2019スプリングSは逃げ先行馬多すぎ。差し追い込み馬の出番。

出走登録馬19頭。スプリングS。

2019年3月17日(日)は、中山メイン

3歳GⅡスプリングSが行われます。

現在の出走登録馬は19頭。

うち逃げ先行馬は、12頭もいます。

最終的には、フルゲートで16頭なので

3頭は弾かれる計算となります。

それで、仮に逃げ先行馬12頭から3頭が

弾かれたとしても、まだ9頭もいるわけです。

出走頭数の半数以上が逃げ先行馬となれば、流石に

スローペースという事は考えづらく、平均ペースよりも

確実に早い流れになりそう。

そうなれば、逃げ先行馬にとっては、息の付けない苦しい

流れになるはずで、差し追い込み馬が有利になる可能性は

高いと言えます。

また、今回人気になるであろうファンタジストやクリノガウディー

などは、どちらも先行タイプの馬。

有力馬が厳しい流れとなれば、人気馬が総崩れとなる

可能性も十分考えられます。
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出走登録馬19頭の分析。

まずは、今回の出走登録馬について1頭ずつ分析

していきたいと思います。

アンクルテイオウ。差し馬。

前走4戦目にして、ようやく未勝利戦を脱出。

しかし、現段階でいきなり重賞は厳しいでしょう。

エメラルファイト。差し馬。

朝日杯は、後方から追い込んで6着も上り最速。

今回は展開も向きそうなので、チャンス。

カラテ。先行馬。

8戦目にして未勝利戦を突破。

流石に今回のメンバー相手では厳しい。

キュアン。先行馬。

ダート馬。

新馬戦では、芝レースを経験していますが

大敗。流石にここでは。

クリノガウディー。先行馬。

今回人気の一角となるであろう馬。

朝日杯2着の実績は、大きい。

アドマイヤマーズには完敗したものの、最強2歳牝馬

グランアレグリアに先着したのは、アドマイヤマーズと

クリノガウディーの2頭のみ。

ただ、ペースが上がってどれだけ対応出来るかが鍵。

ゲバラ。追い込み馬。

展開は合いそうですが、他の差し追い込み馬と比べると

ちょっと物足りない感があります。

新馬戦も上り最速で勝ったとはいえ、メンバーレベルは微妙。

この時のメンバーでその後、未勝利勝ちをした馬は、まだ1頭もおらず。

コスモカレンドゥラ。逃げ先行馬。

今回は、この馬がキーポイントになりそう。

若葉ステークスにも登録をしており、どちらの

レースを選択するかですが、もしスプリングSを

選択すれば、まず展開はスローにはならなそう。

この馬の逃げ先行の粘り腰は、有力馬に乗っている各騎手

ともに知っているでしょうから、まず単騎逃げや楽な

先行はさせないでしょう。

それを踏まえるとコスモカレンドゥラが出走してくれば

平均以下のペースは、まずないと言えます。

コスモカレンドゥラとしては、先行激化のこのレースよりは

明らかに若葉ステークスの方が競馬をしやすいので迷うでしょうね。

シークレットラン。差し馬。

先行も差しも出来る自在性のあるタイプ。

前走の京成杯は、前がスローすぎて完全に

先行馬有利の行った行ったの競馬。

シークレットランもある程度前目の位置で

競馬をするも、及ばずの4着。

ただ、1走前の葉牡丹賞は、かなり強い競馬を

しており、今回は展開面でも有利なので、後ろから

じっくりと競馬をすれば、好結果が望めそう。

現時点で間違いなく重賞級の力はある馬と言えます。

タガノディアマンテ。差し馬。

先行もできるタイプですが、差しの方が

味の出るタイプ。

前走のきさらぎ賞は、勝ち馬ダノンチェイサーには

完敗でしたが、最後方から上り最速で追い込んで2着。

今回も同じような競馬をして、どれだけ好走出来るか。

展開は向くと思うので、チャンスでしょう。

ディキシーナイト。先行馬。

1400mでも2000mでも勝つなど、距離適性の

幅が広く、脚質も万能タイプと言えます。

かなりポテンシャルの高い馬だとは思いますが

全5戦中勝ちに導いたのは、ルメール騎手とマーフィ騎手。

今回は石橋騎手。この馬の力を出し切れるかが鍵。

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ニシノカツナリ。差し馬。

今回もっとも注目している1頭。

新馬戦は、スローペースで前残りの展開

でしたが、上り最速で3着を確保。

このレースで1着のザダルは次戦の500万クラス

でも勝利。そして、4着馬のフォルコメンも次走

未勝利戦を勝利しています。

続く2戦目は完勝。

ここでも上り最速を繰り出し、強い競馬を見せました。

そして、2戦目のメンバーも2着~4着までに

入線の馬がその後それぞれ未勝利戦を勝ち上がっています。

それを踏まえると、ニシノカツナリがかなり力のある

素質馬であると言えるでしょう。

展開もハマりそうで、軽視できない馬だと言えます。

出走出来れば、十分狙う価値のある馬でしょう。

ヒシイグアス。逃げ馬。

超高額馬という事で有名な馬ですが、今回は

展開が向かないような気がします。

3戦2勝の力は認めますが、厳しいでしょう。

ファンタジスト。先行馬。

今回1番人気に支持されそうな馬ですが

やはり1800mという距離不安はぬぐえません。

前走の朝日杯も厳しいと思っていましたが

4着と好走したのは立派でした。

ただ今回はさらにもう1ハロン伸びるわけで

展開も考えると、ちょっと厳しいと思います。

実績は一番ですけどね。

フィデリオグリーン。逃げ馬。

5戦目にして未勝利戦を突破。

逃げ馬ですが、今回は同型が多く逃げれず

厳しい競馬が予想されます。

モズベッロ。先行馬。

前走は、デムーロ騎手の好騎乗で未勝利戦を勝利。

上手く勝たせたという印象。

今回も先行策ならば、厳しいでしょう。

ユニコーンライオン。先行馬。

前走のつばき賞は、ワールドプレミアとの

勝負に敗れ2着。

今回この馬が好走すれば、ワールドプレミアの価値が

上がると思いますが、果たしてどうでしょう。

展開は向かないと見ています。

リバーシブルレーン。先行馬。

前走のベゴニア賞は、モレイラ騎手が乗って3着。

今回は流石に厳しいでしょう。

リーガルメイン。差し馬。

前走の京成杯は、やや出遅れ気味のスタート。

スローペースで展開が全く合わない中

上り最速で追い込んで5着。

今回は展開が向きそうなので、ワンチャンありそう。

ロジャーバローズ。先行馬。

先行してかなり強いイメージのある馬。

今回手綱を握る川田騎手にぴったりの馬ですが

展開を考えると、かなり厳しいと思います。

スプリングSは差し追い込み馬推し。

エメラルファイト、シークレットラン、タガノディアマンテ、

ニシノカツナリ、リーガルメイン。一応ゲバラも抑え。

この6頭の馬をオススメします。


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