2019六甲S。狙い馬の1頭、ストーミーシーが可哀想な競馬だった件。

ストーミーシー。目を覆いたくなる騎乗。

3月24日(日)阪神メインで狙いを定めていた馬の1頭。

ストーミーシー。

今回は、本当にOP特別の中でもメンバーレベルが低く

ここならば、勝ち負け出来る可能性が高いと踏んでいた馬。

そして、予想通り勝ちタイムもソーグリッタリングの

1分33秒9と前日の天神橋特別(1000万条件)で

エアアルマスが出した1分33秒3の時計と比べても

かなりレベルの低い競馬内容でした。

もしかすると、エアアルマスがこのレースに出ていたら

勝ち負けになった可能性も否定できません。

そうであるならば、東京新聞杯で上がりメンバー中2位33秒3の

脚を使ったストーミーシーが勝てないわけがないレースだったと言えるでしょう。

レースでは、スタートしてアドマイヤアルバが出遅れるも、最終的には

ストーミーシが最後方からの競馬となりました。

ここまでは、ほぼ予定通りで特に良くも悪くもなく、まあ仕方ないと

思える位置取りでした。

返って変に出して行って馬群の間に入るよりは、ましと思っていましたからね。

後は、4コーナーで大外を回して末脚勝負で良いと見ていました。

ところがです。

4コーナー手前付近で鞍上の杉原騎手は、大外を回さず馬群の中に

馬を突っ込ませたのです。

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えっ?どうして、、、本当に言葉が出ませんでした。

それでも、前が空く事を少しは期待しましたが、やはり

前が空くことはありませんでした。

おそらく杉原騎手の想定としては、スローの流れだったので馬群を割らなければ

届かないと思ってしまったのでしょう。

馬の手ごたえは抜群だったはずです。

勝てると思ったのでしょう。

そして、出来るだけ経済コースをという選択に至ったのだと解釈しています。

前がようやく空いた時には、勝敗はすでについていました。

もし、大外を回して最初からまともに追えていれば

スローペースでソーグリッタリングが33秒台の脚を使えていたので

ストーミーシーはおそらく32秒台の脚を使っていたと推測できます。

32秒台の脚ならば、大外を回っても十分突き抜けていたでしょうから

本当に勿体ないレースだったと思います。

なぜ、最後方のポジションを選択したのに、あえて悪い位置を通って

しまったかは、やはり勝ちが見えたからなのだと思います。

百戦錬磨のリーディング上位騎手であれば、余裕を持って大外を回すか

スタートしてもう少し別のポジションを選択できたと思いますが、それが

出来るのであれば、杉原騎手が上位騎手に慣れているわけです。

ストーミーシーを管理する陣営には、申し訳ないですが、こういった

レースこそまさに参考材料となります。

1頭1頭それぞれの馬に各騎手が乗り、どういう位置取りでどういった

騎乗をしているかを見ると、やはりいつもリーディングで上にきている騎手は

しっかりと馬の力を生かした騎乗をしています。

ですから、必然的に良い馬が上位騎手には回って来ると言えるでしょう。

個人的な意見とすれば、あの時大外を回していればと言いましたが

競馬にもしはありませんからね。

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騎手も悔しいと思っているはずですが、おそらく何度同じ状況下でも

やはり同じ判断をしてしまいます。

だからこそ、勝つ騎手は、常に勝つわけで、

負ける騎手は常に負けるわけです。

もちろん、負ける騎手も勝つ時がありますが、それは展開が

ピタッとハマったり、いつも勝つ騎手がたまたまミスをしたり

または勝つ騎手の馬が思うほど強くない馬だった時です。

そして、今回はまさにそんなチャンスだったのですが

やはり生かし切る事が出来ませんでした。

アドマイヤアルバは、また迷走。

スタートで大きく出遅れてしまったアドマイヤアルバ。

そこからポジションを上げるため、かなり出して行ったので

ここでかなり力を使ってしまいいました。

藤井騎手も、遅れを取り戻そうと、最低限インの経済コースで

回ってきたものの、すでに差してくるほどの脚は無くなっていました。

今回のレースは、度外視して良いと思いますね。

出来れば、次は京都コースでまたOP特別とかで

なら、メンバー次第ではチャンスがあるかもしれません。

陣営もある程度仕上げていただけに、残念だった事でしょう。

もう一度この馬と相性の良い岩田騎手や福永騎手あたりが乗ってきた時が

狙い目かもしれませんね。

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