2019白山大賞典!グリムVSデルマルーヴル!新旧対決の行方は?

2019年白山大賞典。

2019年10月1日(火)に金沢競馬場で地方交流重賞GⅢの

白山大賞典が行われます。

ダート2100m戦。

出走予定馬は、中央からグリム、リアンヴェリテ、デルマルーヴル、ノーヴァレンダ、

テルペリオンの5頭が参戦します。

他地方馬から7頭が出走する予定ですが、おそらく

中央勢が上位を占める事になりそうです。

その中でも一番有力な馬としては、やはり昨年の同レースも

余裕の完勝を見せたグリムではないでしょうか。

グリムは、9月29日の阪神ダート2000mGⅢシリウスSにも

出走登録をしていましたが、そちらを回避し、白山大賞典を選択しました。

まあメンバーレベルを考えて、こちらの方が勝てる算段という単純な

見解ではありますが、得意コースという点も踏まえるとやはりそうとしか言えません。

またシリウスステークスの場合は斤量58キロを背負わなければならず

白山大賞典が斤量56キロで出られる点も大きいでしょう。

ですが、今回は3歳馬という新しい勢力もいますので

昨年のようにあっさりというわけにはいかなそうです。

グリムの相手候補筆頭は、デルマルーヴル!

1番手は、やはり3歳馬のデルマルーヴル。

今年のUAEダービーでは、4着と好走。

帰国後の初戦ジャパンダートダービーでは、勝ったクリソベリルには

歯が立ちませんでしたが、しっかり2着を確保。

続く前走のレパードSでも、勝ち切る事は出来ませんでしたが

勝ち馬とタイム差なしの2着と力のあるところを見せました。

今回古馬との初対決となりますが、斤量52キロで出走出来るのは

大きく、また鞍上は金沢競馬場を熟知した吉原騎手ですからね。

立ち回り次第では、グリムに迫れる馬だと思います。

また9月23日の日本テレビ盃では、同じ3歳馬のクリソベリルが

古馬相手に完勝していますので、デルマルーヴルもこれに続きたいと

いったところでしょう。

2番手は、リアンヴェリテ。

おそらく今回ハナを主張するのが同馬でしょう。

鞍上の福永騎手がどういったペースで逃げるかが、かなり重要ですが

初距離に加え、地方競馬は、経験があるものの500万条件時の

時で、距離も1400mでした。

前に行ける脚があるのは良いですが、時計の掛かるダートは

あまり得意なイメージがないです。

後は、グリムにどの辺で捉えられるかで着順が大きく変わるでしょうね。

最後は、テルペリオン。

前走のマーキュリーカップは3着とまずまず好走したものの、グリムには完敗。

ただ大型馬で地方の砂は合っていると思うので、ここも立ち回り一つで

上位入線は十分出来そう。ただ、グリムには適わないと見ます。

すべてはグリム次第。

グリムもあまり早めにリアンヴェリテを捕まえてしまうと

後ろに待機しているデルマルーヴルの存在がありますから

出来るだけ、前をしばらく泳がせておく可能性はあります。

ただリアンヴェリテが思ったより手ごたえが良ければ、まんまと

逃げ切ってしまうという可能性もあるので、やはり、グリムより

前で競馬をする馬と後ろで競馬をする馬は、グリムの出方が凄く

重要なレースとなりそう。

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