2019JRA!前代未聞!レース直前で出走馬152頭を取り消し措置!

日本競馬会に衝撃!!

JRAは去る2019年6月14日(金)、6月15日、16日に開催される

函館、東京、阪神の3つの競馬場で出走予定の152頭の出走取消を

表明しました。

理由は、各152頭の競走馬が飼料として、摂取していた物の中に

規制対象とされるテオブロミンという成分が確認されたためだそうです。

競走馬の競走能力に影響するものに関しては、公正確保のため

今回3桁にも及ぶ数の出走馬を異例の取り消しとしました。

当然ですが、今週の開催においては重賞競走を含め、多くのレースで

一部の有力馬も対象となっている馬がいるため、JRAの馬券売り上げに

大きな影響を及ぼす事は必至。

函館で行われるGⅢ函館スプリントSでは、なんと出走頭数13頭のうち

半分にも渡る6頭が対象。その中には今回一番人気想定だったダノンスマッシュも

含まれています。

函館スプリントS取り消し対象馬、シュウジ、ライトオンキュー、リナーテ、ダノンスマッシュ、トウショウピスト、タマモブリリアン。

ユニコーンS取り消し対象馬、サトノギャロス、ロードグラディオ。

どうしてこうなった?テオブロミンとは?

なぜ今回突然このような措置がとられたのかは謎。

おそらく以前から飼料として与えられていた可能性は高かったはずで

今この時期に大々的に騒がれ始めたのでしょう。

正直GⅠ戦の上半期も残すところ、あと1つ宝塚記念のみ。

飼料を摂取せずに数日で競走馬の体内から抜けるのであれば

良いのですが、もし残るものであれば、きっと宝塚記念にも

影響を及ぼす可能性も否定できません。

それは、ともかく時期的に上半期のGⅠがほぼ終わった段階での

この措置は、どうしてもJRAの意図的な部分を感じざるを得ないというのが

ファン心理ではないでしょうか。

なぜなら、上半期のGⅠ戦が始まる前に今回の措置を行っていたとすれば

JRAの売り上げに多大な影響を及ぼしたであろうことは推測できるからです。

しかし、現段階であれば、宝塚記念はともかく夏のローカル競馬となるため

秋のGⅠ戦までには、体制を整える事が出来ますからね。

今回規制対象とされているテオブロミンですが、どうやらチョコレートや

カカオに含まれるカフェインの一種のようです。

まあ普通に一般の人から考えれば、カフェインで競走能力に差が出るのか

いまいち分かりませんが、規制対象という事はそうなのでしょう。

どうも今回多くの競走馬がテオブロミンを摂取した形になってしまったのは

グリーンガルという海外のサプリメントが問題だったみたいですね。

今や競走馬もサプリメントを摂取する時代で、そのサプリメントに含まれる

成分を精密に調べる事は、かなり重要な案件となってきそうです。

このような事態を招かないために。

今後JRAは、二度とこのような前代未聞の出走取消を行わないように

競走馬が摂取するサプリメントや飼料に関して、検査してほしいですね。

多くの競馬ファンからすれば、このような事案が今後増えていったとすれば

場合によっては、競馬離れともなりかねません。

なぜなら、自分が気に入っている馬や応援している馬が何の前触れもなく

当日故障とかではなく、突然出走取消なんてことが何度も行われたら

つまらなくなるはずです。

公正確保は、もちろん大事ですが、公正確保を徹底するためにも

しっかりと競走馬に関する管理をしてほしいですね。

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