2019共同通信杯。瞬発力を活かしたダノンキングリーの勝利!

ダノンキングリー重賞制覇!!

2月10日(日)に行われた共同通信杯は、まさに

予想通りの展開でダノンキングリーが優勝。

3連勝で一気に重賞を制覇しました。

今週は、土日の厳選予想も思った通りの展開で

読みがハマりました。

共同通信杯(GⅢ)東京芝1800m戦は、当初馬場コンディションが

悪くなるのではないかと心配されましたが、全くそんな事はなく

素晴らしい馬場コンディションの中レースが行われました。

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一番人気アドマイヤマーズは、さあかかってこいと言わんばかりの

逃げの形でレースをけん引。

並んでも、絶対に抜かせないという勝負根性の強さを

デムーロ騎手も知っているだけに、相手を迎え撃つという気持ちで

レースをしていたのだと思います。

少頭数という事もあり、展開は予想どおりスローで流れ

1番枠を引いたダノンキングリーは、コースロスなくインで

折り合って、ちょうど中団あたりのポジション。

レース動画を見ていましたが、アドマイヤマーズ以外では

一頭だけ今にも追い出したら、弾けそうな勢いに映りました。

例えて言うなら、弓を溜めに溜めて矢を弾くような感じです。

馬がしなって見えました。

鞍上の戸崎騎手も3番人気の馬という事で、とくにプレッシャーも

なく1頭だけ一番楽なポジショニングで競馬をしていたと思います。

リラックスして乗れた時の戸崎騎手は、やはり関東リーディング1位

だけあって良い騎乗を見せます。

直線に入り、追い出されるとディープインパクト産駒特有の

鋭い瞬発力とスピードを見せ、アドマイヤマーズを並ぶ間もなく

交わしてしまいました。

デムーロ騎手もダノンキングリーが来たと思い、一生懸命追ったのですが

完全に前に行き切られてしまいましたので、アドマイヤマーズの勝負根性を

発揮できずに2着に終わりました。

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しかし、流石に朝日杯優勝馬だけあって、3着クラージュゲリエとは、0.6秒差

をつけました。斤量もダノンキングリーより1キロ重い57キロでしたからね。

また目標にされた分も加味すれば、力差はそこまでないと思います。

ただ、やっぱりスローの瞬発力勝負では、ディープインパクト産駒は

圧倒的有利なデータがありますので、今回はアドマイヤマーズには

厳しい展開だったと思います。

ダノンキングリーの上がりの脚もメンバー中1位で32秒9でしたからね。

この末脚を繰り出されてしまったら、他馬はとても敵いません。

一気にクラシックの有力候補へ名乗りを上げました。

それにしても、先週の東京新聞杯のインディチャンプと言い、この時期の

東京芝コースはインが良く伸びますね。

アドマイヤマーズも今回は条件設定が良くなかった事もありますので

まだまだ見限るような存在ではありませんし、次走は皐月賞になると

思いますが、きっと好勝負の一戦となるでしょう。

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