２年連続優勝へ戸崎騎手も視界良好！
４月１４日（日）は、中山メインGⅠ皐月賞が行われます。
注目の１番人気は、昨年の２歳GⅠホープフルSの覇者
サートゥルナーリア！
しかし、過去１０年のデータでは、３か月以上の休み明けで
皐月賞を勝った馬はおらず、絶対視できる存在とは言えないでしょう。
また、ホープフルSのメンバーにおいても、２着のアドマイヤジャスタが
その後のOPレースでは、２着と勝ち切れておらず、３着ニシノデイジーも
ホープフルSでは力を出し切れていなかった面もあります。
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また、サートゥルナーリアのこれまでの３戦は、すべてスローペース。
楽なペースでしか競馬をした事がないだけに、今回の皐月賞が
早い流れになった時、果たして対応出来るかという不安もあります。
そして、サートゥルナーリアに付け入る隙があるとすれば、そこに
食い込める馬は、この１頭しかいないと見ています。
その馬は、戸崎騎手鞍上のダノンキングリー！
前走の共同通信杯の勝ちっぷりは圧巻でした。
このレースには、GⅠ朝日杯優勝のアドマイヤマーズが出走して
おり、この馬が先手を主張して、後続に来るなら来てみろと
言わんばかりの横綱競馬を展開しましたが、それをあっさり
交わしていったのが、ダノンキングリーでした。
もしこれが、アドマイヤマーズと並走状態になっていたら、勝負根性
の高い同馬がしぶとく食い下がったのでしょうけれど、ダノンキングリー
の一瞬で抜き去っていく末脚に追いすがる事が出来ませんでした。
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ディープインパクト産駒らしい切れ味を持ち、中山でもマイル戦では
ありますが、適性の高い走りを見せており、あとは２０００ｍという距離
だけが若干の不安材料。
しかし、それも東京の１８００ｍをこなしている事から
さほど気にする事ではないと言えそうです。
さらに何と言っても、共同通信杯勝ち馬は、皐月賞と
凄く相性の良いレースです。
過去１０年においても、ゴールドシップやイスラボニータ
ディーマジャスティなど共同通信杯勝ち馬が皐月賞を制しています。
そして、共同通信杯は斤量差が１キロはあったとはいえ、２歳王者に
勝っているのですから、この価値は相当大きいと言えるでしょう。
また今回の皐月賞では、おそらくアドマイヤマーズもサートゥルナーリアも
ダノンキングリーより前目で競馬をするでしょうから、この２頭を目標に
しながら競馬が出来る点も良いと思います。
やはり、目標にされるより、目標にする方が力を発揮出来やすいですからね。
後は戸崎騎手が上手く乗るだけです。
昨年エポカドーロで制した同舞台で、またチャンスがやってきました。
ここで、また皐月賞を制することが出来れば、皐月賞男と言われる
ようになるかもしれません。
頑張って欲しいですね。
今回の皐月賞も先行馬が多く例年のように、淀みない流れが予想されます。
ダノンキングリーにとっては歓迎できる流れと言えそうです。
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