2020年GⅢシンザン記念!ルーツドールVSタガノビューティ!

名馬への第一歩。シンザン記念!

2020年1月12日は、京都でメインGⅢシンザン記念が

行われます。

シンザン記念は、共同通信杯と同じく出世レースとも呼ばれていて、

このレースを勝った馬は、後に名馬と呼ばれる馬になる事が多い

レースと言えます。

近年では、シンザン記念を制したアーモンドアイがその後、牝馬

クラシック3冠を制し、超一流と呼ばれるほどの馬となっています。

また名牝と言われたジェンティルドンナも3歳時に同レースを

制しており、近年は牝馬が勝つとその後の出世が期待できる

レースとしても注目されています。

今年は牝馬が3頭出走する予定となっていますが

その中でも特に期待されている馬が1頭います。

その馬の名は、ルーツドール!

レース経験は、まだ新馬戦の一戦のみですが、この時の

勝ちっぷりが見事というか圧巻と言うべきレースでした。

直線でルメール騎手が軽く仕掛けると、鋭く反応し一気に

後続を突き放し完勝。

ルメール騎手は、思ったほど手応えを感じなかったのか

直線でムチを数発入れて追い出していましたが、終わってみれば

2着に0.8秒差をつけての余裕の勝利。

走破タイムも1分33秒3という新馬戦では破格の時計。

能力の高さを証明した新馬戦となりました。

前走後は、ノーザンファームしがらきで調整後、帰厩。

仕上がりは順調で調教でも抜群の動きを披露。

シンザン記念の出走馬の中で調教は最高評価をつけている

専門家が多く、新馬戦より間違いなくパフォーマンスを

上げてくる今回は楽しみの方が大きいと言えます。

シンザン記念の内容によっては、阪神ジュベナイルフィリーズを

レコード勝ちしたレシステンシアと対等に渡り合える存在となるかもしれません。

そして、シンザン記念を制すれば、牝馬として今後の出世が期待できる

馬となるでしょう。

いずれにしても、新馬戦の成績から圧倒的一番人気となりそうです。

今回は川田騎手が鞍上となり、ルメール騎手はサンクテュエールでの参戦。

この選択をどう見るかですが、能力値でいけば、やはりルーツドールが

上と見て良さそう。

朝日杯好走で能力証明のタガノビューティ!

牝馬のような名前の馬ですが、牡馬タガノビューティ!

新馬戦、そして1勝クラスとダートを中心に使われてきた馬

でしたが、前走は初芝でGⅠ朝日杯フューチュリティステークス。

優勝したサリオスの強さが際立ったレースではありましたが

初の芝レース、しかもGⅠでいきなりの4着は立派。

走破タイムも1分33秒6と2歳戦ではかなりの好タイム

であり、能力の高さを証明しました。

朝日杯組は、シンザン記念との相性も良く、前走4着馬が

馬券に絡むことも多いので、朝日杯で4着のタガノビューティには

申し分のないデータとも言えます。

今の力入る京都の馬場もダートをこなしてきている事から

むしろ歓迎材料で、他馬が気にするようならば、プラスと言えます。

ノーザン生産馬が活躍する昨今の重賞競走ですが、3歳になったばかりの

今であれば、非ノーザン生産馬のタガノビューティでも好勝負が出来そう。

タガノビューティは西園厩舎の馬であり、鞍上は和田騎手。

今回は間違いなく力の入る一戦でしょう。

牡馬が勝つか、牝馬が勝つか、楽しみな一戦です。


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