2019GⅢエプソムC。激走情報馬大穴ハクサンルドルフ!

知れば知る程ハクサンルドルフしかない。

2019年6月9日(日)東京メインGⅢエプソムカップ。

芝1800m戦。まさにこのレースにピッタリ合う馬がいる。

その名はハクサンルドルフ。

現在の想定オッズでは、後ろから数えた方が早いくらいの

オッズで、正直大穴と言えるほどの馬。

それもそのはずで、何と言っても近走成績がとにかく悪い。

しかも、追い込み馬にして展開がスローならダメなのは

分かりますが、ハイペースになってもさほど変わらないという

ペースが向いても着順をあげれないわけですから、当然今回も

人気になるわけがない馬。

ですが、このハクサンルドルフ。

しっかりと情報を見れば、見るほど今回は買える馬と

なっていくのです。

それをこれから説明していきたいと思います。

過去実績から見るハクサンルドルフ。

一昨年2017年の秋にようやく準OPを勝ち、OP入りを

果たしたハクサンルドルフ。

OPに上がってこれまでこなしてきたレースは11レースですが

その成績たるや正直厳しい結果ばかりが並びます。

特にここ4戦はすべて2桁着順と良い所が一つもない。

とてもこの成績では、今回も買えない。

そう思うところでしょうけれど、しかしここから買える要素が

出てきます。

OP11戦のうちハクサンルドルフが勝ったレースは一度もありませんが

2着になったのは、たった一度だけあります。

それが、昨年の同レースエプソムカップ。

馬券内を確保した唯一のレース。

舞台東京芝1800mは、ハクサンルドルフがもっとも

得意とする距離コース。

しかし、準OP戦くらいまでは通用していた舞台も

OP戦となれば、格も上がるためベスト距離でも

勝負になるためには条件が必要でした。

その条件を話す前に、これまでの11戦を見ても分かるように

ハクサンルドルフは、良馬場では展開が向いてもダメ向かなければ

もっとダメという分かりやすいほど時計負けしてしまうタイプの馬。

末脚は確かに良い物があるのですが、それでももっと切れる馬が

OPクラスには沢山おり、尚且つ早い時計に対応できる馬も相当数

います。

しかし、ハクサンルドルフのこれまでの成績を見ても、とにかく時計が

早くなると、展開が良くてもついていけず惨敗してしまうケースが多く、

好走するときは、時計がある程度掛かった馬場で尚且つペースも平均くらい

がベストというかなり条件を絞らないと走らない馬。

分かりやすいレースとしては、好走時のエプソムカップとOP入りしたての

東京新聞杯でしょう。

昨年のエプソムカップは、重馬場で通常の良馬場でのタイムが1分45秒台前半から

1分44秒台であるのに対し、勝ったサトノアーサーの走破タイムは、1分47秒4。

つまり、重馬場により2秒~3秒くらいのタイム差が生じます。

東京新聞杯で勝ったリスグラシューの時も同様で、時計の掛かる馬場で

走破タイムは、1分34秒1でした。

この時のハクサンルドルフの走破タイムは1分34秒4の6着。

ですが、2着3着馬との差は僅か0.1秒差でした。

良馬場では圧倒的な開きがあって惨敗する馬が、雨で時計の掛かる馬場に

なると、途端に差を縮めてくるのです。

相性抜群の騎手&レース。プラス重馬場で文句なし!

今回のエプソムカップは昨年2着と相性の良いレース。

そして、OP入り前の不良馬場で行われた甲斐Sでは

大野騎手が鞍上となり、同馬を勝利に導きました。

その大野騎手と今回再コンビを結成。

1戦1勝のパーフェクト騎手を背に一発あっても不思議ではない。

さらに今週の土日は雨予報。

じゃぶじゃぶ降って不良馬場にでもなれば、さらに

チャンスは上がると見ています。

雨馬場得意なアドマイヤムーン産駒のハクサンルドルフに

とって今週末は恵みの雨となりそうです。

前走ダートを使っての中1週というローテーションにも

やる気を感じます。

まさにここしかないだろうと言えるほどのベスト舞台。

好勝負になると見ています。

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