凱旋門賞へ向けて負けられない一戦!
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さて今年2戦目となるブラストワンピースですが、
凱旋門賞へ向けてある意味調整レースとも言えるレースを
選択してきました。
ダービー日と同日に行われる東京芝2500m
GⅡ目黒記念。
目黒記念と言えば、この時期は古馬GⅠがスケジュールが
多く組まれている事から、GⅠ級の馬はなかなか出走してこない
というイメージがありました。
大阪杯から始まり、天皇賞春、安田記念、宝塚記念と
短いスパンでGⅠが行われるため、叩き台にもなかなか
使えないレースでもあります。
いわば、強い馬不在の空き家レース的な存在の重賞。
OPに上がったばかりの馬や重賞をなかなか勝てない馬達に
とっては、チャンスレースとも言える重賞でした。
しかし、今回ここに昨年の有馬記念覇者
ブラストワンピースが出走してきます。
他の有力馬たちからすれば、せっかくのチャンスレースに
超GⅠ馬が出てこないでくれよと言いたい所でしょう。
当然GⅠ馬ですから、斤量も59キロとトップハンデを
背負う事になりますが、前走と比べれば相手関係は、
グッと楽になりました。
単勝一番人気は確実で、負けられないというよりも
むしろ負けようがない一戦とも言えます。
また530キロ近い馬体を誇り、斤量泣きするような
馬でもなさそうです。
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大阪杯は、位置取りがすべて。
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前走のGⅠ大阪杯は、3か月休み明けの初戦でしたが
6着で敗因は、位置取りが一番大きかったと思います。
阪神の内回りコースで、しかもペースはスロー。
そうなれば、当然ですが逃げ先行馬が有利に決まっています。
勝ったアルアインは4番手のイン。
2着のキセキは2番手外。
3着のワグネリアンはインの7番手。
4着のマカヒキでさえ後方からも直線は
経済コースを通っての着でした。
しかし、ブラストワンピースは、大外ぶん回しで
かなりの伸びを見せたものの、やはり届きませんでした。
池添騎手もレース後のコメントでは、自分が上手く
乗れませんでしたと言っています。
確かに大阪杯のレースを見る限り、ブラストワンピースの
6着は力負けではなかったとはっきり言えます。
休み明けというのは、あまり関係なく同馬にとっては
これまでレース間隔をとって、レースを使ってきてますからね。
池添→ルメール→池添。
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当初、今回の目黒記念は、鞍上を池添騎手から
ルメール騎手へと替えて凱旋門賞に臨む予定でしたが
ルメール騎手がまさかの騎乗停止により、再度池添騎手に
手綱が戻ってきました。
おそらく今回で池添騎手もブラストワンピースから
降ろされる可能性は高いでしょうけれど、ラストは
しっかり1着で有終の美を飾って欲しいですね。
もちろん、池添騎手も負けるつもりは毛頭ないでしょう。
本当は池添騎手で凱旋門賞に出走してもらいたかったですが
やはり勝負は非情の世界ですからね。
陣営が納得出来ないような騎乗をしてしまうと
降ろされても仕方ないと言えます。
得意の非根幹距離!
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今回の目黒記念は、有馬記念と同じ非根幹距離。
得意の2500mという非根幹距離で、ブラストワンピースの
能力が活きてくるでしょう。
まあ府中の長い直線もあり、ブラストワンピースならば
後方のポジションから競馬をしてもまず負けないでしょう。
ただ、今の東京は高速馬場ですから、極端な位置には
池添騎手もつけないでしょうね。大阪杯のイメージが
あるでしょうからw
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ブラストワンピース1着固定の相手4頭。
相手となる馬と言いますか2着候補の馬1番手は
やはり、ルックトゥワイス。
この馬の潜在能力は相当で得意の東京でレーン騎手が
どれだけ力を出し切ってくるかが見ものです。
騎手の引き出し具合で、かなり走りが変わると見ています。
2番手は、ムイトオブリガード。
近3走は全く良い所がありませんが、東京の高速馬場で
もう一度見直しが出来ると思います。
相手関係もブラストワンピースを除けば、そんなに
厳しい相手ではないので、好勝負出来ると思います。
3番手は、パリンジェネシス。
OP入りしたばかりの馬ですが、能力は相当高く
何と言っても逃げたらしぶとい馬。
さらに鞍上が川田騎手で絶妙な逃げを打つ騎手ですから
東京の2500mも合いそうで、かなり面白そう。
4番手は、ウインテンダネス。
昨年はOP入り後、初のレースがこの目黒記念でした。
そして、見事優勝。
鞍上もその時と同じ内田騎手が騎乗します。
近走はイマイチも得意の東京高速馬場で
ワンチャンあるかもしれません。
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