2019フェブラリーSは、東京マイルダート実績馬を重視!!

東京マイルは、コース実績が重要。

2019年2月17日(日)は、東京メイン競走G1

フェブラリーステークスが行われます。

出走頭数は、全部で14頭。

このレースの基本は、やはりコース実績が凄く重要。

過去のレースを見ても、上位を占めるのは、ほぼ

東京コース実績馬と言えます。

今回は、注目の6連勝中の馬で、おそらく一番人気が

濃厚となりそうなインティがいますが、東京コースは未経験。

まずは、インティも含めて各馬について分析していきたいと思います。
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フェブラリーS出走馬14頭の分析。

インティ。鞍上武豊騎手。

今回一番の注目馬ですが、やはり不安材料が多すぎます。

6連勝で勢いもあり、その強さも認めますが、初の東京コース

に加え、マイル経験も初、さらに関東圏の輸送も初。

いろんな事が初物づくしで、これをクリアするのは、相当難関

ではないでしょうか。

1800mをあれだけ早く走れるので、マイルでも距離という点では

全く問題ないと思いますが、1番人気の馬を全くのノーマークで

走らせるほど、GⅠレースは甘くないでしょう。

今回の条件下で勝つようならば、間違いなく超G1級と言える馬

でしょうけれど、正直大敗の可能性も十分あり得ます。

オメガパフューム。鞍上M・デムーロ騎手。

昨年の東京大賞典(GⅠ)の覇者で、ベスト距離は2000m前後。

今回のフェブラリーSは、距離が忙しい印象。

過去に東京マイルは経験済みですが、上がり最速を使うも3着。

マイル戦は、この一度のみで陣営もやはり距離適性を考えて

その後1800m~2000m辺りのレースを中心に使っている

事から、今回は距離コースともベストとは言えないでしょう。

クインズサターン。鞍上四位洋文騎手。

四位騎手ととても相性の良い馬で、昨年重賞レースで勝ち鞍こそ

ないものの安定して馬券内に何度もも入線。

前走の根岸Sも3着と堅実な走りを見せています。

東京マイルも得意な馬で、展開が合えば好走も可能。

ただ今回はGⅠ。相手が揃った印象。良くて掲示板か。

コパノキッキング。鞍上藤田菜々子騎手。

前走の根岸Sは、O・マーフィ騎手の素晴らしい騎乗で見事優勝。

しかし、レース後のインタビューでマーフィ騎手が記者から

もう一ハロン伸びても行けますか?の問いにきっぱりNOと

言い切りました。(マイルでは無い)

天才騎手が、はっきりと無理と言い切ったのですから

本当にないのでしょう。

また鞍上もGⅠ初挑戦の藤田菜々子騎手。

応援したい気持ちと勝利出来るかは別ですね。

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ゴールドドリーム。鞍上C・ルメール騎手。

一昨年のフェブラリーSの覇者で昨年は2着。

とにかくこの東京マイルは、ベストの舞台。

ルメール騎手との相性も抜群で4回乗って

パーフェクト連対。

今回の調教も優秀で、正直この馬に関しては

条件においてもすべてが揃っていると言えます。

間違いなく今回も勝ち負け。

サクセスエナジー。鞍上松山弘平騎手。

前走のすばるSは、逃げて他馬を寄せ付けない圧勝劇でした。

ですが、今回はGⅠ。そして、東京マイルも初。

ベスト距離が1400mで、またこの馬にとってギリギリの距離。

マイルは長く、今回は買い材料のない馬。

サンライズソア。鞍上田辺裕信騎手。

しぶとい先行馬で、GⅠでも相手なりに走れる馬。

昨年のJBCクラシック、チャンピオンズカップ共に3着。

成長力もあり、また東京マイル実績もあります。

ペース次第では、上位入線も狙える馬ですが、鞍上がこれまで

デムーロ騎手やルメール騎手、そしてモレイラ騎手が乗っていました。

ずっと一流外国人騎手が乗っていましたが、今回は田辺騎手。

この点がどうなるかですね。

ただ、無視までは出来ない存在と言えます。

サンライズノヴァ。鞍上戸崎圭太騎手。

まさに東京ダートの申し子と言えるほど、近走は

ほぼ東京ダートしか使っておらず、本来は確実に

フェブラリーS向きの馬。

出遅れ癖はあるものの、その不利をもろともしない

末脚が魅力の馬。

ただ鞍上の戸崎騎手は、GⅠで人気を背負うとあまり良い騎乗が

出来なくなる事が多い。

関東のリーディングでは、ここ数年ずっと1位をキープしていますので

騎乗力は高い騎手なのですが、関西の上位騎手や外国人騎手と対戦すると

なかなか勝てないイメージが強いです。

前走の根岸S(GⅢ)も1番人気に支持されましたが、出遅れてその差を

リカバリーしようとしたら、馬が引っかかって前半で脚を使ってしまう

結果となり、直線ではいつもの伸びが出来ず惨敗。

ですが、逆にこの事により、今回のフェブラリーSでは、それほど人気

しない可能性が高いので、こういう時の戸崎騎手は良いかもしれません。

前走は、全くの力負けというレースではなかったわけですからね。

サンライズノヴァ本来の力を出せれば、十分馬券内に入れる

可能性は高いです。後は、出遅れなければ良いですけどね。

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ノボバカラ。鞍上F・ミナリク騎手。

すでに一頃に勢いはなく、正直迷わず消しでいいでしょう。

ノンコノユメ。鞍上内田博幸騎手。

昨年のフェブラリーS優勝馬。昨年は、展開がドハマりした結果

この馬の末脚が活きる形となり1着でゴール。

見事復活を果たしました。

しかし、今年は前年のような展開が望めるかは疑問。

ペースが上がってこその馬なので、平均ペース以下なら

かなり厳しいでしょう。

ですが、東京マイルはこの馬にとって一番得意な舞台。

堅実に末脚を使える馬なので、ある程度流れてくれれば

十分チャンスはあるでしょう。

メイショウウタゲ。鞍上北村宏司。

流石に8歳馬でもう上がり目はないでしょう。

近走内容からも、買い材料無し。

モーニン。鞍上和田竜二騎手。

2016年のフェブラリーS覇者。

昨年は、コリアスプリントを制するなど、一時期の

スランプは脱出した模様。

しかし、今は1200、1400mの方が合っていて

マイルは少し長い印象。年齢的にも以前ほどの力はない。

ユラノト。鞍上福永祐一騎手。

前走の根岸Sは2着と健闘。

内目でルメール騎手が上手く乗り

1着コパノキッキング相手に僅差の競馬。

この馬は、おそらくマイルの方が良さそう。

ただ今回は、前走と違い相手レベルもグッと高くなるので

3着に粘れれば、良い方ではないでしょうか。

ワンダーリーデル。鞍上柴田大知騎手。

1400mまでの馬。マイルは過去に2走して、一度も連対経験なし。

黙って消しでいいでしょう。

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枠順確定。調教後の馬体重。

1、クインズサターン    480kg(前走476kg)

2、ユラノト        513kg(前走506kg)

3、ゴールドドリーム    544kg(前走514kg)

4、メイショウウタゲ    522kg(前走520kg)

5、サクセスエナジー    558kg(前走542kg)

6、インティ        520kg(前走514kg)

7、サンライズノヴァ    554kg(前走540kg)

8、モーニン        538kg(前走522kg)

9、ワンダーリーデル    544kg(前走534kg)

10、サンライズソア    526kg(前走522kg)

11、コパノキッキング   484kg(前走478kg)

12、ノボバカラ      504kg(前走506kg)

13、ノンコノユメ     452kg(前走446kg)

14、オメガパフューム   460kg(前走448kg)

調教後の馬体重を見た感想としては、冬場という事もあり

各馬とも、前走出走時よりも馬体重が増加していますね。

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ただ、その中でも前走から急激に馬体重が増加している馬が

ゴールドドリームのプラス30キロ。

これをどう見るかですが、輸送もありますので6キロ~10キロ

近くは落ちると思います。それでも、プラス20キロ以上には

なりますが、一昨年のチャンピオンズカップの優勝時の馬体重は

538kgと大幅な馬体重の増加でも問題ありませんでした。

今回もカイバ食いも良く、調教も抜群の動きをしている事から

馬体重の増加も好調であると見て良いでしょう。

逆にこの増加を嫌って人気が落ちるようなら、ゴールドドリームから

馬券を買う人はありがたいのではないでしょうか。

陣営もここまで増加していたとは思わなかったかもしれませんが、

GⅠでしかもルメール騎手を乗せてくるわけですから、中途半端な

仕上げにはしてこなかったはずです。

また今回は3番枠と2017年に同レースを勝った時と同じ枠番

で縁起が良いと言えます。

さらにゴールドドリームには、追い風とも言える情報ですが

3番人気以内の馬が1枠or2枠に入った場合の成績は

過去10年で(4.0.1.1)と馬券外は僅か1度のみ。

他には、近年ですと14番枠の馬が馬券に絡む事が多く、

オメガパフュームは良い枠に入ったのかもしれません。

ただ今回は14頭立ての大外枠なので、芝コースは長く走れますが

果たしてどうでしょう。

また他に馬体重についての情報ですが、フェブラリーSについては

馬体重が520kg以上の馬の勝率が高いです。

この情報を踏まえると今回人気になるインティは、おそらく出走時は

520kgより下の馬体重になるでしょうから、厳しいデータになりそうです。

本命ゴールドドリーム。相手は3頭。

ゴールドドリームの単複。

馬連、ワイドならゴールドドリームから

サンライズソア、サンライズノヴァ、ノンコノユメまで。

今回は人気のインティとオメガパフュームを外します。


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