2019年GⅢ平安S。川田将雅とチュウワウィザード!

打倒インティ!負けられない一戦。

GⅠ馬を打ち破ってこそ、ダート界の王者になれる。

そして、チュウワウィザードは、今王者になれるだけの

力を兼ね備えつつある。

GⅢ平安Sを勝つのは、チュウワウィザードだ。

チュウワウィザードの良さは、何と言っても堅実性。

これまで10戦を走り、一度も馬券内を外した事がない。

6勝2着2回3着2回。

まさにダートを走るために生まれてきた馬である。

インティのように圧倒的な強さを見せながら、連勝街道

を突っ走りオープン入りし、GⅠ勝ちをするほどの華やかさは

ないものの、僅差でも確実に勝利をおさめる力は、まさに

地力の高さであると言えます。

1戦ごとに力をつけ、3歳でデビューして年末にはOP入りし

地方交流重賞の名古屋GPを制しました。

今、まさに成長株の1頭と言えるでしょう。

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そして、年明けにはGⅡ東海Sでインティと激突!

流石に相手の力が一枚上だった事もあり、2着に

敗れはしましたが、3着以下の馬が全く勝負にならなかった

事を考えれば、0.3秒差でなおかつインティは展開にも

恵まれていましたので、かなり好勝負をしたと言えます。

また敗れはしましたが、この2着は非常に価値のある2着

だったと言えます。

チュウワウィザードは、年が明けて4歳になり、さらに成長していました。

続く地方交流重賞のGⅡダイオライト記念では、単勝オッズ1.4倍の

圧倒的支持を受けて臨みましたが、終わってみれば支持どおりの圧勝劇。

2着馬アポロケンタッキーに0.8秒差をつけての勝利。

さらに高いレベルでの成長力を感じさせる内容のレースでした。

今回のGⅢ平安Sは、GⅠ馬オメガパフュームとの1戦。

他にも骨っぽい相手がいて、チュウワウィザードにとっては

ここも試金石といえるレースとなりそう。

斤量もGⅡを勝利している事から58キロを背負います。

この斤量を背負ってどれだけのパフォーマンスを見せるか

今後のレースに向けても大事な一戦と言えそうです。

しかし、鞍上は心強い主戦の川田騎手。

今勢いのある騎手でもあり、川田騎手ならば勝ち切る

レースをすると期待しています。

オメガパフュームについて。

鞍上M・デムーロで臨む今回の一戦ですが

正直厳しいと見ています。

なぜならば、今回の斤量が59キロ。

440キロ後半から450キロ台と馬格のない

同馬にとって、斤量59キロはかなりの負担重量。

3歳時には、軽くて53キロ背負っても56キロが最高でした。

それが59キロともなれば、能力を出し切れるか微妙です。

前走のフェブラリーSにおいても、マイルが短かったとはいえ

斤量57キロを背負っていた事も影響してか、かなり

パフォーマンスを落としていました。

今回は、伸びきれずレースを終える可能性が高いと見ています。

そして、枠も1番枠で差し追い込み脚質の同馬に

とっては、インを付ければよいですが、前が開かなければ

かなり厳しい枠と言えるでしょう。

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相手候補は2頭。

とにかくこのレースは、関東馬が全く馬券内に

入らないレース。

過去6年で19頭の関東馬が出走しましたが、すべて馬券外。

これを踏まえて、今回関東馬はバッサリ消したいところですが

1頭だけ、気になるのがグレンツェント。

そこでチュウワウィザードの相手候補は、サンライズソアと

グレンツェントにしました。

サンライズソアの前走は、冬場にしては極端な馬体重マイナス18キロ

という形での出走で、本来の出来になかったのではないかと思います。

それでも6着と大きく負けたわけではないので、今回は昨年優勝した

舞台ですから、巻き返し可能と見ています。

ただ田辺騎手は、重賞で乗れていないのでその点はマイナス材料

ですが、馬の状態さえ問題なければ、2着3着には残れそう。

そして、気になったグレンツェントですが、一時期と比べて

だいぶ状態が戻ってきていますし、外厩ノーザンファーム天栄から

帰厩しての一戦。

内枠を引きましたので、インで脚を溜められれば一発ある

かもしれません。

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