踏まえると、意外と乗り難しい同馬を福永騎手が初騎乗で
乗りこなせるか若干の不安があります。
もちろん、あっさり勝ってしまう可能性もありますが、エンジンの掛かりが
遅いと戸崎騎手が言っていたので仕掛けどころがかなり重要なのでしょう。
買い目はムイトオブリガードから5頭。
本命はもちろんムイトオブリガード。
対抗馬は混戦すぎて1頭には絞れないので紐として5頭上げます。
アフリカンゴールド、アイスバブル、タイセイトレイル
ハッピーグリン、ルックトゥワイス。