地方交流重賞では別馬！ケイティブレイブ。
前走の東京大賞典は８着とこれまでの地方交流重賞では
あり得ないくらいの惨敗を喫したケイティブレイブ。
ですが、久々を叩かれての２戦目。
そして、先行馬に圧倒的不利なレース展開になった事も
大きな敗因と言えます。
何と言っても、普段いないはずのポジションに
ゴールドドリームがいて、ケイティブレイブに
とっては終始圧を受ける競馬。
マークがきつかった分もあり、脱落した感も
否めません。
ですので、前走は度外視していい内容と言えます。
差しが決まりやすい大井競馬場でもありましたから。
しかし、今回は得意の川崎競馬場。左回りコース２１００ｍ戦。
こちらのコースは、前に行った馬がなかなか止まらない。
それを考えると、今度はケイティブレイブに向きそうなイメージがあります。
そして、鞍上も今年のTCK女王盃でマドラスチェックを優勝に
導いた森泰斗騎手に替わり、勢いも買えます。
インティやアングライフェンなどの有力馬も来ないようですし、
まあ余程展開的に前が不利にならない限りは、好勝負可能でしょう。
GⅠ２勝目を狙うチュウワウィザード！
今回一番人気は、ほぼ確実であろうチュウワウィザード。
前走のチャンピオンズカップこそ４着に敗れましたが
相手は世代NO１の呼び名の高い馬ばかりで、かなりレベルの高い一戦
でしたから、負けてなお強しの印象は変わりません。
そして、今回の川崎記念には、チャンピオンズカップの上位３頭は
出走して来ず、まあ順当としてチュウワウィザードが一番強いという
認識で問題ないでしょう。
チュウワウィザードにとっての一番の相手はケイティブレイブただ１頭。
勢いは、間違いなくチュウワウィザードにありますが、やはり
地方交流重賞では崩れないケイティブレイブは侮れない存在でしょう。
同馬を力でねじ伏せる競馬をしてこそ、次世代NO１の座が見えてくると言うもの。
チュウワウィザードにとって昨年は、まさに飛躍の一年となりましたが、さらに
成長を遂げて、ゴールドドリームやクリソベリルにも迫れるくらいの馬と
なって欲しい所です。
まあゴールドドリームは引退するかもしれませんけどね。
他の有力馬について。
まずは、昨年の川崎記念覇者ミツバですが、流石に衰えたなという印象です。
今年は８歳ですし、昨年も川崎記念優勝後は、勝ち鞍どころか馬券内にも
入れないレースが続いており、正直今回は厳しいでしょう。
良くても３着ではないでしょうか。
そして、早々にマーフィー騎手を確保したデルマルーブルですが、
浦和記念でケイティブレイブにあっさり負けた所を見ると
正直厳しいと見ます。
それもケイティブレイブが斤量５８キロで
デルマルーブルは斤量が５４キロでしたからね。
とてもチュウワウィザードには太刀打ちできないのでは
ないでしょうか。
鞍上がマーフィー騎手でも良くて２着。いや３着に入れば良い方かもしれません。
ところでチュウワウィザードの鞍上が決まってないようなのですが
川田騎手ではないのでしょうか。
もしかして、前走騎乗した福永騎手が継続騎乗するのでしょうか。
まあどちらにしても、馬の能力は抜けているので、勝ち負けは
間違いないでしょう。
