2019年GⅢ函館SS。タワーオブロンドンVSダノンスマッシュ。

令和のスプリント王誕生タワーオブロンドン!

多くの人がまだタワーオブロンドンのスプリント能力を

疑っているようですが、個人的は迷いなし。

早くこの時を待っていた。

確実に1200mは相当強い。

そう思っていつも見ていました。

胴が詰まっていて、物凄い筋肉質の体型は

いかにも競馬界のボルトと言った感じ。

これだけの筋肉量に加え、1400m戦でも

十分実績があるのですから疑いようがありません。

これが、1400m戦1600m戦でOP特別も

勝てないくらいのレベルの馬であれば、迷いますが

1400mの重賞を普通に勝つレベルなのですから

逆に1200m戦の強さが楽しみで仕方ありません。

スプリントという距離は、タワーオブロンドンにとって

無駄のない距離。

つまり、全能力を余すことなく発揮できる距離と言えます。

これまでマイル戦を使っていた時は、いかに直線までスタミナを

温存出来るかが鍵で折り合いやら、出来るだけ経済コースや

馬場の良い所を走るなど好走条件に工夫が必要でしたが、

スプリント戦においては、関係なし。

この生まれ持った天性の馬体を活かす条件で走れた時

タワーオブロンドンの本当の凄さが分かるはずです。

何と言っても、同馬に跨ったルメール騎手が第二の

ロードカナロアになれると言ったのですから、まさに

お墨付きみたいなものでしょう。

第二のロードカナロアという表現は、はっきり言ってしまえば

早くスプリント戦を使った方が良いという陣営への進言とも

捉えられます。

かくしてようやく初スプリント戦へ向かう事となりました。

今回は斤量58キロに加え、大外枠と結構な不利がありますが

それでもタワーオブロンドンの力を持ってすれば、十分克服

出来ると見ています。

とにかく良かったのは、マイル戦で無駄に好走しなかったのが

幸いです。もし、マイル重賞で僅差の2着とか3着だったなら

今回のプランはきっとなかったでしょう。

陣営の思惑としては、マイル路線で活躍する馬に育てあげたかったの

でしょうけれど、やはり馬体は明らかにマイル向きとは思えません。

もう少し年齢を重ねて、良い感じにズブさが出ればマイル戦でも

活躍できるようになるかもしれませんが、当分はスプリント路線を

歩んでもらいたいですね。

相手は、当然ダノンスマッシュ。

第二のロードカナロアと言えば、この馬もその素質を

秘めた馬であり、何と言ってもロードカナロア産駒

でもあります。

ですが、第二のロードカナロアというよりも、ロードカナロアの

後継と言った感じですかね。

そんなダノンスマッシュですが、高松宮記念での北村友一騎手の

騎乗もあってか、今回はダノンと言えば筆頭鞍上の川田騎手が

手綱を握る事になりました。

まあ今回は間違いなく好走してくるでしょうし、相手関係から

見ても、怖いのはタワーオブロンドン1頭のみ。

鞍上も強化され、尚且つ開幕週の函館で先行できる同馬には

好条件と言えるでしょう。

連は外さないでしょうね。

後は、タワーオブロンドンの追撃を抑えてゴール出来るかでしょう。

今回は分かりやすいくらい1点で良いでしょう。

3連系ならば、アスターペガサス、トウショウピスト、ペイシャフェリシタ

が面白そうですね。

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