2019年兵庫ゴールドトロフィー。ノボバカラVSデュープロセス。

強豪不在で浮上のノボバカラ!

2019年12月27日は、園田競馬場で兵庫ゴールド

トロフィーが行われます。

昨年は、同レースにマテラスカイやウインムート、そして地方交流重賞

大得意のサクセスエナジーなどかなりの強豪馬が参戦。

かなり見応えのある一戦となりました。

しかし、今年は正直昨年と比べると、JRAからの参戦馬は

実績という面ではイマイチの馬で、明らかに昨年より格下感の

あるレースとなりそう。

ひょっとすると、展開次第では、地方馬にもワンチャンスが

あるのではというくらいのメンバー構成。

そんな中である意味押し出されるような形で、今回のメンバーなら

上位を狙えるであろう馬がノボバカラ。

4歳時の力を持ってすれば、勝ち負け濃厚と言えますが、流石に

今は7歳と高齢馬になり、全盛期とは力が違います。

ですが、今年は栗東Sを勝利するなど、力は落ちたものの、まだまだ

展開次第では好勝負が可能な馬。

番手の競馬も出来る馬であり、今回は包まれる心配のない8番枠を

引いたのもプラス。

今回のJRA参戦馬の中では、もっとも適距離と言える馬であり

このメンバーなら十分やれていいでしょう。

前走のJBCスプリントにしても、勝ち馬とは0.8秒差をつけられては

いますが、GⅠで4着は立派。

また前走は後方から脚を溜めて、上り2位の脚を繰り出しています。

レースの幅が広がる脚質も見せており、まだまだ軽視できない存在と言えるでしょう。

相手は、デュープロセス。

3歳馬の意地を見せるかデュープロセス。

今回おそらく一番人気になるであろうデュープロセス。

何と言っても、今年の春はOPレースを2連勝し、続くGⅢ

ユニコーンSでもタイム差なしの2着と好走。

その後は、古馬との壁に阻まれて惨敗していますが

流石に今回のメンバーならば、好勝負になるでしょう。

ただ絶対的存在と言えるかとなると、それほどの馬とも言えず

あまり人気が被るようだと怖いかもしれませんね。

不安要素を挙げるとすれば、3歳の春からの成長力があまり

感じられない点があります。

もちろん、まだまだ成長段階の馬だとは思いますが、今回の

レースでどのくらいのパフォーマンスを見せるかが今後の

鍵となりそう。

ここであっさりノボバカラに負けるようだと、将来性が感じられなく

なるという事もあり、何とかここは勝っておきたい一戦でしょう。

他のJRA勢についての見解。

まずは、テーオーエナジー。

岩田騎手とは相性が良い馬ですが、近走内容が良くない。

さらにマイル以下のレースでは好走経験がなく

包まれる競馬も良くない。

6番枠と真ん中目の枠を引きましたが、先行の外枠の馬に

被せられたら、厳しくなりそう。

同馬の持ち味が活きるのは、1800m戦でスローの前残り競馬。

1400m戦は、今回のメンバーでもちょっと無いかなと見ています。

次はランスオブプラーナ。

ダート戦は初になりますが、これまでのレース内容を見る限り

ダートは合わなそうなイメージ。

また近走は馬が走る気を無くしており、陣営もダートに活路を

見出そうとここに参戦したのだと思いますが、果たして。。

ただ外枠を引けたのは、同馬にとってはプラス材料。

しかし、今回はランスオブプラーナに関しては様子見でいいでしょう。

地方馬3頭も狙い目。

3連系や複勝、ワイド狙いならば、地方馬も今回は

チャンスがありそう。

中でも、ラブバレット、サクラレグナム、ハヤブサマサカオー。

ラブバレットは、今年のクラスターカップでノボバカラと差のない

競馬をしており、1番枠という距離ロスのない枠を引いた事もプラス。

サクラレグナムも高齢馬ながら、高知では一線級の馬であり

JRA勢が凡走するようなら出番がありそう。

そして、最後はまさかまさかのハヤブサマサカオー。

今回大外枠を引けたのは間違いなくプラス。元々はJRA所属の馬

であり、まだ4歳馬というのも魅力。

1200m戦は忙しく追走で精一杯ですが、1400m戦はこれまで

好走歴がある距離であり、2歳時には今回と同じ舞台の兵庫ジュニアグランプリ

を制しており、侮れない1頭。

後は当日馬体が絞れているかですが、450キロ台~460キロ前半

くらいで出走してきたら、思い切って狙ってみても面白いかもしれません。

3連系なら、ノボバカラ、デュープロセス、ラブバレット、

サクラレグナム、ハヤブサマサカオーの5頭BOXがおすすめ。

馬連、ワイド1点ならノボバカラ、デュープロセス。

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