2020年京王杯スプリングカップ!連覇濃厚!タワーオブロンドン!

GⅡ京王杯スプリングカップ!1強!

さて2020年5月17日は、東京競馬場で牝馬のマイル戦GⅠ

ヴィクトリアマイルが行われますが、まずはその前に前日の

東京競馬場では、GⅡ京王杯スプリングカップが行われます。

ヴィクトリアマイルへの勝負資金を増やすのには、最善のレース。

しかし、とは言っても、勝つ馬はもう決まっています。

それは、文句なしにタワーオブロンドンでしょう。

何と言っても、今年のメンバーレベルはかなり微妙。

スプリント戦のスペシャリストは沢山参戦してきますが

1400m戦の実績は、ほぼない馬達ばかり。

今回の京王杯スプリングカップには、スプリント戦では

ライバル馬とも言えるダノンスマッシュも参戦していますが

3歳時の春以降は、ずっとスプリント路線で競馬をしてきました。

ダノンスマッシュに関しては、折り合い面にも若干不安が

あり、距離が伸びるのは良いとは思えません。

さらに付け加えて言えば、本格前とはいえ、1400m戦で勝利は

あるものの、重賞では惨敗しており、今回は凡走の可能性も十分あり得ます。

レッドアンシェルやセイウンコウセイなどにしても、1200mでは

好走していますが、1400m戦ではパッとしない成績。

ですので、このくらいの力では、タワーオブロンドンが

いくらトップハンデとはいえ、まず勝ち目はないでしょう。

マイル組もお手上げか?タワーオブロンドンが強い!

こうなると、スプリント路線組では歯が立ちそうも

ないので、マイル路線組ならワンチャンあるかと考えます。

ところが、京王杯スプリングカップはとにかくスピードの持続力が

要求されるレースで、スプリントでも対応できるくらいの力がないと

正直厳しいでしょう。

よって、マイルCS覇者のスティルヴィオやNHKマイルC覇者の

ケイアイノーテックでは、やっぱりスピード値が少し足りない。

おそらく1分19秒台の時計になってしまうと、ついていけない

可能性が高いと見ます。

ある程度馬場が渋れば、ワンチャンくらいはあるかもしれませんけどね。

タワーオブロンドンにマイナス材料があるとしたら?

タワーオブロンドンに不安材料があるとしたら、やはりそれは

今春2レースの成績でしょう。

昨年の秋からのレースぶりを見ても、今春の内容は間違いなく悪いです。

状態面が良くなかったのは確かでしょう。

プラス前走は、重馬場でタワーオブロンドンには向かない馬場だったとも言えます。

そういった意味では、今回のレース前の調教内容はかなり重要でしょうね。

昨秋のような動きが戻っていれば、ここでは負けないと思います。

相手は、1400m戦でこその穴馬2頭!

何度も言いますが、今回タワーオブロンドンはともかく、他の

メンバーはスプリント寄り、マイル寄りの馬ばかり。

こうなれば、もしかすると、1400m戦が得意な馬の

台頭が十分あるかもしれません。

そして、何と言っても、おススメする2頭の穴馬は

過去に府中の1400m戦において、どちらも

1分19秒台のタイムで走破しています。

まず1頭目は、ストーミーシー。

正直かなり力のある馬だと思って見てきたのですが

騎手に恵まれないパターンが多くあり、勝ち切れるはずの

レースを何度も逃してきました。

1走前の東風Sでは、鞍上の好騎乗があり、久々に勝利しましたが

ストーミーシーのベストは1400m。

しかも、東京や新潟コースが一番合うと見ています。

昨年の京王杯スプリングカップは、やや後方から脚を伸ばして8着。

ただ勝ったタワーオブロンドンとの差は、0.4秒とそんなに大きくは

負けていませんでしたので、展開や位置取りでもう少し前進があるのではと

見ています。

ずっと使い詰めで来ている点は、不安ですが、今回鞍上は田辺騎手。

これまで乗ってきた騎手と比べれば、穴馬の鞍上としては

悪くない騎手ではないでしょうか。

東京コースも得意ですからね。

もう1頭は、ラヴィングアンサー!

前走のOP特別スプリント戦を勝っているというのも

良いですし、昨年の今頃に行われた東京1400m戦では

1分19秒5という走破タイムで優勝しています。

この時の上りも最速で2着以下を完全に抑えての楽勝。

そして、昨年タワーオブロンドンが勝った京王杯のタイムが

1分19秒4でしたので、このタイムと0.1秒しか変わらない

わけで、展開さえハマればかなり注意が必要な1頭です。

鞍上は前走勝利した時と同じ吉田豊騎手ですから

相性面でも良さそうです。

良績も4月前後に集中しており、状態面もこの時期は

良いのでしょう。楽しみな一頭です。

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