2019年GⅠ阪神JF!文句なしにリアアメリアより強いのはあの馬!

現時点でもっとも完成度が高い2歳牝馬。

2019年12月8日(日)は、阪神競馬場で2歳牝馬GⅠ

阪神ジュベナイルフィリーズが行われます。

芝1600mマイル戦!

このレース、注目は想定一番人気のリアアメリア!

現在の想定オッズは1倍台とかなり高い信頼度を誇っていますが

正直そこまで抜けて強いかと言われるとそうでもない感じがしています。

確かに前走のGⅢアルテミスステークスは、後方から圧巻の末脚を

披露し、一気に突き抜けるという物凄い勝ち方をしました。

ディープインパクト産駒でいかにも大物感はある走りをしていますが

まだまだ成長途上でしょう。

ノーザンファーム生産馬でシルクレーシングの馬という事も

あり、さらに鞍上は現在関西リーディング2位の川田騎手も

相まって人気が集まるのは間違いないと思います。

ですが、少なくとも現段階においては、あの馬の方が

リアアメリアよりも間違いなく力は上であると見ます。

もし、アルテミスステークスにあの馬が出ていたら

きっとリアアメリアは負けていたでしょう。

さてあの馬あの馬とばかり言って本題に入らないのも

勿体ぶってるように聞こえますので、そろそろ言いたいと思いますw

あの馬とは、グラヴァシュドールです!

2歳牝馬NO1グラヴァシュドール!

新馬戦は楽な手応えで前目につけ、さらにそこから上がり最速で完勝。

そして、なんと言っても圧巻なのが続く2戦目の

GⅢサウジアラビアロイヤルカップでした。

牡馬牝馬混合の一戦でしたが、絶好の手応えで好位につけると

直線では上がり最速の末脚を繰り出しました。

しかし、運の悪い事にこのレースには、牡馬のサリオスという

かなり強い馬がいました。

そのため、前にいたサリオスを捉える事が出来ず、2着に敗れてしまいましたが

それでもこのレースの勝ち馬の走破タイムは1分32秒7のレコードタイム。

本来ならば2歳の秋で出るようなタイムではなく、これだけのタイムで

走られてしまっては、グラヴァシュドールもお手上げでした。

ですが、それでもグラヴァシュドールもサリオスから遅れたとはいえ

0.2秒差の走破タイム1分32秒9。

そして、実はこのタイムも従来よりも0.1秒早いレコードタイムでした。

さらに付け加えると従来のレコードタイムは、1分33秒0でこの走破タイムを

叩き出した馬こそダノンプレミアムでした。

つまり、グラヴァシュドールは2歳牝馬ながら、現時点で既にダノンプレミアムや

グランアレグリアと同等かそれ以上の力を持っている可能性がある馬なのです。

もし、リアアメリアがサウジアラビアロイヤルカップに出走していたら

良くて3着だったでしょう。後方から仮に32秒台の脚を使ったとしても上位2頭

に届く事は出来なかったと思います。

スタートセンスも良く、さらにキレる脚も使えるという申し分ない馬。

正直リアアメリアと同じ中内田厩舎の馬ですが、ひょっとすると現時点の

評価が高いのは、グラヴァシュドールではないでしょうか。

またサウジアラビアロイヤルカップに話を戻しますが、このレース1着2着馬の差は

大きくなかったのに対し、3着以下の馬はかなり離されており、4着以下の馬では

グラヴァシュドールと1秒以上も差がついています。

それを踏まえると、いかにサリオスとグラヴァシュドールが抜けて

強かったかという証明にもなるでしょう。

そして、サリオスは朝日杯フューチュリティステークスに出走を

予定していますが、想定オッズはやはり一番人気。

この馬と互角に近い勝負が出来ているのですから、今回の

阪神ジュベナイルフィリーズは、勝ち負け濃厚と見ていいでしょう。

相手は、力上位の3頭!

まず1頭目は、リアアメリア。

やはり、この馬を軽視は出来ないですからね。

川田騎手も先週GⅠを勝って、ようやく波に乗ってきました。

馬券内は十分あるでしょう。

2頭目は、ウーマンズハート。

新馬戦も圧巻の末脚でしたが、前走の新潟2歳Sも

素晴らしい末脚でした。

この末脚のキレは半端ないですね。

ただあまり器用なタイプの馬ではなさそうなので、阪神の

マイルが合うかどうかは微妙。

ですが、鞍上が名手ビュイックですからね。ウーマンズハートの

能力を出し切れば、かなり怖い一頭と言えます。

3頭目は、レシステンシア。

前走は低評価ながら、見事GⅢファンタジーSを制しました。

ハイペースを2番手で進み、しっかり粘り切った脚は

強いの一言。勝ちタイム1分20秒7も優秀。

鞍上の北村友一騎手も今年だけでGⅠ2勝を挙げており

今回も目が離せない存在です。

グラヴァシュドールを含む上記4頭が今回は完全に抜けた存在であり

この4頭が上位を占めるという決着になりそうです。

その中でも1着は、グラヴァシュドールでしょう!

鞍上の藤岡祐介騎手もここは何としても勝利が欲しい所でしょう。

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