2019GⅡニュージーランドT。アガラスVSカルリーノ。

東スポ杯はレベルの高い一戦。

4月6日(土)中山では、メイン競走GⅡ

ニュージーランドTが行われます。

芝1600m、3歳戦。

注目の馬は、アガラス。

前走のきさらぎ賞は、輸送の影響もあってか、出負けしたうえに

折り合いを欠いていて、全く勝負になりませんでした。

ほぼ度外視して良い内容で、その前走を除けば、新馬戦は完勝。

続く札幌のコスモス賞も、稍重の洋芝で2着。

そして、何と言っても素晴らしかったのは、3戦目の

GⅢ東スポ杯2歳S。

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後方から脚を溜め、ハイペースで展開が向いたとはいえ

上り最速33秒7をマークし、勝ったニシノデイジーとは

タイム差なしの2着。

正直それまでのアガラスの競馬とは全く違う位置からの

競馬で目の覚めるような好走をしたのですから、評価が

一気に上がりました。

また、この東スポ杯のメンバーも相当レベルが高く

勝ったニシノデイジーは重賞2勝馬でGⅠでも好走出来る

レベルの馬。

4着のヴェロックスは、続く若駒S、若葉SとOP戦を2連勝。

7着馬のクリノガウディーは、朝日杯で2着と好走。

3着馬ヴァンドギャルドも勝利こそしていませんが

出走してくれば、常に人気の一角となり、前走の毎日杯も

3着とまずまずの走りをしています。

この強いメンバー相手に互角以上の勝負をしたのですから

前走の大敗だけで、アガラスを見切るのは時期尚早。

今回は、輸送のない中山コースである事で、イレ込む可能性も

低く、アガラスの全能力を発揮できる状態ならば、まず馬券内は

外さないでしょう。

さらにプラス材料は、名手ルメールが同馬に騎乗するために

関西から来てくれる事です。

おそらくルメール騎手が希望すれば、阪神牝馬Sでも乗れる馬が

いたはずでしょうけれど、ニュージーランドTのアガラスを選択

したのですから、余程魅力を感じている馬と言えます。

今回のメンバーならば、十分勝ち負け出来るはず。

アガラスにとっては、重賞初制覇のチャンス。

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相手は、カルリーノ他。

やはり相手候補の筆頭はカルリーノ。

2歳時には、函館2歳S、京王杯2歳Sで

連続3着と重賞で好走してきた馬。

年明け初戦の今回と同舞台のジュニアカップでは、

勝ち馬ヴァッシュモンとタイム差なしの2着。

3着に敗れたディキシーナイトが、その後

GⅡスプリングSでも好走している事から

カルリーノの能力も相当高いと言えます。

走破タイムも1分33秒8と優秀で、近走こそ

なかなか勝ちきれない競馬が続いていますが、

今回は重賞できっちり仕上げてきているでしょうから

好走する可能性は高いと言えます。

他の狙い馬は、前走大敗も良馬場のマイルで見直し

ココフィーユ。

前走後方から上り最速で突き抜けたヴィッテルスバッハ。

あと気になる1頭は、前走未勝利戦ながら好タイムで

勝ち切ったショーヒデキラ。

ただ鞍上が野中騎手と今期は好調ですが、重賞で

良い騎乗を見せれるかは疑問。

でも、3着くらいなら可能性はあるかもしれません。


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