2019年GⅢユニコーンS。デュープロセスVSデアフルーグ!

2強再び相まみえる。

さて2019年6月16日(日)は東京メインGⅢ

ユニコーンSが行われます。

3歳ダート1600m戦。

注目は、やはり前走格の違いを見せた2頭。

デュープロセスとデアフルーグでしょう。

青竜Sでは、ダート3戦3勝負けなしという勢いを

引っ提げて参戦したデアフルーグが1番人気に支持

されましたが、前を行くデュープロセスにクビ差

及ばずの2着。

1枠1番を引いた事で、差し馬であるデアフルーグにとっては

窮屈な競馬となってしまいましたが、しかし能力の高さを

改めて証明しました。

一方、デュープロセスは、本来ならば1走前の昇竜Sで

北村友一騎手が騎乗のはずが、落馬の影響により急遽

M・デムーロ騎手へとチェンジ。

しかし、このチェンジにより、デムーロ騎手が同馬の能力を

最大限に引き出しました。

最後方というかなりハラハラするような位置につけながら

直線では全馬を見事差し切り1着。

しかし、青竜Sでは前目4番手から競馬をして押し切るという

こちらも強い内容。

この2戦を見る限り、馬の能力はもちろんですが、デムーロ騎手が

上手く乗っている印象は強い。

対するデアフルーグは、鞍上の津村騎手が同馬の能力に

相当自信を持っているようで、青竜Sまでの3戦は横綱競馬と

言った感じで中団より後ろで前をゆったりと見ながらの競馬

で強い勝ち方を見せてきました。

能力的にはデアフルーグが上。

現段階においては、馬の能力はデアフルーグが

間違いなく上でしょう。

相当な素質を持った馬だと思います。

前走はデムーロ騎手と枠順の影響もあり、惜しくも

差し切れませんでしたが、今回は内過ぎず外過ぎず

6番枠とまずまずの枠ですので良いのではないでしょうか。

後は、津村騎手がしっかり乗れるかと言う点だけですね。

いくら馬が良くても、馬郡を割れず包まれてしまったり

仕掛けどころを間違えれば、前走のように一歩足りないという

競馬になってしまいますからね。

その点デュープロセスは、能力的にはデアフルーグには

劣りますが、デムーロ騎手が騎乗力で補えるので、今回も

デアフルーグを抑えて勝利する可能性は高いでしょう。

加えて津村騎手は前走負けた事で、今回勝とうという意識が

相当強いはずです。

これまでのデムーロ騎手と津村騎手。

身近なレースで言えば、オークスですが、人気薄の

カレンブーケドールで一旦は抜け出した津村騎手ですが、

そこにデムーロ騎手鞍上のラブズオンリーユーが突っ込んで

来て差し切り勝利。

2017年のフェブラリーステークスでも1番人気カフジテイクに

騎乗した津村騎手は、上り最速を使うも四分の三馬身差の3着。

そして、1着はデムーロ騎手のゴールドドリーム。

重賞競走において、津村騎手の馬が好走したとき、それよりも

いつも前にいるのが、デムーロ騎手の馬という印象は強いです。

1度ある事は2度あり、2度ある事は3度あると言いますが

やはり最後は騎手の力が優劣を分けるのかもしれません。

津村騎手には、今回それをくつがえして見事勝利して欲しいですけどね。

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