2019ヴィクトリアマイル。レッドオルガVSプリモシーン!

東京巧者の切れ者対決!

2019年5月12日(日)は、東京メインGⅠヴィトリアマイル。

牝馬のマイルGⅠ。

ここで、注目すべきは2頭の馬。

いずれも東京巧者であり、尚且つ瞬発力勝負大得意の

レッドオルガとプリモシーン。

レッドオルガは、初勝利が3歳春、そしてOP入りも昨年4歳秋と

出世がかなり遅れましたが、堅実に力をつけ1走前の東京新聞杯では

並みいる強豪牡馬相手に2着と好走。

同馬は、とにかく左回りが大得意。

近走は右回りでもまずまずやれるようになっていますが

本質的には、左回り専用馬と言っても過言ではないくらい

左回りコース特に東京コースに良績が集中しています。

そして、今回はまさにベストの東京、府中マイル!

GⅠと言えど、牝馬同士ならば勝ち負け出来るレベルに

あるでしょう。

力的にも今が一番ピークである事は間違いなく

最高の舞台がやってきたと言えるでしょう。

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一方もう1頭の馬プリモシーンですが、こちらは2歳時に

2戦目で初勝利を飾ると、明け3歳ですぐにGⅢフェアリーSを

勝利し、堂々OP入りを果たしました。

しかし、その後は出遅れ癖と鞍上の戸崎騎手との呼吸も

合わなかったのか、桜花賞、NHKマイルとあまり振るわない成績でした。

ただ、NHKマイルCは出遅れて、直線でごちゃついたにも

関わらず掲示板の5着に入線した事で能力の高さは証明しました。

ですが、陣営も流石に我慢出来なかったのもあったのか

鞍上を戸崎騎手から北村宏司騎手へと変更。

NHKマイルC後の関屋記念では、その効果もあってか

見事優勝!これで重賞2勝目となりました。

続く秋華賞は、位置取りが後ろ過ぎた事も影響してか

上がりはアーモンドアイの次に良い2位の末脚でしたが7着。

次走のターコイズSは、一番人気に支持されるもビュイック騎手の

早仕掛けと圧倒的に外の馬場が不利だった事も重なり8着と惨敗。

ですが、前走のダービー卿CTでは、鞍上の福永騎手が上手く乗り

勝ち切るまでは出来ませんでしたが、内容的には上々の2着。

福永騎手と言えば、牝馬の短距離やマイル戦が結構得意なイメージが

あり、プリモシーンとも相性が良さそう。

今回のヴィクトリアマイルも継続騎乗という事で、十分チャンスがありそうです。

そして、プリモシーンの末脚が最大限に活きるコースと言えば

やはり府中マイルでしょう。

近走は、出遅れ癖も解消してきて気性も大人になってきたのでしょう。

しっかりとスタートを決めて好位から競馬を進める事が

出来れば、ヴィクトリアマイルでも勝ち負けになるでしょう。

ペース予想は、間違いなくハイペースになると見ています。

アエロリット、クロコスミア、ミッキーチャームなどは確実に

前に行くでしょうし、アエロリットはとにかくある程度のペースで

逃げる競馬が理想ですからね。

昨年の安田記念では2着になった馬なので、怖い存在ではありますが

前走は海外での一戦を消化しており、今回は昨年ほどの出来には

まだないと見ています。

ミッキーチャームも前走は、スローペースの前が止まらない馬場という恩恵も

味方をしての勝利でしたから、正直今回はあまり怖くない存在。

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侮れない存在と言える馬は3頭。

1頭目は、やはりラッキーライラックです。

前走の阪神牝馬Sは、完全に消化不良とも言えるレース内容。

全くこの馬の持ち味を生かす事が出来ないままレースが終わってしまいました。

今回は能力を発揮できれば、そこそこやれると見ています。

鞍上が活かし切れるかが鍵ですね。

2頭目は、ワントゥワン。

昨年の関屋記念では、上がり最速でプリモシーンに迫った馬。

あの時、プリモシーンが斤量51キロで同馬は54キロでした。

今回は同斤量となるため、能力的に差がなければ逆転もありそう。

ただ鞍上予定が中谷騎手と言う事もあり、相当下位人気になるのと

やはり追い込み馬だけに仕掛けどころが重要という点ではマイナス材料が多い。

3頭目は、デンコウアンジュ。

前走の福島牝馬Sは、実に2歳時のアルテミスS以来の重賞勝利でもあり

その時以来の勝利でもありました。

この流れを生かして、得意の府中マイルで一発あるかもしれません。

まだまだ衰えていない6歳馬。最後のGⅠ獲りチャンスの予感。

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