2019GⅡ神戸新聞杯。サートゥルナーリアVSヴェロックス!勝つのは?

神戸新聞杯2強相まみえる。

さて2019年9月22日は、阪神競馬場で3歳馬限定GⅡ

神戸新聞杯が行われます。

芝2400m戦ですが、何と言っても注目は

サートゥルナーリアとヴェロックスの2頭。

今回は、この2強ともいえる馬が出走する事も

あいまってか、出走頭数は僅か8頭。

これにより、ますます紛れのないレースが想定されるため

能力値がはっきりと出るいわば分かりやすいレースとなりそう。

そうなれば、春のGⅠ皐月賞で1、2着を演じ、ダービーでも

3着4着と差のない競馬をした2強が神戸新聞杯の1,2着馬となる

可能性は相当高いと言えます。

サートゥルナーリアは、すでにGⅠを2勝しておりますが、ヴェロックスも

ここまでのレース内容から、間違いなくGⅠ級の馬。

まずこの2頭を負かすだけの力のある馬は、今回のメンバーに

求めるのは厳しいと言えそう。

何と言っても、サートゥルナーリアとヴェロックスに勝つには

夏を越して、一気にGⅠ級の馬に成長していなければいけない訳で

流石に他の6頭の中にそんな馬はいないでしょう。

そうなれば、最大のポイントは、2強のうちどちらの馬が

1着になる可能性が高いかです。

2強のうち勝つのはどっち?

現在のオッズでは、サートゥルナーリアが断然の一番人気に支持されています。

まあ当然と言えば、当然です。

なぜならば、皐月賞での1着時、2着ヴェロックスとの差は僅かでしたが

レース内容は、かなり余裕があり、仕上げもメイチではありませんでした。

しかし、ヴェロックスの方は、ほぼメイチに近い状態でした。

ですので、この時の鞍上であったルメール騎手は着差以上に楽だったと

感じていたことでしょう。ゴールする瞬間、余裕の笑みを浮かべていましたからね。

そして、ダービーですが、こちらは当初から最大目標にしていたレースという事も

あり、当然メイチ仕上げで臨みました。ところがこれが逆に言えば、裏目に出たとも

言え、スタートでつまづいてしまいました。

大きく出遅れたわけではありませんでしたが、前が中々止まらない東京芝コースを考えると

このロスが結果的に響き、焦りもあったせいか鞍上のレーン騎手も上手く乗れてなかった

ような気がします。

結果最後の直線では、一旦は3番手まであがってきたものの、4番手にいた

ヴェロックスに差し返されてしまいました。

ですが、内容的には力負けという感じはせず、想定していた事が次々と噛み合わなくなった

結果の負けだったと見ています。

そう考えると、ダービーまでの時点では、やはりサートゥルナーリアの方がヴェロックスより

力は上だったと思います。

ただ問題は、ここから。夏を越しての成長力ですね。

ヴェロックスが勝つ!!

ヴェロックスの良い所は、自在性があり、尚且つ精神面でも、

かなりタフな馬というかなり大きな長所があります。

これまでのレース内容を見ても、強い相手にはギリギリに近い勝負を

してきて、相手が弱い場合は完勝といった内容。

今回は少頭数で今の阪神競馬場は前有利の馬場ですから

先行力もあるヴェロックスには、まさにうってつけの舞台。

サートゥルナーリアにマークされるとは思いますが

止まらず突き抜けてしまいそうな雰囲気があります。

サートゥルナーリアは、今回再び鞍上がルメール騎手に戻りましたので

鞍上に関しては全く問題ないと思いますが、やはりダービーで見せた

精神面の課題がクリア出来ているかという点が大きいでしょう。

また日曜日の阪神競馬場の馬場は、台風が近づいているので

ひょっとすると渋った馬場になる可能性もあります。

そうなれば、稍重の馬場を経験済みのヴェロックスにとっては

プラスに働くでしょうから、今回は展開面も考慮すると

ヴェロックスにチャンスがありそうです。

鞍上の川田騎手も、今年は何としてもリーディングジョッキーに

なるべく闘志を燃やしている事と思います。

楽しみな一戦です。

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