2019弥生賞(GⅡ)注目はラストドラフトとニシノデイジー。

ホープフルSからの感想。(ニシノデイジー)

昨年の2歳GⅠホープフルSは、サートゥルナーリアが

とにかく強かったという印象は、誰もが感じたでしょう。

直線で馬群を抜け出してからは、鞍上のデムーロ騎手が軽く

追っただけで、余裕の1着でしたからね。

その一方で、もう1頭強い競馬をしたのが、3着のニシノデイジー。

2着のアドマイヤジャスタは、展開が向いた事と鞍上のルメール騎手の

力が大きかったわけで、それほど強いと言った印象はありませんでした。

今のところGⅠで勝ち負け出来るほどの器には成長していない感じです。

さてニシノデイジーに話を戻しますが、ホープフルSでは、道中4番手を追走

していたのに、4角では立ち遅れて9番手まで下がってしまいました。

そして、ようやく馬群から出てこれたのは、残り2ハロンを切ってからでした。

もうすでに前は決着がついていた感じではありましたが、追い出してからは

しっかり反応して3着を確保。

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良く馬券内に来れたなという印象の一方、スムーズならば、

間違いなくアドマイヤジャスタとの2着争いに加われていた事でしょう。

正直直線であの競馬をして3着になれたのですから、強さは間違いないと思います。

ただ、問題は鞍上。

やはり、ここ十年近くは、大きい舞台を経験していない騎手でもあり、

GⅠ勝ちも2007年の朝日杯ゴスホークケンでクラシックでは

あまり目立った活躍をした事がない騎手。

それでも、今回はGⅡで1番人気にはならないでしょうから、あまりプレッシャーは

ないと思いますが、東スポ杯(GⅢ)の時のようにこの馬の力を出し切れるかが課題。

馬は間違いなく今回のメンバーの中でも一番強いと見ています。

勝浦騎手にとっては試金石の一戦ですね。

ここで良い競馬が出来ないようだと、次走は上位騎手への変更と

なる可能性もあり得るでしょう。

頑張ってほしいところです。

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京成杯優勝馬ラストドラフトについて。

前走の京成杯(GⅢ)は、スローペースの流れを

2番手で追走し、直線は余裕を持っての快勝。

クラシックが近づくにつれ、成長力を増している中の1頭。

このレースで敗れた2着馬ランフォザローゼスは、新馬戦を

快勝後、2走目の葉牡丹賞では、ハイペースの中1頭だけ

先行5番手から2着を確保するという驚異的な粘りを見せた馬。

モレイラ騎手が乗ってたとはいえ、中々の強い競馬をした馬を

京成杯では、楽に離して余裕の1着でしたからね。

また、4着のシークレットランは、前走の葉牡丹賞で豪快な

差し切りをして勝った馬で、京成杯では1番人気の支持でした。

展開が向いたとはいえ、中々の相手に新馬勝ちの1勝馬とは思えない

強さを見せましたので、かなりの素質馬と言えます。

ルメール騎手も、サートゥルナーリアに万が一の事があった場合も

備えて、番手の馬には、このラストドラフトに期待をかけていると

言えるでしょう。

また、現在の中山コースは開幕2週目という事もあり、先週と同じで

先行馬有利の馬場なはずで、ラストドラフトには、ぴったりの条件。

おそらく1番人気に支持されるでしょう。

また、このレースはディープインパクト産駒が

活躍しやすいレースです。

ラストドラフトは、母マルセリーナの父がディープインパクト。

ここもあっさり勝ち切ってしまうようなら、もしかすると

サートゥルナーリアにとっては、一番のライバル馬になる

可能性もありますね。

ルメール騎手もきっと悩ましい選択となるかもしれませんね。


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