2019年セントライト記念(GⅡ)ザダルが4連勝で重賞制覇だ!

強い馬は僅差で勝つ!ザダルが4連勝だ。

2019年9月16日は、中山でメイン競走3歳GⅡ

セントライト記念が行われます。

現在の出走登録馬は22頭で、まず間違いなく

フルゲートでのレースになりそう。

夏を越して、春活躍した馬達がどこまで成長しているか

楽しみなレースとも言えます。

昨年のこのレースは、長期休養明けから連勝で復活したレイエンダが

人気となりましたが、残念ながら2着。

優勝したのは、皐月賞3着馬のジェネラーレウーノでした。

今年の中山競馬場の芝コンディションは例年よりもいいのか

先週の京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)では、1分30秒3という

とてつもない速いタイムが出ており、セントライト記念も良馬場で行われれば

かなり速いタイムになりそうです。

そんな中、今年も注目の高い有力馬達がこのレースに参戦します。


中でも注目は、現時点で1番人気が予想されるリオンリオン。

前走のダービーは、主戦の横山典弘騎手が騎乗出来なくなり、代打で息子の武史騎手

が騎乗し、ちょっと暴走気味で行ってしまったため大敗。

しかし、前々走の青葉賞では、鞍上の横山典弘騎手が絶妙なペース配分をして

まんまと逃げ切り、見事優勝しました。

横山典弘騎手と言えば、先週の京成杯オータムハンデでも軽ハンデのトロワゼトワルで

逃げて、完勝劇を演じました。

今の前が止まらない中山に、逃げ馬に乗らせたら、未だ一級品とも言える横山典弘騎手が

騎乗するのですから、好勝負は必至でしょう。

ただ、一つ上げるとすれば、早い時計になった時にどれだけ

対応出来るかなというのはありますね。

これまでのレースを見ても、稍重など若干時計が掛かった方がリオンリオンには

血統的な面からも合いそうな気がします。父が雨馬場得意なルーラシップで

母は、クロフネのパワー血統からも高速馬場は苦手かもしれません。

それを踏まえると日曜日の馬場状態は結構重要になりそうです。

なんだかリオンリオンについての内容が多くなってしまいましたねw

今回推したい馬は、ザダルです。

現在今回出走する馬の中で唯一負けなしの3連勝馬。

正直まだ上位クラスとまともにやり合ってない事を考えれば

厳しいのではという見方も多数あると思います。

新馬戦、500万クラスと連勝もタイム差なしで相手も

さほど強い馬ではありませんでした。

ですが、前走のプリンシバルSは、そこそこ強い相手でした。

今回人気になる事が予想されるルメール騎手鞍上のルヴォルグを

完全に負かしていますし、東京巧者であったアトミックフォースも

負かし、他の有力馬を抑えてのレコード勝利。

そして、また3連勝目もタイム差なしの勝利。

まさに勝ちどころが分かっているかのような馬で

ある意味では省エネ勝ちともいえ、あの名馬を思い出してしまいます。

テイエムオペラオー。

まあ流石に言いすぎ感はありますが、勝ち方はパッとしないというか

分かりやすく言えば、華がないのかもしれませんが、こういうしぶとい

勝ち方をする馬というのは、見た目以上に強い馬だと思います。

僅差で勝つものだから、なかなか人気にならないのですが

レースに行くといつもギリギリでも勝ってしまう。

ザダルもそんな馬かもしれません。

それに前走のプリンシバルSは、2着馬の鞍上は川田騎手で

3着馬の鞍上はレーン騎手でした。

ザダルの鞍上は、今回と同じ石橋騎手ですが、騎手力の差から見ても

この勝利は大きかったと言えます。

キャリアも今回でまだ4戦目ですからね。

このまま勝ち続けてくれたら、本当面白い存在となりそう。

気になる有力馬2頭。

1頭目はランフォザローゼス。

前走の札幌記念は大敗でしたが、洋芝が合わなかったと思えば

参考外にして良い一戦。

あのO・マーフィ騎手も素質を買っていましたし、前々走のダービーでも

7着とはいえ、ヴェロックスやサートゥルナーリアとはそれほど差のない

競馬をしてましたからね。

今回はダービーで乗った福永騎手が遠征しての再度騎乗ですから、ノーチャンス

だったら来ないはずなので、十分狙えると思います。

しかも、前走大敗とあって人気も急落する可能性が高く狙いやすい馬とも言えます。

2頭目はニシノデイジー。

前走のダービーは5着と改めて能力の高さを証明してくれました。

ですが、鞍上はやはり勝浦騎手。

騎乗数及び勝ち鞍も減っているので、大きいレースになるほど

狙いづらいと言えます。

本命軸には打てないですが、展開的には前が結構流れてくれれば、末脚が活きるかも

しれません。ただ、あまり後ろ過ぎると厳しい。

ルメール騎手絶賛のルヴォルグ。

前走はかなり強い内容でしたが、洋芝でありタイム的にも

何とも言えない面があり、今回は軽視したい。

血統は間違いなく素晴らしいですが、春の内容から見ると

前走内容だけでは、まだ足りないと見ています。

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