2019年ついに岩田康誠騎手が復活か!?

数々のGⅠを獲って来た男。岩田康誠。

1991年に地方騎手としてデビューした岩田騎手。

デビューしたての頃から、同じ兵庫の地方騎手の間では

凄い新人が現れたと注目されていたようです。

ほぼ、同時期に地方で活躍していた現JRA騎手の小牧太騎手も

岩田騎手には、一目置いていたようで天才と評していた模様。

そんな岩田騎手は、地方でも数々の素晴らしい成績をあげ

リーディングジョッキーも獲得しました。

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そして、2006年よりJRAへ移籍。

晴れてJRA騎手として、デビューを果たしました。

中央へ移籍後、初年度にいきなり海外GⅠ豪州のメルボルンカップに

デルタブルースで挑み、制覇するという偉業を成し遂げました。

その後、2007年にはアドマイヤムーンで

宝塚記念とジャパンカップを制覇。

2008年には、アドマイヤジュピタで天皇賞春。

名牝ウォッカで安田記念を制覇。

その後しばらくはGⅠを獲る事が出来ませんでしたが、

2012年この年は岩田騎手にとってまさに当たり年でした。

ジェンティルドンナという牝馬に出会い

桜花賞、秋華賞、ジャパンカップを制覇。

さらに、ディープリブランテでダービーを制覇。

そして、何と言っても世界のロードカナロアと呼ばれた馬

との出会いは大きかったでしょう。

2012年、2013年と2年連続でスプリンターズSと

香港スプリントを制覇。

2013年には高松宮記念と安田記念も制覇しました。

この時期は、岩田騎手も競馬が楽しくて

楽しくて仕方なかったでしょう。

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しかし、2015年にある出来事が起こりました。

それは、かねてから言われていた岩田騎手の強引な騎乗が

原因となって起こった出来事でもありました。

正直岩田騎手もこの出来事には、相当ショックを受けたはずです。

眠れない日もきっとあった事でしょう。

ですが、馬乗りとして騎乗する事から逃げるわけにはいきません。

以前と比べて、何となく覇気が感じられない騎乗の時も

あり、強引に馬郡を割る事も少なくなりました。

それに伴い、2016年以降は、これまで安定して記録していた

年間100勝を下回る成績となりました。

もちろん、これは外国人騎手が加入した事もあると思いますが

岩田騎手は、以前のようにGⅠを勝てなくなりました。

おそらく2015年から2017年の3年間は、岩田騎手にとって

苦しい3年だったかもしれません。

しかし、昨年岩田騎手は、久々にGⅠを勝つ事が出来ました。

天皇賞春のレインボーラインです。

まさに渾身の騎乗、神騎乗と言われるレース内容での勝利でした。

ついに岩田康誠復活か!と思われましたが、ゴール寸前で

レインボーラインは故障していました。

せっかく波に乗りかけてきたのに、またもや岩田騎手にとって

不運な出来事でした。とはいえ、種牡馬として引退する事が出来たのは

岩田騎手にとってはまだ救われたのではないでしょうか。

昨年は、エリザベス女王杯でクロコスミアに騎乗し、もう少しという

所でモレイラ騎手の渾身の騎乗により、リスグラシューに差されて

しまいましたが、見せ場十分の競馬内容でした。

昨年は、地方騎手時代の2人(田中学騎手と木村健騎手)と

対談した事も岩田騎手には、気持ちの面でももう一度やってやろうと

言う思いにもなったのかもしれません。

2019年の2月現在の成績は、すでに15勝を挙げ、ルメール騎手と

は、1勝しか差のないリーディング3位と好調。

騎乗を見ても、何となく以前の力みがとれて、精神的にも

全盛期の頃の力を取り戻しつつあるようです。

さらに一番大きい出来事として、岩田騎手の次男が今年から

JRA騎手としてデビューします。

父親として、一人のジョッキーとして、カッコイイ父親の

背中を見せなければという思いもあるでしょう。

今年は、特に岩田騎手から目が離せないですね。

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