2019東海S、AJCC結果。インティ強し、目覚めたシャケトラ。

2019年東海S(GⅡ)結果

1月20日(日)の中京メイン競走は、東海S(GⅡ)

ダート1800m戦。

注目は、圧倒的1番人気のインティ。

破竹の5連勝で一気のOP入りを果たし、即重賞挑戦。

単勝1.4倍というぶっちぎりの支持を受け

臨んだ今回のレース。

大方の見方では、ほぼ勝ちは確定という声でしたが

それでも、流石にOP重賞ともなれば、簡単にはいかないという

意見もあったのではないかと思います。

しかし、終わってみれば、大楽勝。

ステッキも一発だけ軽く入れただけで、まさに完璧とも

言える内容での勝利。

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いきなりGⅠ馬を脅かす存在となりました。

鞍上の武豊騎手も久しぶりに良い馬に出会えたと喜んで

いる事でしょう。

今ダート界は、筆頭がルヴァンスレーヴ、続いてオメガパフューム、

ゴールドドリーム、ケイティブレイブと上位の3強ないし4強で占められて

いますが、その中に割って入れるのは、今インティのみと言えるでしょう。

いや、もしかするとこの4頭さえも凌駕する力を持っているかもしれません。

インティも順調にいけば、次走はフェブラリーS。

ついにGⅠ馬との対決になります。

ルヴァンスレーヴが出てくれば、ちょっと厳しいかとも

思いましたが、今回は出走しないようですので、十分チャンスがありそう。

ただ、敢えて不安材料を上げるとすれば、今回の東海Sは全く揉まれる事も

突かれる事もなく、終始この馬のリズムで競馬が出来ました。

時計は早かったですが、GⅠ級のレースになれば、時計よりも

馬のリズムを崩さず走らせる事が重要になります。

スピード能力がずば抜けているインティですから、そんな不安は

必要ないのかもしれませんが、やはり強い馬には、周りも対策をしてくるので

自分の競馬をさせないような工夫をしてくる可能性もあります。

とはいえ、まだGⅡ勝ちの身ですから、そこまでマークはきつくならないと

思いますが、インティがマークされても動じる事のない馬ならば、まさに

パーフェクトと言えるでしょう。

今後どこまで行けるかが楽しみですね。

2着に入ったチュウワウィザードも、まだ4歳になったばかりですからね。

これからが本当に楽しみな1頭です。

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2019年AJCC結果。

1月20日(日)中山メイン競走は、AJCC(GⅡ)。

芝2200m戦で注目の馬は、フィエールマン。

昨年の菊花賞馬です。

この馬がどんなレースをするかが、非常に焦点だったのですが

結果は、あと少しと言える2着。

一応この馬の力はしっかり出せたレースではありましたが、予想とは

かけ離れたスローペース。

そのため1年1か月ぶりのレースながら、しっかりと仕上がっていた

シャケトラに粘りこまれての惜負。

シャケトラは、本当に良い位置で競馬をしました。

スローの瞬発力勝負であれば、この馬の瞬発力もなかなかの

ものなので、先団にいた分の勝利と言えました。

鞍上の石橋騎手もまさにしてやったり。

当初鞍上になる予定だった戸崎騎手からの代役騎乗。

さらにフィエールマンとは、3戦に渡ってコンビを組んできた

間柄だっただけに、ある意味借りを返した格好となりました。

ルメール騎手も、シャケトラ(石橋騎手)にあの競馬をされたのでは

仕方がないと言えますね。

一方、一番良くない競馬をしてしまったのが、ジェネラーレウーノ。

瞬発力勝負には、全く向かないこの馬が逃げれず番手の競馬をした

事で、スローの瞬発力勝負歓迎の馬達の独壇場になってしまいました。

3着メートルダールもスローの瞬発力勝負は得意ですからね。

でも、良く考えたら、逃げたステイインシアトルは、ノーザンファームの生産馬。

フィエールマンが来やすいペースを演出した可能性も無きにしも非ず。

勝ったのは、違うノーザンファームの生産馬でしたがw

ですから、結果的にはジェネラーレウーノが行かなかったのではなくて

行けなかったのかもしれません。

ただ、やっぱりフィエールマンは負けてなお強しと言える印象を受けました。

ちょっと運がなかったですね。

シャケトラも、まだまだGⅠ戦線でも活躍が期待できそうです。


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