2019小牧特別はウインガナドル!重賞好走馬が1000万特別に!

復活の逃走劇!ウインガナドル。

重賞でも好走経験のある馬が小牧特別に出走。

中京芝2000m、1000万特別競走。

2019年3月17日(日)。

この日、実に約1年1か月ぶりにターフに戻って来る馬がいる。

その名は、ウインガナドル。

昨年2018年2月にGⅢ小倉大賞典を走った後、しばらくして

骨折が判明し、長期休養を余儀なくされました。

かなりブランクはあるものの、外厩コスモヴューファームで入念に調整

され、帰厩後も意欲的に調教をこなしてきた模様。

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一週前の追い切りでは、美浦ウッドコースで5F66秒9~1F12秒5を

一杯に追って、準OPクラスのショウナンライズと併入。

今週の木曜日には、感触を確かめる程度の追いで5F69秒8~1F13秒0で

3歳未勝利の馬を追いかけ、最後は離して抑えてのフィニッシュ。

休み明けでも上々の仕上がり具合のようです。

ですが、今回のレースは1000万特別戦。

上々の仕上がり具合ならば、楽勝しても全く驚きません。

なぜならば、休養前の成績を見れば一目瞭然だからです。

ウインガナドルは、未勝利戦を脱出するのに4戦を要していますが

脚質が逃げに変わってからは、安定して好走するようになりました。

3歳時は、500万下の夏木立賞を逃げ切り勝ち後、GⅢラジオNIKKEI賞に

出走し、もう少しで1着という所にセダブリランテスに差し切られ2着。

それでも、タイム差なしの2着は立派で、勝ち馬のセダブリランテスは、

その後中山金杯も優勝している重賞2勝の実力馬。

負けたとはいえ、逃げたらしぶとい馬という印象がついたのは確か。

そして、さらにしぶとさを印象付けたのが、次走の新潟記念。

気分よく逃げたウインガナドルは、最後タツゴウゲキに差し切られて

しまいましたが、それでも古馬相手に4着は立派。

2着アストラエンブレムは、せん馬になる前で常に重賞で好走する馬でしたし、

3着馬カフジプリンスも3歳4歳時は、重賞で期待の高い馬でした。

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ハンデは52キロと軽かったものの、バリバリのオープン馬相手に

僅差での勝負が出来たのは、ウインガナドルも強い馬であるという

証明になりました。

続く小倉大賞典は、流石にハイペースで潰れてしまいましたが

ワンペースで行けた時のウインガナドルは、かなりしぶといです。

もし、新潟記念の時と遜色ないくらいの力が、ウインガナドルにあれば、

はっきり言って今回の小牧特別は余裕の完勝でしょう。

長期休養ですので、人気も良くて3番人気くらいが妥当でしょうが

展開は間違いなく向くはずで、同型がいない一人旅レース。

絶好の1番枠を引きました。

オープン馬並みの逃げをうたれたら、流石に1000万クラスの馬では

太刀打ちできないでしょう。

鞍上は吉田隼人騎手。

ウインガナドルとパートナー歴が長い津村騎手は、今回同レースで

スヴァルナに騎乗ですが、騎手的には格落ちというわけではないので、

それほどマイナスではないという見方が出来ます。

また脚質が逃げですので、関西の上位騎手や関東でも

横山典弘騎手など逃げ馬を扱わせたら得意という騎手でない

限り、そんなに優劣の差はないと見ています。

ウインガナドルに力があれば、大丈夫でしょう。

楽しみな一戦です。

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