2019年GⅡオールカマー!勝つのはやっぱりレイデオロ!

現役最強クラス。レイデオロ。

2019年9月22日(日)は中山競馬場でGⅡ

産経賞オールカマーが行われます。

芝2200m戦。

このレースに昨年の優勝馬であるレイデオロも参戦。

レイデオロと言えば、これまでの全14戦中13戦に渡り

鞍上を務めてきたのが、クリストフ・ルメール騎手。

しかし、今回は同日に阪神競馬場で3歳GⅡ神戸新聞杯があり

サートゥルナーリアに騎乗するため、残念ながらレイデオロには

乗れません。

よって鞍上は別の騎手へと変更になったわけですが

その騎手は福永祐一騎手となりました。

今回福永騎手は初騎乗。

その点も含めますとレイデオロにとっては、若干マイナス材料かもしれません。

ですが、関東騎手がいる中、関西騎手の福永騎手を呼び寄せてまで

レイデオロへの騎乗依頼をしたわけですから、大きなマイナスとまでは

いかないと見ています。

ただ、懸念材料としては、ここ2戦のレイデオロの成績です。

2走前の有馬記念では、ブラストワンピースに惜しくも敗れはしましたが

レース内容的には、レイデオロらしい強いレース運びでタイム差なしの2着。

しかし、次走のドバイシーマクラシックでは6着、続く宝塚記念では

5着となんとか掲示板は確保するも、勝ち馬リスグラシューには1秒3も

離されての完敗。

この結果を見ると、ダービー馬レイデオロの強さにもついに陰りが見え始めたのでは

と見るファンも少なくないでしょう。

レイデオロは衰えたのか?

はっきり言いましょう。レイデオロは、まだ全然衰えていません。

近2走については、敗因理由が分かっていますので、全く問題ないでしょう。

まずドバイシーマクラシックは、昨年も出走して4着でした。

今回はもっと悪い6着でしたが、明らかにドバイのコースもですが

気候もおそらくレイデオロには合わなかったのでしょう。

そして、もう一つ。レイデオロは、やはり遠征競馬が苦手なのだと思います。

宝塚記念は、まさにそういった要素が強く、ドバイ帰りで状態もそれほど良くなかった上に

苦手な遠征競馬で、レイデオロ本来の力を出し切る事が出来なかったと見ます。

これまでのレース結果を見ても分かるように、長距離輸送での競馬では

あまり良い成績を収められていません。

逆に関東圏の競馬においては、かなり優秀な成績を収めています。

今回は遠征の疲れもしっかり取れて、本来のレイデオロのレースが出来るはずで

間違いなく好勝負になると思います。

鞍上の福永騎手とのコンビ相性がどのくらいかは、レースをしてみないと分かりませんが

レイデオロの気性面を見る限りでは、折り合いに難があるタイプではないので、おそらく

大丈夫でしょう。

勝ち負け濃厚でしょうね。

相手筆頭はウインブライト。

まあ順当に相手筆頭はウインブライトでしょう。

何と言っても、前走香港のGⅠクイーンエリザベス2世カップを優勝。

それもレコード勝ちのおまけ付きで負かした相手エグザルタントは

香港ヴァーズや香港ゴールドCなどを制しているGⅠ馬。

その相手に勝つという大金星。

また中山巧者であり、これまでのレースでは8戦して7連対という

中山ではほぼ崩れない馬。

しかし、そんなウインブライトにも不安材料があります。

それは距離。これまでウインブライトは2000mまでの距離で

結果を残してきました。2400mはダービーで使ったのみで

これ以降は2400mはおろか2200mも使っていません。

たった1ハロンかもしれませんが、この1ハロンが影響する可能性は

かなり高いと見ています。

残り2頭は、スティッフェリオとミッキースワローです。

特にスティッフェリオは、ここ2戦はGⅠで揉まれており、負け続きですが

今回は持ち前の先行力が活かせそうな展開で、チャンスがありそう。

前でしぶとく粘るようなら面白い存在かもしれません。

ミッキースワローは、前走七夕賞を勝ち波に乗ってきました。

中山芝2200mもGⅡで2戦してパーフェクト連対と得意のコース。

鞍上が若干不安ですが、馬は間違いなく中山コースは合うので

チャンスがありそう。

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