2019年GⅢアンタレスS。グリムVSウェスタールンド!

グリムかウェスタールンドか。

4月14日(日)は、中山でGⅠ皐月賞が行われますが、阪神では

メイン競走GⅢアンタレスSが行われます。

注目馬は、前走GⅢ名古屋大賞典を優勝したグリムと

前走チャンピオンズCで驚異の末脚を見せ2着に入線した

ウェスタールンドの2頭。

脚質的には、全く異なる2頭ですが、ダートでの強さは

どちらも相当な素質馬。

しかし、グリムは3歳時からダート路線で活躍していたのに対し、

ウェスタールンドは、昨年の6月、6歳からの遅咲き。

1000万クラスをあっさり卒業し、続く1600万クラスも

楽々突破。

OPに入ってからは、重賞を3連続で使い2着、7着、2着。

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その7着に敗れた武蔵野ステークスも鞍上がスタートから

グイグイ出して行き、3コーナー手前では前が詰まり

折り合いも欠いてのかなりチグハグな競馬でした。

シリウスステークスやチャンピオンズカップのような

競馬をしていたら、おそらく勝っていた可能性は高かったでしょう。

それを考えると、能力を発揮していたら全重賞で連対していた

事になり、やはり能力の高さはGⅠ級と言える馬でしょう。

陣営もまさかここまでダート適性が高いとは思っていなかった

でしょうから、正直もっと早くから使っていればという気持ちも

あったのではないかと思います。

そして、今回は重賞制覇のチャンスの一戦でもあります。

強い相手はいますが、それでも今まで戦ってきたメンバーと比べれば

今回は楽な相手関係。

しかし、不安材料もあります。それは、まずは休み明けの一戦である事と

前走がかなり凄い末脚を使ったので、反動がなければという所です。

鞍上は、ウェスタールンドに乗り慣れた北村友一騎手であり

こちらはプラス材料。

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一方グリムの鞍上は、初騎乗の浜中俊騎手。

浜中騎手は、逃げも得意ですが、やはり逃げ先行は武豊騎手の

もっとも得意とする脚質で、若干マイナス材料となるかもしれません。

グリムが逃げ粘れるか、それともウェスタールンドが豪快に差し切るか

楽しみな一戦です。

そして、重要なのはやはり展開。

グリムがスローで逃げる事が出来れば、グリムが粘り切りそうですが

平均以上のペースになった場合は、ウェスタールンドに勝機がやってきそう。

先行馬が多いのでスローにはなりにくいはずですが、先行馬が

ウェスタールンドの末脚を警戒すれば、ペースが落ち着く可能性も

ありそうな気がしますね。

前が粘り切るような展開になれば、テーオーエナジーやヒラボクラターシュ

にも出番がありそうです。

しかし、ウェスタールンドが前走のように34秒台の脚で上がって来たら

ペース関係なく、全馬まとめて差し切ってしまうかもしれませんね。


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