2019年GⅠエリザベス女王杯!ラブズオンリユーVSセンテリュオ!

3歳牝馬最強ラブズオンリーユー登場!

2019年11月10日(日)は、京都で牝馬GⅠ

エリザベス女王杯が行われます。

ここに満を持して3歳牝馬最強馬の

ラブズオンリーユーが参戦します。

4戦全勝の無敗馬であり、前走のオークスは圧巻の勝利。

勝ちタイムも3歳時の春とは思えないほどの

好タイムでの優勝。(2分22秒8)

もはやこの強さに関して何も言う事はないでしょう。

今回は古馬との初対決となりますが、古馬とは2キロの

斤量差もあり、正直状態さえ問題なければ確勝級でしょう。

ラブズオンリーユーの無敗記録がどこまで続くか

楽しみです。

ただ、一つ気になるのは、その状態面。

オークス後は、秋華賞をまず視野に入れていたはずですが

オークス激走のダメージが抜けきれず、帰厩が遅れた事で

秋華賞には間に合いませんでした。

おそらく多少無理をすれば、出走出来たのかもしれませんが

先々の事を考えると見送って正解だったのかもしれません。

それに秋華賞は、稍重で馬場状況があまり良くなかったですからね。

ラブズオンリーユーにとっては、やはりディープインパクト産駒だけに

パンパンの良馬場が望ましいはずです。

そう考えると、一昨年や昨年と比べても、今年の京都は間違いなく

良い馬場状態でレースが出来そうなのも同馬にはプラス。

キレキレの脚も使え、持久力もある馬ですので、今の京都は

まさにラブズオンリーユーの長所を活かせる舞台と言えそうです。

M・デムーロ騎手も今年はオークスからGⅠを勝てていませんので

ここでしっかりGⅠを勝っておきたいでしょう。

何と言っても、今乗れてるお手馬の中では、もっともGⅠを勝てる

可能性の高い馬ですからね。負けられない一戦でもあるでしょう。

ですので、今回はラブズオンリーユーが本命軸以外考えられません。

そして、対抗に挙げるのはセンテリュオ!

京都2200良馬場で末脚発揮!センテリュオ!

今回センテリュオには、久々にルメール騎手が乗りますが

ここ2戦のレース内容を見る限りでは、まずそれほど

人気にはならないでしょう。

ですが、個人的には今回かなり狙い目の馬だと見ています。

この馬は、これまでの成績から見ても、平坦コースの良馬場が

一番相性の良い舞台と言えます。

直線に坂のあるコースだと、最後どうしても伸びがイマイチ

なのに対し、小倉や京都などの直線が平坦なコースでは

素晴らしい末脚を発揮します。

2走前の京都3勝クラスの下鴨Sでは、最後方から脚を溜めて

直線では上り最速で、末脚自慢のアクートに完勝しています。

ルメール騎手も同馬の末脚の威力は、分かっているでしょうから

全2戦で跨った時の競馬ではなく、ある程度後方からの競馬を

今回は選択するのではないでしょうか。

そして、今回センテリュオを対抗に挙げた一番の理由は

やはりルメール騎手が乗るという事です。

ルメール騎手と言えば、何と言ってもノーザンファーム生産馬の

筆頭騎手と言える存在。

今やルメール騎手+外厩ノーザンファーム仕上げの一番馬という

図式が頭に浮かぶくらいノーザンとは深い関係であると言えます。

そのルメール騎手が今回センテリュオを選択したという事は

相当な仕上げになっているのではと考えざるを得ません。

ラブズオンリーユーやクロノジェネシスは主戦がいるので

ルメール騎手が乗るのは難しいでしょうけれど、他のノーザン生産馬の

有力馬にならば、どの馬にも乗れるであろうルメール騎手。

ラッキーライラックでも、ルメール騎手が望めば乗れていたかもしれません。

それを敢えて、OP勝ちもまだないセンテリュオを選んでいるのですから

馬が最高の状態であるのでしょう。

ただ、斤量面では初の56キロを背負う点だけは気になりますね。

それを踏まえて他に有力馬4頭も候補に挙げます。

ラブズオンリーユーと勝負できる他4頭。

1頭目は、ラッキーライラック。

正直、今回の2200mは長い印象がありますが、鞍上が魅力。

これまでは、石橋騎手が主戦として手綱を握ってきましたが、

3歳時のチューリップ賞以降、勝ち星を挙げさせる事が出来ずにいます。

今回スミヨン騎手が、どこまでこの馬の能力を引き出せるかは分かりませんが、

間違いなく素質は1級品の馬ですので、ワンチャンあると見ています。

スミヨン騎手が乗ったら、全くの別馬と言えるほど強かったと

なるかもしれませんからね。

2頭目は、スカーレットカラー。

昨年はクロコスミアに乗り、大金星まであと少しという所で

リスグラシューに差し切られてしまった岩田騎手ですが

今年は、同馬での勝利を信じて参戦。

クロコスミアは今回も出走しますが、岩田騎手の中では

今一番期待している牝馬がこのスカーレットカラーなのでしょう。

前走の府中牝馬Sでは、見事な末脚で完勝。

馬が完全に本格化した感じですね。

今回の京都は得意な舞台だけに侮れない1頭。

唯一の不安は距離ですね。

2200mは初距離であると同時にこれまで2000m戦での

実績もイマイチである事から、やはり距離不安はあります。

この部分さえ克服できれば、ラブズオンリーユーに迫れるかもしれません。

3頭目は、クロノジェネシス。

前走の秋華賞は、圧巻の勝利。実力馬がついにGⅠを制覇しました。

この勢いでエリザベス女王杯もと行きたい所ですが、今回は

良馬場で時計も早くなりそうなので、ラブズオンリーユーに

勝てるかと言うと、少し微妙。

ただ能力は高いので、馬券候補から外せない1頭とも言えます。

4頭目は、クロコスミア。

昨年一昨年と連対している馬で、同舞台が合っているのでしょう。

戸崎騎手が乗れれば良かったのでしょうけれど、藤岡祐介騎手が

初騎乗となります。

ただ展開次第では、やはり怖い一頭ですので、軽視は出来ないですね。

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