2019関東リーディング!戸崎騎手不在でチャンス到来!三浦皇成!

ついに新人時代の記録を超えた!

2019年12月初旬の現在、関東リーディング2位に

つけている三浦皇成騎手。

その勝ち鞍は、96勝。

新人騎手として1年目に、いきなり年間91勝を挙げるという

大記録を成し遂げた三浦騎手でしたが、周囲の評価や注目も

あってか、これ以降年間91勝の壁を突破する事が出来ずにいました。

またケガで満足に騎乗できないシーズンもあり、三浦騎手にとっては

新人時代に出してしまった記録がむしろ重圧のようになってしまって

いたかもしれません。

しかし、2008年から11年目の今年2019年ついに三浦騎手は

1年目の記録を塗り替える事が出来ました。

おそらく意識はしてないと言うかもしれませんが、91勝の壁を

突破した時には、きっと安堵感はあったはずでしょう。

そんな三浦騎手も、12月19日でもうすぐ30歳になります。

いわゆる中堅騎手と呼ばれる位置の年齢になったわけです。

未だGⅠタイトルは獲れていませんが、元々高い騎乗センスの

持ち主だった事もあり、年齢的な落ち着きも出てきたせいか

レース運びがかなり上手くなってきたと思います。

そして、今年密かに三浦騎手はチャンスともいえる年と

なりました。

そのチャンスとは、そう!リーディングジョッキーです。

戸崎騎手落馬で年内復帰未定。

現在関東リーディング1位で104勝をマークしている

戸崎圭太騎手ですが、11月のJBCにおいて落馬負傷したため

今期はおそらく復帰できないものと思われます。

骨折でギブスがようやく外れたのが、11月の終わりですから

そこからリハビリに励んだとしても、12月に復帰するのは

相当厳しいでしょう。

まだ痛みもあるようですからね。

正直コレを喜んではいけませんが、勝負の世界ですから

三浦騎手がここで関東リーディング1位を取るには

絶好のチャンスと言えます。

いや、むしろこんな機会はそうそうないでしょう。

だからこそ、今期残り3週間と半分(28日土曜日)で

9勝以上を上げる事が出来れば、三浦騎手が関東の

リーディングジョッキーとなるでしょう。

ある意味三浦騎手は持ってる騎手なのかもしれません。

新人で最多勝を上げ、今期はその勝利数を越して

尚且つリーディングジョッキーになれる可能性が

十分あるわけですから力が入るでしょう。

三浦騎手にとって勝負の12月!

戸崎騎手にとっては運が悪かったとはいえ、三浦騎手は

そこで遠慮する事があってはいけないでしょう。

むしろ、戸崎騎手に遠慮したら、戸崎騎手の方が三浦騎手を

叱責するかもしれません。

おそらく三浦騎手の体調面さえ問題なく、尚且つ騎乗停止などの

アンラッキーがなければ、最低でも12月の残り60~70近くは

乗鞍があるはずです。

現在の勝率が1割1分くらいなので、単純計算で6勝7勝では

届かないですが、年初めの成績が悪く勝率を大幅に下げて

いただけに、盛り返してきた今ならもう少し勝てるはずです。

懸念材料は一つ!外国人騎手の台頭!

三浦騎手9勝の行く手を阻む者は、おそらく外国人騎手でしょう。

同じ開催地にマーフィ騎手やビュイック騎手、ルメール騎手など名手が混ざっていると

三浦騎手にとっては、リーディングジョッキーへの道がかなり険しく

なるでしょう。

ですが、同じ関東圏の騎手とのレースであれば、十分勝ち鞍を増やす事が

出来るでしょう。

ですから、三浦騎手にとっては残り少ないチャンスをものにするためにも

外国人騎手やリーディング上位騎手がいないレースで、人気馬に乗った際は

しっかり勝ち切って行く必要があります。

9勝と聞くと、なんだか突破出来そうな雰囲気はありますが、やはり

そこはルメール騎手とは違います。

しかし、三浦騎手にとって、ここでリーディングを獲れるか獲れないかで

来年以降の乗鞍にも影響してくる話なので、何としても王座の称号が欲しい

所でしょう。

是非頑張って欲しいですね。

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