2019GⅡステイヤーズS!チェスナットコートが急浮上!

流石に名手でも厳しい。

2019年GⅡステイヤーズS。

ここに同レース現役最多勝の3勝を誇るアルバートが参戦予定。

昨年は、残念ながら出走出来ませんでしたが

今年はおそらく出走出来そうな気配。

しかし、アルバートも今年8歳となり、流石に年齢的な衰えは

隠せなくなってきています。

昨年は、モレイラ騎手を背に臨んだ京都大賞典で3着に好走するも

今年は、同レースで16着と大敗。

勝ち馬とは、3秒近く離されての負けであり、久々の実戦とはいえ

明らかに力落ちといった印象。

今回のステイヤーズSでは、先週JCをスワーヴリチャードで

勝利したO・マーフィ騎手が騎乗しますが、いくら名手といえど

力が落ちたアルバートでは厳しいでしょう。

叩かれて良化はしているとは思いますが、勝ち負けになるかは微妙。

その点、今回チャンスといえるのはチェスナットコート。

坂井騎手で勝つ!チェスナットコート!

昨年の4歳時から大きな上積みは感じられないものの

力落ち感も見られないチェスナットコート。

昨年は、天皇賞春で5着。その後下半期は海外挑戦をするも惨敗。

そして、今年はすべて掲示板以下のレースで、前走の京都大賞典も

11着と大敗しており、一見すると今回も勝負にならなそうな

イメージがありますが、勝ち負け出来る要因がしっかりあります。

それは、今年の天皇賞春の着順と走破タイムにあります。

今年の天皇賞春は6着で、勝ち馬フィエールマンとは1秒8差を

つけられてのいわば大敗でしたが、昨年の走破タイムを考えると

チェスナットコートは、ほぼ同じくらいのタイムで走っており

力落ち感はありません。

今年は相手が強かっただけであり、長距離戦ならば、まだまだ

メンバーレベル次第では好勝負出来る馬。

そして、同馬にとってうってつけとも言えるレースが

まさに今回のステイヤーズS。

GⅠが連戦で続く時期であり、長距離のスタミナを消耗する

ステイヤーズSには、ほぼ一線級の馬が出走する事はなく

いわばがら空きともいえるGⅡ競走。

今回も際立って強い馬は1頭もおらず、アルバートが1番人気となりそうで

チェスナットコートも実績から押し出されて人気になるでしょう。

しかし、狙い目はアルバートよりもチェスナットコートでしょう。

相手は3頭。

相手は、3頭で1頭目はオジュウチョウサン。

障害競走の皇帝ともいえる馬で、長距離戦は

間違いなく得意。

豊富なスタミナを問われる今回は勝ち負け出来るでしょう。

鞍上もM・デムーロ騎手ですからね。デムーロ騎手にとっても

久々の重賞勝利の可能性が出てきました。

2頭目は、昨年の覇者リッジマン。

前走の京都大賞典は大敗も、同馬は長距離になるほど力を

出せるタイプなので、前走は度外視でいいでしょう。

長距離戦が得意な蛯名騎手ですので注意が必要な1頭です。

3頭目は、アルバート。

衰えたとはいえ、やはり外す事は出来ない馬。

どのくらい調子が戻っているかですが、大きく衰えてさえ

いなければ、無視はできない1頭。

京都大賞典の大敗がかなり気になりますが、力落ちがなければ

連対はするでしょうし、力が落ちていれば大敗もあり得ます。

いずれにしても、今回は本命軸にしてはいけない馬でしょう。

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