2019GⅡ阪神カップ。グランアレグリア危うし?(1.0.1.8)

人気馬でも、、牝馬苦戦のGⅡ。

2019年12月21日(土)は、阪神競馬場でGⅡ

阪神カップが行われます。芝1400m戦。

ここには、今年の桜花賞馬グランアレグリアが出走します。

現在の想定オッズは2番人気~5番人気になっていますが

おそらく最終的には1番人気になるのではないかと見ています。

何と言っても、今年の3歳馬の中では、春までの時点ではありますが、

マイル戦では最上位の位置にいた馬。

2歳時は、牝馬相手では不足と牡馬相手のGⅠ朝日杯に挑戦したほどの馬。

ただ、順調に勝ち上がっていくと思われたグランアレグリアでしたが

気性的にもまれ弱い面があり、牡馬相手のレースでは苦戦。

朝日杯は能力の高さで3着は確保も、前走のNHKマイルCは5着。

ですが、前走のNHKマイルCに関しては、直線でロスがあり、

それがなければ、馬券内は確実だった模様。

今回は、そのNHKマイルCから約7か月休養明けの一戦。

距離は1400mとマイル戦しか経験したことのない同馬に

とっては、初の距離となります。

しかし、どちらかと言えば、長いよりは短い方が明らかに良いタイプの馬。

当初はGⅠスプリンターズSへの参戦も視野に入れていたわけで

1400mはむしろ歓迎すべき距離。

ですが、問題は阪神カップの牝馬の成績が極端に悪い事。

過去10年において、牝馬の成績は1番人気~5番人気以内で

1頭も馬券になっておらず、牝馬苦戦のレース。

また阪神カップの1番人気の成績も過去10年で(1.0.1.8)と

1勝3着1回10年で2回しか馬券に絡んでいません。

3歳馬4歳馬の成績も悪く、グランアレグリアが強い馬でも本命軸に

推しづらいデータです。

さらに言えば、今回グランアレグリアは5番枠を引きました。

もまれ弱い面を考えると、外枠の馬に被せられるとどうかなという点はあります。

ですので、ルメール騎手がどういった騎乗を見せるかが重要。

ただ、良い点は今年の阪神競馬場の馬場が思ったよりも、時計が掛かる馬場では

ない点はグランアレグリアにはプラスと見ています。

これまで12月の阪神の馬場は、あまり時計が出ない事が多かったのですが

先週の朝日杯でも1分33秒0のレコードでサリオスが勝っており、時計が

出る良馬場ならば、グランアレグリアが完勝してもおかしくないと言えます。

買うならば、アタマで勝負でしょうね。

馬格のある5歳6歳牡馬が優秀。

阪神カップの過去の成績で優秀なのが、5歳6歳の牡馬。

直線の坂がある阪神コースだけにタフさも要求されるため

馬格のある馬が台頭しやすいレース。

狙い目は、スミヨン騎手鞍上のフィアーノロマーノだったのですが

なぜか1番人気想定になっています。

前走マイルCSであれだけ大敗した馬なのですが、これもデータで

前走マイル惨敗馬の成績が良いです。特に関東馬がいいようです。

フィアーノロマーノは関東馬ではないですけどね。

しかし、1番人気ならば、データ的には怖い。

前走マイルCSで4着に好走したマイスタイルは1番枠という

絶好枠を引いたので面白い存在。

ですが、鞍上の田中勝春騎手は近年重賞でレースに出る事が

少ないので、本命には出来ない。

こう考えると、今回は不安データの多い馬が揃っていますので

広く狙っていくのが妥当。

そこで3連系のBOXを推奨。

マイスタイル、レッツゴードンキ、グランアレグリア、

グァンチャーレ、フィアーノロマーノ、ロジクライ。

ただ単勝1点買いならば、グランアレグリアが良いと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする